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Windows 7・3D方式ディスプレイ・電動アシスト自転車

2009-05-23 11:10:01 | Dニュース

マイクロソフト-次期OS「Windows 7」は動作速度や信頼性を向上-
(2009/05/21  日経)

マイクロソフト日本法人は20日、09年秋に開発の完了を予定している新OS「Windows 7」の説明会を都内で開いた。米国時間5日(日本では7日)に一般向けに公開した製品版の一歩手前のバージョン「リリース候補版(RC版)」を使い、Windows 7で導入した新しいユーザーインターフェース(UI)やソフトウエアの互換性を向上するための仕組みなどを解説した。
Windows 7は、「使いやすさ」「動作速度」「信頼性」の3つの向上を目標に開発を進めたという。使いやすさの面では、ソフトウエアのアイコンにマウスをあわせるだけで開いているウィンドウのサムネイルを確認できるようにするなど、タスクバー機能を中心にUIを大きく見直した。デスクトップ上に広げられたたくさんウィンドウを整理しやすくし、目当てのウィンドウを2クリック以内で見つけられるようにしたという。
動作速度の改善では、起動時に必要な処理を軽減することで起動速度の向上を図った。「Windows XP」では起動時に40、「Windows Vista」では61の機能を処理する必要があるが、Windows 7では49に減らした。ほかにもさまざまな処理の軽減を図っており、説明会では同じスペックのパソコンでWindows XPよりも4秒程度起動が高速化することを実演した。
信頼性では、主にソフトウエア互換性の向上への取り組みを説明した。Windows 7では、問題が発生したソフトウエアに対して自動や手動で設定をチューニングして動作するようにする「アプリケーションコンパチビリティツール」をバンドルする。また、Windows XPの仮想環境を使って従来のソフトウエアを動作させる「Windows XP Mode for Windows 7 Pro」も搭載する。これらの仕組みにより、「これまでのソフトウエアの90%以上はWindows 7上で動かせるようになるよう開発を進めている」と、コマーシャルWindows本部の中川哲本部長は述べた。
操作性では画面下の「タスクバー」にカーソルを合わせると、起動中のソフトを画面下に小さく表示して一覧できるなど工夫。地上デジタル放送を視聴できるソフトも標準搭載し、チューナーを組み込むだけで放送を楽しめる。消費電力もVistaに比べ減るという。

米PureDepth-もう一つの「3D方式」ディスプレイを量産へ-
(2009/05/21  日経エレエクトロニクス)

米PureDepthは5月20日,東京都内で記者会見し,東京に09年4月末に日本法人を設立したこと,同社の「MLD(multi-layer display)」技術に基づくディスプレイの特徴および製品化状況,そして想定する市場について説明した。
このMLD技術は,2枚の液晶パネルを一定間隔を隔てて重ねることで,色やコントラストの強調,あるいは映像が飛び出したり,文字や絵などを立体的に表示する3D映像を専用メガネなしで見せるなど,従来の液晶ディスプレイではできなかったさまざまな映像表現を実現するもの。
このうち3D映像は,内容は同じだが明るさや大きさが微妙に異なる映像を前後のパネルに表示することで実現する。これで映像が3Dに見える理由は,まだ明確には分かっていない。それでも,レンチキュラ・レンズを利用した従来の裸眼用3Dディスプレイと比べていくつかのメリットがある。例えば,(1)3D映像を見ることによるめまいや頭痛,目の疲れなどの副作用が起こらない,(2)3Dでも解像度を犠牲にしない,(3)文字などの2次元(2D)映像と3D映像を同時に,しかも組み合わせて表示できる,(4)視域(映像が3Dに見える角度)に明確な境界がない,といった点である。
製品は既にある。例えば,PureDepth社は06年に三洋電機とライセンス契約した。この契約に基づき,三洋電機の子会社である三洋システムソリューションがMLD技術を実装したパネルを製造。パチスロ・メーカーのアビリットなどに採用され,08年11月に発売されたパチスロ製品に搭載された。
ほかには,スロットマシン大手の米International Game Technology社とも06年に提携。スロットマシンとして利用できる20.1型のディスプレイを08年に米ラスベガス市のカジノなどに納入したとする。さらには,やや小型の12.1型ディスプレイが韓国で今週中に量産が始まる。IGT社のディスプレイとこの小型ディスプレイは,韓国Kortek社に製造を委託したものである。
PureDepth社は今後の展開について,携帯型ゲームやスマートフォンへの搭載を目指すとする。「既に,MLD搭載スマートフォンを試作済み」(同社 日本法人 代表取締役の永田豊氏)。また,一般にはデジタル・サイネージとも呼ばれる「公共情報ディスプレイ」にも中期的に参入する計画である。
実はこのMLD技術は,NTTサイバースペース研究所が「1998年に発見し,2000年に発表した」と主張する「Depth Fused 3D(DFD)」方式と酷似する。この方式のパネルは,NTTグループのNTTアイティが日立製作所などと共同で07年に48型など大型のものを製造し,一部の博物館などに展示された例がある。ただし,まだ量産には至っていないと見られる。
一方,PureDepth社は,MLDの基本特許は01年に成立済みと主張する。この特許は同社の前身であるニュージーランドDeep Video Imagingが申請したもの。結果として現在は,両社の特許が並存したままである。PureDepth社は「重要なのは彼ら(NTT)には今,市場に受け入れられている製品がないが,我々にはあるという点」と強調する。

電動アシスト自転車-08年の国内出荷台数が原付きバイクを抜く-
(2009/05/21  朝日新聞)

電動モーターがペダルを踏むのを助ける電動アシスト自転車が「快走」を続けている。08年の国内出荷台数は、50cc以下の原付きバイクを抜いた。ヤマハ発動機が世界で初めて市場に投入して15年余り。
人気のすそ野は性別や年代を超えて広がっている。  
自転車店によると、スポーツタイプなどデザインや車種も増え、若い女性や、通勤に使いたいという男性の関心も高いという。
日本自動車工業会や自転車産業振興協会によると、08年の電動自転車の国内出荷台数は、約31万5000台で、不況で落ち込む原付きバイク(約29万5000台)を初めて追い越した。
さらに法改正で昨年12月には、アシスト力を従来の2倍まで高められるように規制が緩和された。景気悪化も追い風だ。燃料費や駐車代を嫌い、自動車やバイクから乗り換える人が増えている。
日本郵便は、リヤカーの付いた電動自転車を06年から導入。現在、127台が集配作業などに使われている。東芝エレベーターも04年から全国で300台近くを保有し、保守点検に利用している。
環境意識の高まりなどから、今後も利用企業は増える見通し。国内トップシェアのパナソニックは「欧米などにも積極的に展開していきたい」と話している。
電動アシスト自転車はリチウムイオン電池などを使い、電動モーターでペダルをこぐのを助ける自転車。
1回の充電にかかる電気代は10円程度で、最長約40キロ走れるタイプが主流。1993年にヤマハ発動機が「PAS」を一部地域で発売したのがはじまり。現在パナソニック、ヤマハ、三洋電機などが手がけている。


パイオニア・Nokia・NTTドコモ・携帯が触れるだけで無線接続・ソフトバンクモバイル

2009-05-23 11:06:02 | Dニュース

パイオニア-住設音響機器に本格参入・新ブランド「ACCO」-
(2009/05/20  CNET)

パイオニアは19日、住設音響機器の新ブランド「ACCO」(アッコ)を発表した。新築住宅やリフォーム需要向けに、ビルトインタイプのオーディオ製品を展開していくという。
第1弾製品として、壁面埋め込み型のインウォールアンプ「A-IW001」と、天井埋め込み型のインシーリングスピーカー「S-ICH125」など3機種を開発したとのこと。壁に埋め込むことで配線や機器を目立たせずに、住宅内の様々な場所で利用できるのが特徴で、振動や音漏れといった迷惑要因を低減する技術によって気兼ねなく音楽が楽しめるようになっているという。09年末までに発売する。2010年3月までに3000台の販売を目指す。
音響機器を壁や天井に埋め込むことで機器の存在を意識させず、周囲への音漏れも低減する。壁面埋め込みアンプは「iPod」の接続部を備えるほか、インターネットラジオにも対応する。新築や改装を検討する顧客へ提案、住宅設備の流通ルートで販売する。

Nokia-新興国向けの安価な携帯電話端末3機種を発表-
(2009/05/19  Itmedia)
フィンランドの携帯電話メーカーNokiaは5月18日、同社最安の3G携帯電話など、新興国向けの安価な新端末3機種を発表した。いずれもインターネット接続機能を持ち、Nokia Life Tools、Ovi MailなどのNokiaのサービスと連係する。
ストレート端末の「Nokia 2730 classic」は80ユーロと、Nokiaの3G携帯電話では最安で、09年第3四半期に発売の予定。
「Nokia 2720 fold」は鏡面仕上げの折りたたみモデル。3段階のセットアップ手順で電子メールを利用できるなど、ネット利用が容易という。第3四半期に55ユーロで発売の予定。
「Nokia 7020」はファッション性を意識したメタル仕上げの折りたたみ端末。200万画素カメラを搭載し、着信やメッセージ受信を「スターダストエフェクト」で通知するという。第4四半期に90ユーロで発売予定。


NTTドコモ-09年夏モデル18機種を発表-
(2009/05/20  日経エレクトロニクス)

NTTドコモは19日,携帯電話機の09年夏モデルとして18機種を発表した。08年冬モデルから展開している「STYLE」「PRIME」「SMART」「PRO」の4シリーズの17機種と,コンセプトモデルとして6月公開予定の劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」とコラボレートした「SH-06A NERV」である。5月22日以降,順次発売を開始する。
STYLE seriesでは6機種を新たに発表した。同シリーズは,08年冬モデルでは販売比率が全体の半分をを超え,「デザインや豊富なカラーバリエーションが受け入れられた」(同社代表取締役社長の山田 隆持氏)。新モデルの特徴は,3機種に搭載された防水機能でお風呂や台所でもメールやワンセグ放送を利用する人が増えたことを受けて採用された。特に,「F-08A」(富士通製)はIPX5/IPX7/IPX8準拠の防水性能を備える。これは,水深1.5mのところに携帯電話を沈め,約30分放置しても電話機として機能することを意味しているという。
PRIME seriesは,1000万画素のCCDカメラを搭載する「SH-06A」(シャープ製)など高機能なものを中心に6機種だった。そのうち,今回新たに「iアプリタッチ」という機能を追加したものが5機種あった(09年夏モデル全体では11機種)。これは,FeliCaを用いたBluetoothによる携帯電話同士の接続で,iアプリの通信対戦などが行える。また,「N-06A」(NEC製)はWi-Fi機能を搭載した。「IEEE802.11b/g」方式の無線LANが組み込まれており,54Mビット/秒の高速パケット通信が可能となる。さらに,アクセスポイント(親機)とすることもでき,携帯型ゲーム機などのWi-Fi対応機器(子機)とアクセスできる。
SMART seriesの新機種は2機種。「N-09A」(NEC製)にはクイック検索時に音声で文字を入力できる機能が搭載された。iモードやフルブラウザのほか,地図や辞典,画像などの検索も可能となる。ただ,音声を文字に変換する際に,パケット通信で外部のデータベースにアクセスする必要があり,電波が届かない使えない。
PRO seriesは3機種。特に注目を集めたのが,米Googleが開発した携帯情報端末向けプラットフォーム「Android」を日本で初めて搭載した携帯電話機「HT-03A」(台湾High Tech Computer製)だった。「SH-07A」(シャープ製)にはBlu-ray Discレコーダーと連携する機能が付けられた。携帯電話を付属の卓上ホルダーに置くだけで,レコーダーに録画した番組をUSBケーブルを通して自動で転送する。高画質モードの場合,640×480画素で30フレーム/秒で転送することができる。また,転送する番組はあらかじめ携帯電話用に録画されたもので,現在その機能が搭載されているBlu-ray Discレコーダーは,BD-HDW40/35/32の3機種である。

ソニー-携帯電話同士が触れるだけで無線接続できる技術を開発-
(2009/05/20  日経)

ソニーは19日、携帯電話同士を触れ合わせるだけで無線接続できる新技術を開発したと発表した。同社の非接触IC技術「FeliCa」を搭載した端末間でデータをやり取りし、対戦型のゲームなどをする際、いちいち接続のための操作をする必要がなくなる。第1弾として22日から発売予定のNTTドコモの携帯電話の夏モデル18機種のうち、11機種に搭載する。
機器に組み込んで無線接続の際に必要な認証を、自動化するソフトウエアを開発した。同ソフトや「Bluetooth」などの無線通信規格を介して接続する仕組み全体を「CROSS YOU」と名付け、今後パソコンやカーナビゲーションシステムといった幅広い機器での採用を目指す。

ソフトバンクモバイル-09年夏モデル19機種を発表-
(2009/05/20  日経エレクトロニクス)

ソフトバンクモバイルは19日,09年夏モデルとなる携帯電話機の新機種を発表した。1000万画素カメラ搭載モデルや太陽電池搭載モデルなど19機種61色を提供する。「ソフトバンクモバイル史上最多のラインナップ」(同社 代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏)となった。5月以降,順次販売を開始する予定。
「国内の携帯電話機としては初」(ソフトバンクモバイルの孫氏)となる1000万画素のCCDカメラを搭載するのが「AQUOS SHOT 933SH」(シャープ製)である。通常の機械式ボタンに加えて,タッチパネルの操作でも撮影が可能とする。人物や夜景など撮影シーンをカメラが認識し8種類の撮影モードから自動に設定する「シーン自動認識」機能や,最大5人までの顔検出ができる「人物優先オートフォーカス」機能,100万画素サイズの画像を10枚連続で撮影できる「メガピクセル連写」機能などを備える。
サブ・ディスプレイに電源の供給を止めても表示を維持できるメモリー性を備えた液晶パネル「メモリー液晶」を搭載するのが,「mirumo(ミルモ) 934SH」(シャープ製)。端末を折り畳んだ状態で,時計や天気,メールなどを表示できるほか,搭載する紫外線センサーを用いて,紫外線の強さの確認も可能。搭載するパネルはシャープが開発。画面寸法が約3型で画素数が456×240。モノクロ有機ELパネルをサブ・ディスプレイに搭載した従来モデル「831SH」に比べて消費電力は約1/500とする。「待ち受け時に,常時情報を表示できる」(ソフトバンクモバイルの孫氏)とする。
シャープが手掛ける「SOLAR HYBRID 936SH」は,同社の多結晶Si型太陽電池を搭載した端末。「シャープだからこそ実現できたケータイ。この端末があれば充電の心配はない」(ソフトバンクモバイルの孫氏)という。太陽電池セルの変換効率は非公開としながらも,「約10分間の充電で,待ち受けで約2時間,通話で約1分間可能」(孫氏)という。
ソフトバンクモバイルは09年夏モデルとして音声通話機能を備えない端末が2機種を発表した。W-CDMA方式の通信機能を備えたデジタル・フォトフレーム「Photo Vision HW001」(中国Huawei Technologies(華為)製)と,低価格ミニノートパソコン「IdeaPad S10」(中国Lenovo社製)である。
HW001は,特殊な設定をすることなく,携帯電話機などで送信したメールに添付された画像データを自動的に表示できる。搭載する液晶パネルの画面寸法は約7型で,画素数は800×480(ワイドVGA)。画像データはJPEGとGIF,BMPの3種類。データ格納用の内部メモリー容量は約384Mバイト,外部メモリーとして最大8GバイトのSDHCカードに対応する。ハローキティとのコラボレーション・モデルである「Photo Vision HW001 KT」も提供する。
他のメーカーとのコラボレーション端末として,ファッション・デザイナーであるGiorgio Armani氏がデザインを手掛けた「830SC EMPORIO ARMANIモデル」(韓国Samsung Electronics製)が発表された。きょう体側面にLEDを搭載しており,起動時や着信時に赤,青,緑の3色で“EMPORIO ARMANI”の文字を表示する。
また,ウォルトディズニー・ジャパンがMVNO(仮想移動体通信事業者)として展開する携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」向けの新機種「DM004SH」を発表した。
そのほか,防水機能を備えた「935SH」(シャープ製),無線LANモジュールを搭載する「931N」(NEC製),最薄13.9mmの「930N」(NEC製),毎秒15フレーム/秒のワンセグ映像に対して3枚の中間フレームを作成・挿入する機能を備えた「931P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製),きょう体前面にタッチパネルを搭載した「OMNIA POP 931SC」(Samsung Electronics製)などを発表した。

ソフトバンクモバイル-通信機能を内蔵したミニノートとフォトフレーム-
(2009/05/20  日経)

ソフトバンクモバイルは19日、夏モデルの新製品として3Gネットワーク用の通信モジュールを内蔵した低価格ミニノートパソコン「IdeaPad S10(通信モジュール搭載モデル)」(レノボ製)とデジタルフォトフレーム「Photo Vision SoftBank HW001」(華為技術製)を6月下旬から順次発売すると発表した。いずれも価格は未定。
IdeaPad S10(通信モジュール搭載モデル)は、レノボの低価格ミニノートパソコン「IdeaPad S10」にソフトバンクの通信モジュールを組み込んだ。通信速度は7.2Mbpsで、料金プランはパソコン用の通信カード「C01SW」と同じ完全従量制を検討中という。基本仕様はレノボの標準モデルと共通で、液晶ディスプレーは10.1型ワイド、CPUはインテルの「Atom N270」(駆動周波数は1.60GHz)、メモリーは1GB、HDDは160GB。
HW001は同じく通信モジュールを内蔵し、メールで受信した画像を7型ワイド(解像度800×480ドット)の液晶ディスプレーに自動で表示する。ソフトバンクモバイル以外の携帯電話から送信されたメールの画像にも対応する。月額980円の専用定額プランを用意しており、容量の大きい写真付きメールを何通でも送れる。2010年1月までに購入すると月額利用料金が半額の490円になるキャンペーンを予定している。姉妹機として「ハローキティ」のキャラクターをあしらった「Photo Vision SoftBank HW001 KT」も7月下旬以降に発売する。