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超小型プロジェクター・医療管理システム・米家電量販店破綻・LED照明関連・スマートフォン故障率

2008-11-13 22:51:38 | Dニュース

オーエス-ポケットサイズの超小型プロジェクターを発売へ-
(2008/11/12  CNET)

オーエスと関連会社のホームシアターは11日、米国テキサス・インスツルメンツの「DLP Picoチップセット」を採用した、約120gの超小型プロジェクター「Optoma pocket projector PK101」(PK101)を発表した。11月20日からオンラインのApple Storeにて先行予約が開始される。価格はオープンだが、店頭想定価格は5万円前後と見られる。
PK101は、高さ17×幅51×奥行き105mm、重量約120gの超小型プロジェクター。同社によると米国テキサス・インスツルメンツのDLP Picoチップセットを採用した初のポケットプロジェクターだという。DLP Picoチップセットは08年2月に開発発表された携帯端末用の映像デバイス。08年度中の量産開始が報じられていた。
光源にはLEDを採用し、小型化をサポートするとともに約2万時間の長寿命使用を実現。投射距離は0.15~2.63mで最大66インチ相当の大画面投影ができるとのことだ。コントラスト比は1000対1、輝度は10ルーメンとなる。
電源はリチウムイオンの充電池を採用し、AC電源を接続しての使用も可能。充電池での使用は満充電で最長約2時間の連続使用ができる。コンポジットビデオ入力、2.5mmミニピンジャック入力を備えたほか、スピーカーも内蔵する。
本体のほか、リチウムイオンの充電池2個、ミニUSBケーブル、ACアダプター、コンポジットケーブル、ミニ三脚用ブラケット、ソフトケースが付属する。
12月1日に全国のApple Store(札幌、福岡は12月2日)で先行店頭販売をスタートし、12月19日から一般発売されるとのこと。

米Intel-在宅患者向け医療管理システム「Health Guide」を発表-
(2008/11/12  Itmedia)

米Intelは10日、高齢者や慢性疾患を持つ患者に治療を提供する医療機関を対象とした遠隔医療管理システム「Intel Health Guide」を発表した。同システムは7月に、米食品医薬品局(FDA)の認可を受けている。
Intel Health Guideは、自宅で患者が使用する医療機器「Intel Health Guide PHS6000」と、オンラインインタフェース「Intel Health Care Management Suite」を組み合わせ、医療機関が在宅患者を遠隔からチェックし、アドバイスなどを提供できるようにする。同社は医療保険会社や医療機関と協力し、米国内での予備実験を開始する計画。
Intel Health Guide PHS6000は、タッチスクリーン画面、マイク、スピーカー、ビデオカメラ、USBポート、Bluetooth接続機能、40GバイトのセキュアなHDDを備え、ブロードバンドに接続できる。患者の血圧や心拍数のデータ管理、処方せんや医師の診察などを患者に知らせる通知機能、患者と医療機関との通信ツールを含むインタラクティブなツールを提供。医療機関は患者の症状を常に把握でき、患者は自宅にいながら症状について問い合わせることができる。
またIntelは大手医療機関と提携し、慢性疾患に関する情報や対処法などの情報を患者に提供する。医療関連の非営利団体Mayo ClinicからはMayoClinic.comで提供されているコンテンツのライセンス供与を受け、Health Guideで提供するという。また米心臓病協会(AHA)は、予備実験に参加する心臓疾患を持つ患者向けに、同協会のガイドラインに基づくケアプランを提供する計画。

米家電量販店2位のCircuit City Storesが破綻-日系メーカーが影響?-
(2008/11/11  WSJ・Itmedia・日経)

米国の大手家電量販店Circuit City Storesは米国時間の11月10日、ヴァージニア州リッチモンドの連邦破産裁判所に対し、連邦破産法11条の適用を申請した。8月末時点の負債総額は23億2000万ドル(約2300億円)。
個人消費の冷え込みによる販売不振は、業界第2位の同社でさえ飲み込んでしまった。すでに市場では信用収縮のあおりで一部のベンダーから支払い条件を厳しくされていたことなどもあり、経営難に陥っていた。米国時間の11月3日には米国内の721店舗のうち150以上の店舗を閉鎖し、従業員の17%をレイオフすると発表しており、それを受けて業界最大手のBest Buyが資産吸収の検討をほのめかすなど、急激な変化が起ころうとする中での申請となった。
債権者の数は10万を超えているともされており、今後中堅中小企業への影響も懸念される。
Circuit Cityの店舗でパソコンやプリンターを販売しているHPは、Circuit Cityにとって最大の無担保債権者。HPに続いて韓国サムスン電子が1億1600万ドル近く、ソニーは6000万ドルの債権を抱えている。さらに、同社が裁判所に提出した書類によると、債権者上位には、東芝、オリンパス、ニコン、パナソニック、三菱電機など日本メーカーが並ぶ。
年末商戦を控えて米個人消費が一段と冷え込むなか、取引先企業からの資金回収難がメーカーにとって新たな重しとなりそうだ。

丸善電機-トヨタすまいるライフとオールLED照明のモデルハウスを完成-
(2008/11/12  日刊工業新聞)

丸善電機(兵庫県伊丹市)は、トヨタすまいるライフ(愛知県豊田市)と共同で、室内や外灯などすべての照明を発光ダイオード(LED)にしたモデルハウス1棟を完成した。09年3月まで住宅用LED照明の商品化に向け、実証試験を行う。「すべてがLED照明の家は世界初では・・」(善積社長)という。
モデルハウス用に16種類のLED照明器具を、半年間かけて開発した。LED照明の合計投資額は約500万円。約100平方メートルのモデルハウスにはリビング用の主照明のほか、壁面ブラケットライト、食卓用ペンダントライト、フットライトなどさまざまなLED照明を設置。実際の家に設置することで日常生活に必要な光量や問題点を洗い出し、商品のワット数や照明器具の形の決定に生かす。すべての照明をLEDにした場合の想定価格は約100万円。蛍光灯に比べ2~3倍するが、電力代が約半分となるほか寿命が約4万時間と長いため、取り換えの手間が省ける。さらに天井埋め込み型のダウンライトが蛍光灯の約100mmから14mmへ薄型化できるなど、デザイン面の利点をアピールする。
丸善電機の08年3月期売上高約70億円のうち、LED照明の売り上げは約1億円。室内用LED照明の商品化で09年3月期に2億円、2010年3月期に4億円を目指す。

パナソニック電工-来春にLED照明器具の品ぞろえを1.8倍へ拡充-
(2008/11/12  日経・日刊工業新聞・産経新聞)

パナソニック電工は11日、09年春に発光ダイオード(LED)照明器具の300の新製品(品番)を発売し、品ぞろえを現在の1.8倍の700に増やすと発表した。同社は国内のLED照明市場で5割強のトップシェアを持つが、明るさや効率に優れた省エネ製品を投入して東芝ライテックなど競合他社を引き離す。
住宅や商業店舗向けのLEDダウンライトでは、明るさを示す光束、発光効率が業界最高で調光もできる小型ライトを発売する。オフィスビル向けに消費電力を抑えたベースライトなども投入、品番数を業界2位の東芝ライテックの2倍以上に一気に増やす。
さらに欧米を中心に海外で照明器具メーカー向けにLEDデバイスの販売も強化。設計の標準化や部材の共同調達で製造費用を引き下げ、コスト競争力を高める。国内、海外あわせて07年度73億円だったLED照明事業の売上高を、2010年度に150億円、2012年度にパナソニック電工のLED照明事業全体で現在の約4倍となる売上高300億円を目指す。
欧米でもLEDデバイスに力を入れ、米国とドイツの子会社でLEDモジュールやLED用電源を拡販する。
同社のLED照明の国内シェアは5割強。国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に物資を補給する宇宙船の照明への採用も決まっており、こうした実績もアピールする。

米保証会社の調査-BlackBerryの故障率はiPhoneの2倍?-
(2008/11/12  ZDNet・CNET)

携帯電話機の保証会社SquareTradeが米国時間11月8日に発表した調査によると、Appleの「iPhone」は、使用開始後1年間の故障率でResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry」の半分だったという。
このSquareTradeの調査は、同社保険によって保証される1万5000台を超える携帯電話機を対象にまとめられた。それによると、使用開始後1年間の故障率は、iPhoneが5.6%、BlackBerryは11.9%、PalmのTreoは「Treo」16.2%だったという。
調査会社Canalysが先週発表したデータによると、世界のスマートフォン販売でAppleは現在、RIMを凌いでいる。
SquareTradeは、iPhoneの使用開始後2年間の故障率について、同携帯電話は発売後2年を経過していないため、推定値を見積もっている。それによると、iPhoneの使用開始後2年間の故障率はおよそ9~11%で、BlackBerryは14.3%、Treoは21%となっている。
このデータによると、iPhoneでもっとも多かった障害は、タッチスクリーン関連だったようだ。同携帯電話のすべての障害報告の3分の1を占めている。また、iPhoneユーザーの12%が使用開始後1年間以内に偶発の損傷を報告している。iPhoneを除く携帯電話機の平均は9%となっている。
同調査では、「iPhoneを使っている人なら、iPhoneの偶発的な損傷がよく起こる理由が想像できるだろう。
触ってみればすぐわかるように、iPhoneは非常に滑りやすく、形状も助けにならない。握りにくい大きさで、特に手の小さい人には持ちにくい。この2つの要因のために、iPhoneはこれまでの携帯電話機よりも偶発の損傷が起こりやすくなっている」と述べられている。
同リポートにはまた、使用開始後1年で発生したバッテリー関連のトラブルは、iPhoneが0.5%以下、BlackBerryとTreoは約1%だったと書かれている。
SquareTradeの調査では、小売店で対応されたソフトウェア問題とファームウェアの更新で解決したソフトウェア問題は含まれていない。
ZDNet UKはSquareTradeの調査について、RIMとAppleの両社にコメントを求めたが、本稿執筆時点で回答は得られていない。



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