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7.1chサラウンド・地デジ&ワンセグ・フラッシュディスク・医療モバイル・ヤマハ買収・松下湯沸し事故

2007-02-23 10:58:53 | Dニュース

シャープ-BDプレーヤー内蔵で7.1ch対応のサラウンドシステム-
(2007/02/22 BCN)

シャープは20日、Blu-ray Disc(BD)プレーヤーを内蔵した7.1chサラウンド対応のホームシアター用サラウンドシステム「BD-MPC70」を6月25日に発売すると発表した。価格は105万円。受注生産で販売する。
独自の「1ビットデジタルアンプ」の性能をより高めたサラウンドアンプを搭載。CDの256倍となる11.2KHzの超高速スイッチングで1ビット信号を増幅し、アナログの原音をデジタルでも高音質で出力できる。
左右のフロントスピーカーとサラウンドスピーカーの4チャンネル用として、音を同心円状に放射する新開発のスピーカーも搭載。スピーカーが部屋の全方向に音声を出力することで、干渉やズレを抑えると同時に広いリスニングエリアを確保し、自然な再生音が楽しめるようにした。
システム構成はBDプレーヤー内蔵サラウンドアンプ、フロントスピーカー、サラウンドスピーカー、サラウンドバックスピーカーが各2本、センタースピーカー、サブウーハーが各1本。
7.1chのサラウンド出力が可能で、次世代オーディオフォーマット「ドルビーデジタルプラス」「ドルビーTrueHD」「DTS-HD」に対応する「7.1チャンネルデコーダー」を装備する。HDMI端子で接続した同社製液晶テレビ「AQUOS」や同社製DVDレコーダーと連動して操作できるリンク機能「AQUOSファミリンク」にも対応。
専用リモコンが付属する。
BDプレーヤーは、BDビデオソフト再生時、液晶テレビ「AQUOS」に最適な画像処理を施し、フルハイビジョンで表示可能な画像処理回路を搭載。BDビデオのほか、片面一層式の「BD-RE」「BD-R」、DVDビデオ、ファイナライズ済みのDVD-R/RWなども再生できる。
同時に、1ビットデジタルアンプを搭載し、「AQUOSファミリンク」に対応するAVラック型のオーディオシステム「AN-ACR1」「AN-ACS1」を3月10日に発売すると発表した。
2モデルともに「BD-MPC70」同様、高音質な出力が可能な「1ビットデジタルアンプ」を搭載。音の指向性に優れた10cmワイドレンジウーハー、2.5cmソフトドームツイーターの2チャンネル、2ウェイスピーカーシステムとサブウーハーを内蔵し、センタースピーカーなしでも中抜け感のない音声が広いリスニングエリアで楽しめる。
「ドルビーバーチャルスピーカー」も搭載しており、2チャンネルスピーカーとサブウーハーだけで5.1chのサラウンド効果が得られる。「スタンダード」「シネマ」「ニュース」「ミュージック1」「ミュージック2」「スポーツ1」「スポーツ2」「ナイト」から視聴する映像に合わせて選ぶことができる8種類のサラウンドモードも内蔵した。
デザインは、光沢感のあるピアノブラック調を採用。表面には鏡面シートを使ったシートを使用し、天板と棚板には飛散防止フィルムをラミネートした厚さ5mmの強化ガラスを配置した。
「AN-ACR1」は、「AQUOS」Rシリーズの65、57、52V型、「AN-ACS1」は52、46、42V型に対応する。サイズは「AN-ACR1」が幅1595×高さ410×奥行き469mm、「AN-ACS1」で幅1315×高さ476×奥行き436mm。価格はオープン。実勢価格は「AN-ACS1」が25万円前後、「AN-ACS1」が20万円前後の見込み。
 
マスプロ電工-地デジの全画面表示が可能なデジタルチューナー-
(2007/02/22 BCN)

マスプロ電工は20日、アナログテレビで地上デジタルやBSデジタル、110度CSデジタル放送を受信できるデジタルチューナー「DT400」を3月上旬に発売すると発表した。価格は5万4600円。
地上・BS・110度CSデジタル放送用チューナーを内蔵。画面比率が4:3のアナログテレビで16:9の地上デジタル放送を受信し、比率の違いから黒い枠で縁取られた状態の画面が表示された場合に、画像を拡大して縁を消す「フル画面表示機能」を搭載した。データ放送や電子番組表(EPG)にも対応する。
付属のリモコンは、「DT400」の番組予約だけで、DVDレコーダーやビデオデッキなどに番組を録画できる連動機能を装備。また、地上・BS・110度CSデジタル放送をワンタッチで切り替えられる「放送切り替えボタン」をはじめ、機能や設定を操作する「操作エリア」とチャンネルを選択する「選局エリア」でボタンの配列を分けることで、使い勝手を高めた。
映像出力はD1、D2、D3、D4端子×1、S1、S2端子×2、ピンジャック端子×2を装備。サイズは高さ60×幅275×奥行き270mm。

バッファロー-データ放送に対応したUSBワンセグチューナー新モデル-
(2007/02/22 BCN)

バッファローは21日、USBワンセグチューナー「ちょいテレ」の新モデル「DH-ONE/U2P」「DH-ONE/U2M」を2月下旬から順次発売すると発表した。価格は、受信感度を高める外付けの高感度アンテナが付属した「DH-ONE/U2P」が1万2075円、外付けアンテナを省いたモバイル向けの「DH-ONE/U2M」が1万1300円。
電子番組表(EPG)や字幕放送に加え、06年10月に発売した第1弾製品「DH-ONE/U2」では未対応だったデータ放送に新たに対応。データ放送を利用してPCでテレビを見ながら番組関連情報やニュース、天気予報など、さまざまな情報を見ることができる。
視聴ソフトには同社製「PCastTV for ワンセグ」が付属。EPG/iEPGによる番組予約や録画が可能で、キーワード登録によって関連する番組を自動的に録画予約する「おまかせ録画」にも対応する。
録画しながら追っかけ再生ができる「タイムシフト機能」、録画中に録画済みの番組を視聴できる機能、「レジューム機能」「スキップ機能」なども備える。データ放送の操作はインターネットと同様に項目をクリックして選択・決定できるほか、マウスのホイールやキーボードでも行える。
このほか、外付けの高感度アンテナと、地上デジタル放送に対応したテレビ用のアンテナ端子に接続し、ワンセグを安定して受信できるようにする「F型コネクタ変換ケーブル」をセットにした専用オプション「DH-OP-FA」も3月下旬に発売する。価格は2730円

米アドトロン-HDDに対抗し160GBのフラッシュディスク発売-
(2007/02/22 毎日新聞)

米アドトロンは20日(米国時間)、2.5インチ型の「フラッシュディスク」で、記憶容量が160GBの製品を発売した。フラッシュメモリによる記憶装置で、ノートパソコンなどに搭載すれば、HDDの代わりになる。これまで同社では、2.5型で56GBが最大だった。
ソニーや韓国サムスン電子が昨年、フラッシュディスクを搭載したノートパソコンを発売し、注目を集めていた。当初の製品は記憶容量が32GBどまりだったが、いずれは一段と大容量になりそうだ。
アドトロンの新製品は、大きさが縦100.2mm、横69.9mm。厚さは容量によって異なり、9.5~22.5mm。IDE方式とシリアルATA方式の両タイプを売り出した。データ転送速度は毎秒55MB~70MBで、HDDより大幅に速い。

米Intelと米Motion Computing-医療機関向けモバイル端末を共同開発-
(2007/02/21 Itmedia)

米Intelは20日、医療用の新しいプラットフォーム「MCA」(Mobile Clinical Assistant)を発表した。MCAに基づく初めての医療用モバイル端末として、米Motion Computingが「Motion C5」を発表。Motion C5は、既に米国や英国などの病院で試験的に導入されており、臨床医の高い支持を得ているという。
MCAは、臨床医や看護師が、患者に関する幅広い情報にリアルタイムでアクセスできるよう開発されたもので、Intel初のヘルスケアに特化したプラットフォーム。MCAの開発に当たりIntelとMotion Computingは、電子カルテなどのソフトウェア企業と協力したほか、各国の病院を対象に予備研究も行ってきたという。
軽量で、落下の衝撃にも強いというMotion C5は、防水で、消毒も簡単にできる。ワイヤレス接続機能やデジタルカメラが搭載されているほか、臨床医や看護師の認証のための指紋読み取り機能や、患者のID確認のためのバーコードおよびRFID読み取り機能も搭載されている。
Motion C5の価格は2199ドルからで、07年5月に世界中で出荷開始予定。

ヤマハ-「HYFAX」ブランドの不二音響を買収-
(2007/02/22 フジサンケイビジネス・日刊工業新聞)

ヤマハは21日、音響機器専門メーカーの不二音響(東京都千代田区)を買収すると発表した。音響事業の強化が狙い。不二音響の全発行済株式を保有する麻生(福岡県飯塚市)から22日付で全株式を譲り受ける。取得金額は明らかにしていない。
ヤマハは今回、麻生からの申し入れに応じる形で不二音響の買収を決めた。買収後、不二音響に役員を派遣するが、人数は未定。不二音響は非常勤取締役が退任するが、磯部正弘社長や約80人の従業員に変更はない。
不二音響は、1946年創業の国内有数の音響機器専門メーカー。主力の「HYFAX(ハイファックス)」ブランドの劇場用デジタルミキサーは、歌舞伎座やサントリーホールなどへの納入実績があり、商業劇場などに圧倒的な強みを持つ。06年3月期の売上高は22億円、営業利益が1600万円
麻生は医療関連のほか、環境関連、建設コンサルタントなど幅広い事業を手がけており、「グループ経営の中で、音響機器事業だけが“とび地”のようになっており、将来の発展に向けて株式譲渡先を探していた」(ヤマハ)という。
ヤマハは、業務用音響機器事業を将来成長に向けた柱の1つに位置づけて強化している。今回、不二音響が保有する高い技術力や音響設計ノウハウをはじめ、顧客などの資産をグループ内に取り込むことで事業強化が図れると判断した。買収後も「HYFAX」ブランドは継続する。 

松下電器製湯沸かし器-過去20年で27件・48人が一酸化炭素中毒死-
(2007/02/22 読売新聞)

松下電器産業が製造した小型ガス湯沸かし器で1986年以降、一酸化炭素(C0)中毒による死亡事故が27件発生、48人が死亡していたことがわかった。
小型湯沸かし器によるCO中毒の危険性は、リンナイ(名古屋市)製品での一連の事故発覚でクローズアップされたが、松下電器の事故は、件数、死者数ともリンナイの約5倍に上っている。日本ガス石油機器工業会が2月19日に加盟各社の事故データを開示するまで、松下電器はこれらの事故を公表しておらず、重大事故を「使い方に問題があった」として片づけてきたガス機器業界の対応の甘さが、改めて露呈したようだ。
27件の死亡事故が起きていた松下電器製湯沸かし器は、室内で空気を取り入れ室内に排気する開放式と呼ばれるタイプ。いずれも不完全燃焼防止装置は付いておらず、「GW-525」「GW-5D」など少なくとも9機種が確認されている。
年代別では、1986~1989年に17件の事故が起き、計30人が死亡。その後は、1990~1999年が8件(死者16人)、2000年以降が2件(同2人)となっている。1989年2月には5件の事故が集中的に起き、1992年3月には一度に4人が死亡する事故もあった。一番新しい事故は2006年3月の発生だった。
同様に1986年以降に起きた小型湯沸かし器での死亡事故件数と死者数を、他の大手ガス機器メーカーでみると、リンナイが5件10人、パロマ工業が7件9人などとなっており、松下電器の数字はこれらを大幅に上回る。同工業会が開示した事故データによると、27件の大半は「換気扇を回していなかった」など使用者側の誤使用に原因があったとされている。
松下電器は、いずれの死亡事故も公表していなかったほか、個々の使用者に注意を呼びかけるなどの対応も取っていなかった。
松下電器は05年4月、CO中毒事故が相次いだFF(強制給排気)式石油温風機に関し、「製品に問題があった」として、大規模なリコール(無料修理・回収)を行った経緯がある。湯沸かし器ではこうした措置を取らなかった理由について、同社は「製品に起因するものではないので必要ないと判断した」(広報グループ)と説明している。



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