SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

New AQUOS・ニコンデジカメ・IH内蔵レンジ・らせん状蛍光灯・New カードリーダー・新技術

2007-02-22 14:26:38 | Dニュース

シャープ-動画応答性能を高めた液晶テレビ「AQUOS」-
(2007/02/21 BCN・フジサンケイビジネス・毎日新聞)

シャープは20日、液晶テレビ「AQUOS」で、動画応答性能を高めたフラッグシップ機種「Rシリーズ」とパーソナルユースの取り込みを狙った機種「Dシリーズ」を3月10日から順次発売すると発表した。
65、57、52、46、42V型をラインアップした「Rシリーズ」は、同社が「買い替え需要や団塊の世代をターゲットに、プレミアム性を追求したAQUOS史上、最高の商品」(片山幹雄専務)と位置付ける。
フルハイビジョン(フルHD)で、1秒間に120枚と従来機種の倍速で表示が可能な「倍速ASV液晶」を採用。スポーツなどの動きの激しい映像でも、残像感を抑えて表示できるようにした。
倍速駆動方式の動画対策機能は松下電器産業や日立製作所なども液晶テレビで採用しているが、パネルはフルHDではない。片山専務は「フルHDで倍速ということで他社に対して優位」(同)と強調した。動画表示やコントラストは、プラズマテレビに比べ液晶テレビの弱点とされてきたが、「プラズマを超えるレベルに改善した」(同)という。プラズマの牙城だった50型以上で大幅なシェア拡大を狙う。
視野角は上下左右176度で、暗室時のコントラスト比を従来機種の2000:1から3000:1まで向上させた。
視聴する番組の明るさやテレビを観る部屋の明るさに合わせてバックライトの輝度を自動的に調整する機能も備える。
テレビ本体の薄型・軽量化も図った。フレームをはじめとする内部構造の見直しや部品の簡素化を行い、従来機種に比べて52V型モデルでは厚さを32%減の8.5cm、重さは12%減の37.5kgと世界最軽量を実現した。
地上・BS・110度CSのデジタルチューナーを2基、同社製DVDレコーダーなどとのリンク機能「AQUOSファミリンク」に対応するHDMI端子は3つ装備する。さらに、対応の携帯電話やデジタルカメラから無線で画像を転送して画面に表示できる高速赤外線通信(IrSS)機能を搭載した。デジタルテレビ向けインターネット・サービス「アクトビラ」も利用可能。液晶ディスプレイを備え、大型ボタンを採用した新型リモコンを付属。
一方、「Dシリーズ」は寝室や個室などでの使用を想定した「2台目需要」を狙ったモデルで、32、26、20V型をラインアップする。本体カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。
解像度が水平1366×垂直768画素の標準ハイビジョン(標準HD)で、視野角が上下左右176度の「ブラックASV液晶」を採用。20V型では「ASV液晶」を搭載する。32V型では標準HDに加え、フルHDタイプのパネルを搭載した機種も用意した。コントラスト比はフルHDの32V型が2000:1、標準HDの32V型は1500:1、26V型は1500:1、20V型は1200:1。
全機種で「AQUOSファミリンク」に対応するHDMI端子を2つ搭載。フルHDタイプの32V型モデルではDVI-I、そのほかの機種ではアナログRGBのパソコン入力用端子を装備した。Windows Vistaにも対応する。
価格は「Rシリーズ」「Dシリーズ」ともにオープン。実勢価格は「Rシリーズ」で、65V型が100万円前後、57V型は90万円前後、52V型は65万円前後、46V型は55万円前後、42V型は50万円前後の見込み。「Dシリーズ」はフルHDの32V型が28万円前後、標準HDの32V型が21万円前後、26V型は17万円前後、20V型は12万円前後の見込み。
片山専務は「Rシリーズ」について「プラズマ、液晶という枠ではなく、ディスプレイとして究極のものが出せた。(新製品で)市場のシェアも(今よりも)取っていける」と述べ、「液晶の技術の開発は今年、来年、再来年とまだまだ続く。これからもびっくりするような製品を出していく」と、今後の製品開発にも自信を見せた。

ニコン-「最速起動」「無線LAN対応」などデジカメ新商品-
(2007/02/21  日経)

ニコンは20日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス)」の新モデルとして、起動時間を世界最速とした機種や、内蔵の無線LAN機能を使って撮影画像をネットワーク上の専用サーバーに送信できる機種など7機種を3月16日から順次発売すると発表した。初心者向け2機種を除く全モデルに光学式手ぶれ補正機構を備えたほか、ISO感度の上限も引き上げた。ロゴマークを刷新してブランドイメージ向上を図り、全機種で月間48万台の販売を見込む。
発売するのは光学式手ぶれ補正対応機種では起動時間を世界最速の0.6秒とした「COOLPIX S500」と、同社のコンパクト機で初めて有効1000万画素CCDを搭載した「同 P5000」、背面に3インチの大型液晶を備えた「同 S50」「同 S50c」、光学3倍ズームレンズ搭載ながら厚さを18.5mmに抑えた「同 S200」、電源に単三形乾電池を採用した「同 L12」「同 L11」の計7機種。このうちS200、L11を除く機種はカメラの揺れにあわせて内部のレンズが上下左右に動く「レンズシフト方式」の手ぶれ補正機構を内蔵した。
S500は起動時間を短縮したほか、シャッターを押してから実際に写真が撮れるまでのタイムラグを0.005秒とし、「ニコンらしい高速レスポンスを実現した製品」(広報)として売り込む。本体サイズは横88×縦51×奥行き22mmで、光学式手ぶれ補正対応機種では世界最小という。重さ125g。
P5000は有効1000万画素CCDを搭載し、外付けフラッシュやコンバーターレンズを装着可能で、カメラ操作に慣れた上級者向け製品と位置づける。撮影感度は最大でISO3200で、撮影時に感度を自動で引き上げる設定にすれば薄暗い場所でも被写体ぶれが起きにくくなる。
3インチ液晶搭載の2機種のうち、上位モデルのS50cは昨秋発売の「S7C」に続いて無線LAN機能を内蔵した。撮影画像をパソコンを介さずにオンラインの保管スペースに転送し、カメラ側で指定したメールアドレスあてにアップロード先のURLを記載したメールを送ることができる。今回新たにソフトバンクテレコムの公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」に1年限定でアクセスできるIDとパスワードを内蔵しており、自宅だけでなく外出先でも画像の転送が可能。外出先でメモリー容量が残り少なくなった場合や、画像を複数人に公開したい場合に有用だという。
各機種とも価格はオープン。店頭での販売価格はS500が4万円前後、P5000が4万5000円前後、S50が3万5000円前後、S50cが4万円前後、S200が3万円前後、L12が2万5000円前後、L11が2万円前後となる見込み。
07年はCOOLPIXシリーズ発売から10年目にあたる。新機種の発売にあわせてブランドロゴを従来のゴシック書体から上質さをイメージした細身の書体に改める。

三洋電機-業務用のIHヒーター内蔵電子レンジ・調理時間大幅短縮-
(2007/02/21 朝日新聞・フジサンケイビジネス)

三洋電機は20日、電子レンジとIH(電磁)ヒーターを組み合わせ、調理時間を大幅に短縮できる業務用調理器「エネグリーン ハイブリッドクッカーKCN-G1」を4月に発売すると発表した。IHで焼くと12分かかるハンバーグが7分の1にあたる1分45秒で焼き上がり、消費電力も約37%削減できる。レンジとIHを両立させた商品は世界初という。
レンジの底にIHが仕込まれており、マイクロ波で内部から加熱するレンジと、外側を焼くIHが同時に作動する。肉汁など水分の蒸発も約10%抑えられる。
税込み価格62万4750円。ファミリーレストランのほか、確実に内部まで火を通せることから老人ホームやコンビニエンスストアなどへの納入を見込む。3年間で4000台の販売を目指す。
同社は、1日100食のハンバーグを調理するレストランがハイブリッドクッカーを導入した場合、二酸化炭素(CO2)の年間排出減量は「約70本の杉が1年間に吸収するCO2量に相当する700キログラムになる」(上橋浩之・コマーシャルカンパニー住設ビジネスユニットリーダー)と試算している。
三洋電機では、今回の製品を家庭用として過去に検討したこともあったものの、まずは業務用として発売する。家庭用への課題は主に3つある。1つはコスト、業務用の場合は電子レンジが24~25万円、IHクッキングヒーターは10万円未満だが、今回の製品は60万円以上と両方を単純に合計した金額よりも高い。シールド・パンチング・シートやプロテクタなどの部品が増え、構造や組み立て工程が複雑になっているため、コストが上がってしまうという。業務用であれば、調理時間の短縮という大きな付加価値を見込めるが、家庭用では難しい。
2つ目は電源。今回の製品では200V電源を使用してIHとマイクロ波を同時に用いる。100V電源では調理時間が短縮できないという。
3つ目は安全性。使用者や使い方が決まっている業務用であれば、使用する鍋などは指定することができる。一方、家庭用ではどのように使われるかが予想できず、安全対策が採りづらい。例えば、取っ手付きの鍋などを入れて放電するといった事故が考えられるという。

松下電工-発光効率の良い「らせん状蛍光灯」-
(2007/02/21 日刊工業新聞・朝日新聞)

松下電工は20日、らせん状の蛍光灯を採用した住宅用照明器具「ブライトフェイス」シリーズを5月21日に発売すると発表した。従来の蛍光灯に比べて薄く平面らせん加工を施した「スパイラルパルック蛍光灯」を採用。現行品より1ワット当たりの明るさが約25%アップし、寿命も約2倍となる。希望小売価格は2万2050円~7万2450円。シリーズ全体で07年度に10億円の売り上げを目指す。
ブライトフェイスシリーズは、1室に複数の照明器具を配置して生活空間を演出するというコンセプトで商品化した。らせん状の蛍光灯を採用し、インバーター回路の小型化や回転式ソケットの開発により、現行品に比べて約60%の薄型コンパクト化を実現した。また、丸形蛍光灯の中心部などにあった影がなく、ムラのない光を照らすという。
20ワットの蛍光灯の場合、外径は従来の20.5cmから12.3cmに、体積はほぼ10分の1になる。これまでより細い管を渦巻き状にし、長さを従来より1.3倍の72cmにしたため、同じ消費電力で明るさが増した。
60ワットの電球を2個並べたのと同じ明るさ。寿命も従来の蛍光灯の2倍にあたる1万2000時間に延ばした。
らせん状の蛍光灯単体だと、20ワットで2000円前後の見込み。端子が従来の蛍光灯と異なるため、当面は照明器具ごと販売し、07年度は52万本分の販売を見込む。

松下電器-microSDカードを直接差し込めるカードリーダーライター-
(2007/02/21 BCN)

松下電器産業は19日、microSDカードを直接差し込めるUSB接続のカードリーダーライター「BN-SDCKP3」を3月17日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は5000円前後の見込み。
microSDカードスロットとSDカードスロットを装備し、microSDカードを変換アダプタなしでそのまま使用できるのが特徴。ただし、2つのスロットに同時にカードを挿入することはできない。SDHCカード、マルチメディアカードにも対応しており、別売りのアダプタを利用すればminiSDカードも使用できる。
専用のドライバをインストールすれば、著作権保護されたコンテンツの書き込み・書き換えが可能。例えば、SD-Video対応の携帯電話で録画したワンセグの番組や、SD-Audio対応の携帯オーディオ、携帯電話で再生するための音楽データ、音楽配信サービス「MOOCS」からダウンロードした音楽などが書き込める。
またUSB2.0に対応し、従来機種に比べ読み出しで約1.6倍の高速転送を実現した。PCのUSB端子に直接接続できるほか、約80cmの延長ケーブルも付属する。対応OSはWindows Vista、XP、2000。本体カラーはホワイト。

京セラ-業界最小「2520サイズ」のSAWデュプレクサ発売へ-
(2007/02/21 日経エレクトロニクス)

京セラは,日本や北米,韓国などで使う,800MHz帯に対応するCDMA方式の携帯電話機に向けたSAWデュプレクサ「SD25シリーズ」を開発し,07年4月から量産を始める。実装寸法は2.5×2.0mmのいわゆる「2520サイズ」であり,整合回路を内蔵した品種としては業界最小という。厚さは0.8mm。従来の同等品は,実装寸法が3.0×2.5mmの3025サイズが最小で,2520サイズになると整合回路を搭載していない品種に限られていた。サンプル価格は500円。量産規模は当初月産100万個であり,08年3月には同500万個に引き上げる予定。
京セラがSAWデュプレクサを発売するのは,今回が始めて。今後,2GHz帯を使うW-CDMA方式などの携帯電話機に向けたSAWデュプレクサを開発し,07年中にサンプル出荷を始めたい考えである。デュプレクサ事業だけで,2010年には年間10億円の売り上げを狙う。
SD25シリーズの主な特性は次の通り。アイソレーションは,信号周波数824~830MHzでは最小55dB,869~875MHzでは同44dB。挿入損失は受信側と送信側それぞれで最大2.3dB。減衰量は送信回路側で最小35dB(869~875MHz帯),受信回路側で同45dB(824~830MHz帯)。
今回のSAWデュプレクサは,パッケージ技術を工夫することで小型化した。小型のSAW素子をLTCC基板上に実装し,樹脂で封止している。従来,SAWデュプレクサといえば,セラミック製のケースの中にSAW素子を実装し,セラミック製のフタをかぶせる構成を採っていた。このセラミック・パッケージを小型化するには限界があるので,今回はSAW素子の封止方法を変更した。

日亜化学-青紫色半導体レーザーの新製品-
(2007/02/21 日経)

発光ダイオード(LED)最大手の日亜化学工業(徳島県阿南市)は次世代DVDの基幹部品である青紫色半導体レーザーの新製品を開発した。現在市場に出回っている次世代DVD録画再生機(レコーダー)に比べ、書き込み速度を5倍にできる。08年に製品化する予定。
新製品のレーザー光の出力は320ミリワット。現時点で次世代DVDレコーダーに使われている最も性能の高い130ミリワットのレーザーに比べ、出力は約2.5倍になる。書き込み能力が現在の2層2倍速から2層10倍速まで高まるほか、記録可能な層が倍になる4層2倍速での書き込みもできるようになる。



最新の画像もっと見る