SystemMateデジタル情報斜読み!!

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一眼レフ・生活支援型サービス・シンプルPHS端末・第2世代携帯終息・新システムキッチン・FM不足

2008-07-05 17:02:39 | Dニュース

08年上半期の国内デジタル一眼レフカメラ販売-ニコンが僅差で首位-
(2008/07/04  朝日新聞)

08年上半期(1~6月)のデジタル一眼レフカメラの国内販売台数シェアは、07年上半期から首位のニコンが、キヤノンを0.1ポイント差でわずかに抑えて首位を維持した。調査会社BCNが3日まとめた。「α」ブランドの入門機を相次ぎ投入したソニーは3番手の座を確実にしそうだ。
ニコンは2月に発売した「D60」など入門機が好調。キヤノンは3月発売の入門機「EOS Kiss X2」が5月の機種別で2位以下を大きく引き離しており、常連だった首位巻き返しを狙う。
07年に5位だったソニーは2月に「α200」、3月に「α350」を投入し、4位以下を引き離して3位となった。
一眼デジカメ市場は、入門機の人気が中上級機に波及し、前年比3割程度のペースで拡大している。

08年上半期の国内家庭用ゲーム市場-前年比9.3%減-
(2008/07/04  日経)

ゲーム専門誌発行のエンターブレインは3日、08年1~6月の国内家庭用ゲーム市場の動向をまとめた。
市場規模は前年同期比9.3%減の2893億9000万円と、上半期として04年以来4年ぶりにマイナスとなった。06年末に大手の新型ゲーム機が出そろったのを受け、昨年上半期に市場が大幅に拡大した反動が出た。
上半期はゲーム機本体が現行機種の普及や携帯型の値下げにより17.2%減った。ゲームソフトは1.9%減だった。
ゲーム機販売台数トップは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯型機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の196万4000台。カプコンの専用ソフトのヒットなどで、前年同期から90%強伸びた。2位は任天堂の「Wii」(172万台)、3位は「ニンテンドーDS」(159万4000台)だった。
ソフトでは、任天堂が健康管理の「WiiFit」などのヒットで957万1000本を販売し首位となった。

NTTドコモ-907iシリーズでは「生活支援型」情報サービスを開始-
(2008/07/04  フジサンケイビジネス)

NTTドコモは今秋発売する携帯電話端末「907i」シリーズで、利用者の好みや居場所に合わせ、店舗やイベント、地域情報などを自動的に配信する「生活支援型」情報サービスを開始する。周辺の小売店の特売など、その時と場所で役立つ情報をタイミング良く知らせる仕組みで、広告情報を提供する企業からは配信手数料を得て新たな収益源にする。
新サービスは、例えば繁華街を歩くユーザーの位置情報を携帯の電波やGPS(衛星利用測位システム)で収集し、ユーザーの事前登録情報やスケジュール情報などから推測した嗜好性に合わせ、「○×ジーンズでセールを実施中」「□△レストランではドリンクが無料」といった情報を携帯へ送る。
NTTドコモは政府の情報産業支援プロジェクトで、利用者の位置やネット検索履歴、さらに声の抑揚などを分析し、ユーザーが“潜在的に求める”情報を提供する技術の開発を進めてきた。今年1~3月にはJTBパブリッシングと共同で、沖縄や京都を訪れた旅行者に、観光やグルメ情報を配信する実証実験を行った。
NTTドコモの山田隆持社長は2日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに対し「携帯が個人のツールとして、利用者により優しくなるサービス」と述べ、普及に自信を示した。
国内の携帯電話市場では、米Appleが7月11日に発売する「iPhone」で、端末の開発・販売からソフトウエア供給、サービスやコンテンツの提供まで主導権を握るビジネスモデルを導入。NTTドコモなど携帯電話会社が主導してきた業界構造を崩そうとしている。これに対しNTTドコモの新サービスは、5000万人もの顧客へ個別に情報を届けられる強みを生かし、携帯電話会社にしかできないサービスとして展開する。
ただ、膨大な顧客情報をNTTドコモが独占する形でビジネスを展開すれば、携帯向けサービス業界などから反発が起きる可能性がある。嗜好や行動範囲といった高度な個人情報を扱うため、プライバシー保護との両立も求められる。

ウィルコム-ガジェット搭載のシンプルPHS端末「WILLCOM 9」を発表-
(2008/07/04  日経・日経エレクトロニクス・CNET)

ウィルコムは3日、シンプルな音声端末「WILLCOM 9」(ケーイーエス製)を18日に発売すると発表した。
ホワイトとブラックの2色で、19.4cmの厚さを持たせた小さな折りたたみ型のデザインを採用した。デジタルカメラを搭載したほか、待ち受け画面にガジェットを置く機能を備えた。
「限られた必要最低限の機能だけを搭載させた」とブランド&プロダクト企画部長の石川俊司氏は会見で説明した。前機種となる「9」は発売から約1年半経つ今も売れ続けるロングセラー商品といい、「販売台数は43万台を超えた」と土橋匡副社長は会見で語った。
コミュニケーション機能を強化するため、インターネットに随時アクセスできる「ウィルコムガジェット」と装飾付きのメールを送れる「デコラティブメール」に対応した。
外形寸法は約43mm×約80.4mm×約19.4mm。現行の携帯電話機と比べて小さいが、開けやすさを高めるために、エッジ部に深さ1mmの曲面形状を施している。液晶パネルのサイズは2型で画素数が320×240画素(QVGA)。CMOSカメラの有効画素数は約130万画素。
ウィルコムガジェットは今回初めて公開する機能で、待ち受け画面に好きなガジェットを自由に配置し、少ないキー操作で好みの情報に素早くアクセスできる。Googleのメール機能やカレンダー機能、mixiなど10種類のガジェットがプリインストールされており、「今後さらに増やしていく予定」(同社)という。
ウィルコムストアでの通常販売価格は3万6000円。新規契約、あるいは6カ月以上利用したユーザーが機種変更を行う場合、W-VALUE SELECTを利用すると分割払いも選べる。24回の分割払いの場合、月々の支払い額は1500円だが、2年間月々1100円の割引が適用されるためユーザーの負担金額は実質9600円(400円×24回)になる。

ソフトバンクモバイル-第2世代携帯サービスを2010年3月に終了-
(2008/07/04  日経・毎日新聞)

ソフトバンクモバイルは3日、第2世代(2G)の携帯電話サービスを2010年3月末に終了すると発表した。同サービスを展開している1.5GHz帯の電波の使用期限を迎えるため。5月末で約415万件ある2G契約は、通信の速い第3世代(3G)への変更を促す。
NTTドコモも6月末に1.5GHz帯の2Gを終了した。1.5GHz帯は2010年4月以降に3Gよりさらに高速の次世代携帯の事業者に割り当てられる。
2Gについては、KDDIも今年3月末までにすべてのサービスを終了。

松下電工-「パナソニック」ブランドの新システムキッチン-
(2008/07/04  日経・フジサンケイビジネス)

松下電工は3日、調理や掃除のしやすさを追求し、シンクやコンロの位置を自由に選ぶことができる新システムキッチン「Living Station」の受注を9月から開始すると発表した。LクラスとSクラスの2種類を用意する。新製品のリビングステーションには、システムキッチンとしては初めてブランド名を「パナソニック」にした。
日本で初めて横並び3口のIHクッキングヒーターを導入し、コンロ手前に約16cmの作業スペースを確保した。また特殊な塗装を施し、油汚れがふき取りやすいレンジフードを採用している。このほか顧客の希望を最大限に取り入れるため、Lクラスは扉のデザインを61種類から選べるのに加え、キッチンの配置や形を自由に変更することが可能になっている。
同社は現行販売中の4シリーズのキッチンの生産を順次、中止していくことも発表した。今後はリビングステーションシリーズの販売に注力し、09年度で同商品の売り上げ720億円を見込むなど、住宅設備販売の主力商品にしていくという。
販売価格は、Lクラスは73万1000円から、Sクラスは49万9000円からを予定している。 

Apple-Samsungにフラッシュメモリを大量発注?市場で一気に不足?-
(2008/07/04  CNET)

ある台湾メディアの報道によると、Appleから大量注文が入ったため、NAND型フラッシュメモリがしばらく入手困難になる可能性があると、Samsungが顧客に警告しているという。
台湾のITサイトDigitimesは現地時間7月2日、Appleが最近、すでに報じられている「iPhone」製品に使用する目的で、8Gビットのフラッシュメモリチップを5000万個発注したと報じた。したがって、Samsungの他の顧客はフラッシュメモリの納品を待たされることになるという。Samsungはフラッシュメモリの供給確保のため、Appleが2005年に契約を結んだ会社の1つ。
今回報じられているAppleの発注は、Gバイトレベルのフラッシュメモリにして5000万個分に相当する(8Gビット=1Gバイト)。Appleは「iPhone 3G」において8Gバイト版および16Gバイト版を発売する計画なので、1Gバイトのフラッシュメモリ5000万個というと、16Gバイト版なら300万台以上、8Gバイト版なら600万台以上、あるいは(こちらが最もありそうなパターンだが)両バージョンをもう少し均等にリリースする予定、ということになる。
Appleは好スタートを切るため、6月には8Gビットのフラッシュメモリ2500万個を注文した模様。そして今、同社はiPhone 3Gの勢いをさらに加速させるべく、計画を進めている。同社はこれまで、2008年におけるiPhoneの販売台数は1000万台となる見込みだと強く主張してきた。この目標を達成するには、2008年下半期で約770万台を売らなければならない計算になる。


PMCとNTTデータ業務提携・電動アシスト自転車好調・省エネIH暖房機

2008-07-05 17:00:37 | Dニュース

PMCとNTTデータ-携帯電話向けソフト開発で資本・業務提携-
(2008/07/03  毎日新聞・日経)

パナソニックモバイルコミュニケーションズ(PMC)とNTTデータは2日、PMCの100%出資子会社であるパナソニックMSE(PMSE)の発行済株式の60%をNTTデータが譲り受け、資本・業務提携することで基本合意したと発表した。株式譲渡の金額は非公開。
株式譲渡の契約終結は9月下旬、新会社発足は10月1日を予定している。新会社名は未定。現在のPMSEの事業および約1000名の従業員はそのまま継続雇用するが、役員構成を変更し、取締役7名のうち4名と監査役1名をNTTデータの役員とする。
PMSEは、松下通信工業の子会社として1979年に設立。近年では、携帯電話を中核とした組み込みソフトウェア開発事業を中核としてきた。08年度の売り上げ計画は130億円。業績は非公開としている。
PMSE代表取締役社長、PMC取締役副社長の和田良一氏は、「これまでの携帯電話事業は、基本ソフトの性能が携帯電話を左右するものだった。昨今は基本ソフトの開発競争に一区切りつき、差別化のポイントがOSプラットフォームからアプリケーションやネットサービスに変わってきた。端末としてのアプリケーション技術は持っているが、インフラのアプリケーション接続の技術は持っていない。時代に合わせ、大幅に事業構成を変えていく必要がある」と語った。
NTTデータとの事業提携により、NTTデータグループが持つシステム開発技術やソリューションビジネスの実績をもとに、携帯電話ソフト開発を強化していきたい考え。
提携について、NTTデータ 取締役常務執行役員の荒田和之氏は「半年ぐらい前から両社で検討してきた。その中で、NTTデータのほうから60%の比率を提案した」と明かした。
「携帯電話は単なる端末ではなく、社会インフラ化してきた。googleやAppleなど世の中の動きを見ても、デバイス的な発想ではなく、サービスやシステマティックな発想をしている。通信事業者として新しいビジネスモデルを創出していきたい」と語った。
NTTデータにおける組み込みソフト事業の売り上げは約100億円という。この提携により2010年度までに300億円程度を目指すとしている。
新会社は携帯電話の機能やサービスをつかさどるアプリケーション(応用)ソフトを開発する。当面は松下電器の携帯電話向けのソフト開発を主力とするが、他メーカーへの供給も視野に入れる。自動車など他分野のソフトも開発する考え。

電動アシスト自転車-ガソリン高騰で需要が拡大-
(2008/07/02  フジサンケイビジネス)

ガソリンが「1リットル180円時代」を迎える中、電動モーターで楽に走れる電動アシスト(補助)自転車が活躍の場を広げている。営業の外回りをバイクから電動自転車に切り替える企業や、集合住宅での共同利用が増加。電動自転車を使った配送ベンチャーなど新たなビジネスも登場した。成長市場を狙い、メーカーもスポーツタイプなどの新型車開発に力を入れており、「高齢者向け」のイメージが薄れつつある。  
昼下がりの東京・大手町。オフィス街の狭い一方通行を、郵便物を乗せたリヤカー付き電動自転車がスイスイ進む。電動自転車を活用した配達サービスで急成長しているベンチャー、エコ配(東京都千代田区)の配達風景。
07年7月設立の同社は、大都市の中心部で大手運送会社の半分近い1パック294円で配達。取引先は約5万社に達した。中村健太郎・マーケティング部長は「少しの荷物を運ぶためにガソリン代をかけて排ガスをまき散らす必要はない」と話す。同社が保有する電動自転車は117台。バイク38台、軽自動車156台も、長距離用以外は順次、電動自転車に切り替えていく方針。
リコー子会社のリコーテクノシステムズ(東京都台東区)は、06年からメンテナンス担当者の移動用に電動自転車を導入した。現在105台保有しているが「原油高が深刻なため今後も軽自動車やバイクから切り替えを進める」(岡田善治広報部長)という。
ヤマハ発動機販売(東京都港区)によると「原油高を追い風に、今年に入り大手ピザ宅配業者などから注文が相次いでいる」(法人販売担当者)。誰でも借りて使える共同利用も増えており、松下電器産業グループのパナソニックサイクルテック(大阪府柏原市)の納入先には、住民が足代わりに使う首都圏のマンション向けや、鉄道駅での旅行者の観光用などが増えている。
同社の新規法人チームの巽全(たつみ・あきら)チームリーダーは、「もともとは高齢化社会向けの電動自転車がここまで伸びたのは、環境意識の高まりに加え道交法改正なども大きい」とみている。
業界団体の自転車協会によると、電動自転車全体の昨年の出荷台数は2000年の約2倍の28万2000台。電動自転車が市場に登場した1990年代当初の機種は重量が30キロ前後と重く、価格も15万円前後と高価で普及の足かせとなっていた。新商品の開発が進む現在は、値段が10万円を切る商品が増え重量が20キロ前半まで軽くなったほか、初期機種の約5分の1の充電時間で走行距離は約2倍に伸び、値頃感も使い勝手も向上してきた。
パナソニックサイクルテックは、本体の素材に航空機などに用いられるチタンを採用した「マウンテンバイク」型などを商品化。ヤマハ発動機は今春、バッテリー出力が8%向上したリチウムイオン電池採用の新商品13機種を相次ぎ投入。多用な車種展開で需要増に対応している。 

ダイキン工業-業務用のIH暖房機を発売・省エネで急速温風-
(2008/07/03 日経・フジサンケイビジネス)

ダイキン工業は2日、大気中の熱を利用するヒートポンプとIH(電磁誘導加熱)の両方を熱源にする業務用暖房機を11月1日に発売すると発表した。省エネ性の高いヒートポンプと急速に温度を上げられるIHを使い分けるハイブリッド方式で、エネルギーの消費量を抑えながら、灯油・ガス暖房機に匹敵する性能を実現した。
新製品は「パワ暖ヒート SPDH160A」。通常はヒートポンプで暖めるが、スイッチを入れた直後や霜を取るときはIHを併用する。気温がセ氏2度の場合、約3分で温風の温度を50度まで上げられるという。ヒートポンプだけだと10分程度かかっていた。
同社の燃焼式暖房機と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を約40%削減できる計算で、維持費も約55%減らせるとしている。
IHの活用で、従来の空調暖房機よりも立ち上げ時間を3分の1に短縮。空調の弱点とされていた立ち上がりの遅さを克服した。調理器での使用で知られるIHが暖房機に用いられるのは世界初という。
事務所や学校など業務用途の暖房機として販売。価格はオープン(メーカー想定価格は16キロワット型で55万~56万円)。初年度1万台の出荷を目指す。
 


New携帯・低価格一眼・電子書籍端末事業撤退・情報端末mylo COM-2

2008-07-05 16:58:57 | Dニュース

Nokia-新たな携帯電話「Supernova」シリーズを発表-
(2008/06/30  Itmeda)

フィンランドの携帯電話メーカーNokiaは6月27日、デザインにこだわるユーザーを対象とした新たな携帯電話「Nokia Supernova」シリーズを発表した。
Supernovaシリーズの第1弾は「Nokia 7610 Supernova」「同7510」「同7310」「同7210」の4機種。7210を除く3機種はいずれも交換可能なXpress-Onカバーで外観をカスタマイズできる「Theme Colorizer」機能を備える。
7610はスライド式モデルで、デュアルLEDフラッシュ付き320万画素カメラ、インスタントメッセージング(IM)機能、音楽機能専用キー、FMラジオなどを備える。Webコンテンツにアクセスしたり、共有できる「WidSets」サービスに対応する。キーイルミネーションや壁紙のカスタマイズも可能。08年第3四半期に225ユーロで発売の予定。
7510は折りたたみモデルで、LEDフラッシュ付き200万画素カメラ、2.2インチQVGAディスプレイ、音楽機能、FMラジオ、ワンプッシュオープンボタンを備える。背面ディスプレイは使用するとき以外は見えないようになっている。Nokiaブラウザを搭載し、Nokia Search、Flickr、YouTube、Nokia Maps 1.2、WidSetsなどのサービスを利用できる。08年第4四半期に180ユーロで発売される予定。
7310は200万画素カメラ搭載のストレート端末。IMや音楽機能、FMラジオのほか、テレビにつないでプリインストールゲームを楽しむ機能もある。08年第2四半期に155ユーロで発売の予定。
7210はシンプルなストレートモデル。音楽機能、200万画素カメラを備え、ワンクリックでFlickrにアクセスして写真を共有できる。08年第3四半期に120ユーロで発売予定。

デジタルカメラ国内出荷-一眼レフの台数比が12%に上昇-
(2008/07/02  日経エレクトロニクス)

カメラ映像機器工業会(CIPA)の統計によれば,08年5月のデジタルカメラの国内出荷台数は前年同期比3.9%増の78万500台だった。出荷金額は同0.6%増の183億8700万円である。
コンパクト機は台数ベースでほぼ前年並み,金額ベースで約7%落ち込んだ。一方,一眼レフ機は好調で,前年同期比35.5%増の9万5700台を出荷。全体に占める出荷台数比率は過去最高の12.3%となった。出荷金額も同27.1%増の52億5300万円と大きく伸びている。

ニコン-上級者向け低価格のデジタル一眼レフカメラ「D700」-
(2008/07/02  日経・BCN・日刊工業新聞・CNET)

ニコンは1日、フルサイズのCMOSセンサーを搭載したハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラ「ニコンD700」を7月25日に発売すると発表した。これまでプロ向けのカメラに搭載されてきたフルサイズセンサーを搭載しながら高いコストパフォーマンスを実現した。
実勢価格はボディーのみが33万円前後、「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)」をセットにした「D700 レンズキット」が40万円強の見込み。
07年11月に発売したプロ向けの「D3」と同じ「ニコンFXフォーマット」の1210万画素CMOSセンサーを採用。
常用撮像感度も同様にISO200~ISO6400を実現し、最高ではISO25600までの増感を可能にした。
D3にはなかったイメージセンサークリーニング機能を採用したことで、振動によりセンサー付近に付着したゴミやホコリをふるい落とすことができる。
画像処理コンセプト「EXPEED」や高精度なシーン認識システム、ピクチャーコントロールシステム、アクティブD-ライティング、51点のAFセンサーなど、多くのD3の機能を踏襲。「手持ち撮影モード」と「三脚撮影モード」の2種類のライブビュー機能も搭載した。
ファインダーはD3の視野角約100%、倍率約0.7倍から同約95%、約0.72倍になったほか、フラッシュを内蔵した。
ボディーサイズはD3より一回り程度小さく、質量も250グラム近く軽量化した。同社のフルサイズセンサー搭載カメラはD3、D700の2製品となり、製品バリエーションが拡大した。
大きさは、幅147×高さ123×奥行き77mm。重さは約995g(ボディーのみ)。液晶モニターは3型。標準で毎秒約5コマ、別売りのマルチパワーバッテリパック「MB-D10」を付ければ同8コマの連続撮影が可能になる。

ソニーや松下電器-電子書籍端末売れず事実上撤退へ-
(2008/07/02  Itmedia)

松下電器産業とソニーがそれぞれ、専用端末を使った電子書籍から事実上撤退することが分かった。ソニーは昨年、松下電器は今年3月までに端末生産を打ち切り、書籍ダウンロードサイトは今年度中に閉鎖する。一方、携帯電話向けの書籍配信サイトは継続する。
国内メーカーは03年ごろから電子書籍市場に本格参入したが、専用端末やコンテンツの価格が高すぎぎたり、利用できる書籍数が少なすぎるといった問題が改善されず、普及が進まなかった。その間に携帯電話向け電子書籍市場が成長。専用端末の“居場所”がなくなっていた。
松下電器は、電子書籍専用モノクロ端末「ΣBook」を04年に3万7900円で、カラー端末「Words Gear」を06年に4万1790円(直販サイト価格)で発売したが、ΣBookは数千台程度、Words Gearは約2400台しか売れなかった。Words Gearは当初、初年度1万台程度の出荷を見込んでいたというが「専用端末の大きさや重さがユーザーに受け入れていただけなかったのだろう」と同社広報担当者は話す。
Words Gearの生産は今年3月に終了。両端末とPC向けの電子書籍ダウンロードサイト「ΣBook.jp」「最強☆読書生活(PC版)」も9月末に閉鎖する。携帯電話向けの「最強☆読書生活」は継続する。
ソニーは米E Inkの電子ペーパーを採用した「LIBRIe(リブリエ)」を04年に実売価格4万円前後で発売したが、「販売台数が伸びず黒字化できなかった」として07年5月に生産を終了した。PCとリブリエ向けに電子書籍を配信していた「Timebook Town」(100%子会社のタイムブックタウンが運営)も来年2月末に閉鎖する。
ソニーはLIBRIe発売時に、出版社などと共同で、電子書籍配信会社パブリッシングリンクを設立。LIBRIeとPC向け書籍に加え、携帯電話向け電子書籍も販売してきた。
「電子書籍市場は携帯電話にシフトしている」として07年、同社は携帯電話向け電子書籍専門に。PCとLIBRIe向けは事業は「タイムブックタウン」に分社化していた。パブリッシングリンクは今後も携帯電話向けのコンテンツ開発に注力する。
国内メーカーは5年も前から端末を発売していたにも関わらず、価格が高かったり、利用できる書籍の数が少ないといった問題が改善されなかった。その間に携帯電話の電子書籍市場が成長。「専用端末の“居場所”がなくなった」(ソニーの広報担当者)と語る。
松下電器、ソニーとも、携帯電話向けの書籍配信サービスは継続するとしており、専用端末は携帯にその座を奪われたということになりそうだ。
日本の状況とは対照的に、米国で昨年、Amazon.comが発売した電子書籍端末「Kindle」(339ドル)は発売から5時間半で売り切れる人気となった。
KindleはE Inkの電子ペーパーを採用するなど、技術や大まかなデザインはLIBRIeとそれほど変わらない。
だが9万冊以上と数多くの書籍、雑誌、新聞などを、EV-DOネットワーク経由で直接ダウンロードできるという利便性が受けたようだ(“iPodっぽい”クールさも 米Amazonの電子書籍端末「Kindle」を触ってきた)
E Inkのスタッフは、「取り次ぎが絡む複雑な流通体系もあり、日本の出版社などが電子書籍向けにコンテンツを開放しない」と話していた。日本でKindleと同様のビジネスモデルを採るのは難しそう。日本の電子書籍専門端末は、このまま死滅してしまうのか。

ソニー-情報端末mylo COM-2・動画撮影やネットラジオ対応へ-
(2008/07/02  CNET)

ソニーは7月1日、パーソナルコミュニケーターmylo(マイロ)「COM-2」の最新版「mylo COM-2 システムアップデートプログラム Ver.1.100」を公開した。
本日公開されたVer1.100は、動画撮影やネットラジオ、新ウィジェット、バッファローの無線LAN簡単設定システム「AOSS(AirStation One-Touch Secure System)」などに対応したもの。
アップデートにより、最大10分間の動画撮影が可能になるほか、Videoアプリから「YouTube」にアップロードすることもできる。
また、1万局以上を網羅するインターネットラジオ配信サービス「SHOUTcast(英語版)」にも対応し、最新システムにした上で別途ウィジェットをダウンロードするとSHOUTcastを楽しめる。
このほか、myloのHOME メニューに「Game」メニューを追加したほか(ゲームは別途要ダウンロード)、メモリースティック デュオ16Gバイトにも対応する。
なお、7月1日以降に出荷されたmyloは、最新版のシステムソフトウェアがインストールされているという。