SystemMateデジタル情報斜読み!!

あなたのデジタルライフを応援するSystemMateからの情報発信!

BD容量8倍・BDレコーダー・Black Berry発売・デジカメ・PLCアダプタ

2008-07-09 21:06:59 | Dニュース

パイオニア-Blu-ray Disc容量を8倍にする新技術を開発-
(2008/07/08  日経・日刊工業新聞)

パイオニアは7日、Blu-ray Disc(BD)の大容量化につながる新技術を開発したと発表した。再生専用の光ディスクの構造を見直すとともに、微弱な信号を的確に読み取ることのできる受光素子なども採用することでディスクの記録層を16層に増やしても安定して再生できるようにした。実用化すれば、BDの容量を市販されているものの8倍にあたる400ギガバイトに増やせる。
光ディスクは多層にすると各記録層からの信号を正しく読み取るのが難しくなるため、積層が難しいとされてきた。今回、同社は読み取りの際に他の層からの不要な信号を低減する光ディスク構造を開発したほか、受光素子の精度を上げることなどで大容量にする技術を確立した。BDとの互換性も確保した。今後、今後、記録技術などの研究を進める計画。
BDは1層当たりの記録容量が25ギガバイトで、現在は最大で2層のディスクが市販されている。従来最大容量はソニーが開発した200ギガバイトだった。
実用化できれば、フルハイビジョン画質で2時間の映画を16本を収めたパッケージ商品の市販が可能になる。大量の高画質映像を長期保存する用途なども見込み、記録メディアメーカーと共同で事業化を目指す。

パイオニア-BDレコーダーに参入・国内7社目-
(2008/07/08 日経)

パイオニアは年内をメドに、Blu-ray Disc(BD)対応のレコーダー市場に参入する。国内市場に参入するメーカーは7社目。次世代DVD規格がBDに一本化されたことで、参入企業が増えている。録画したデジタル番組の複製回数を緩和する「ダビング10」の解禁も追い風になるとみられる。五輪特需から年末商戦をにらみ販売競争が本格化する。
パイオニアは早ければ年末商戦に向け、BDレコーダーを投入する。業務提携のシャープとの共同開発で、パイオニアブランドで発売。ピックアップやドライブなどの主要部品もシャープと共同開発する。BDレコーダー大手のシャープに生産委託し、量産効果によるコストメリットを引き出す。
BDレコーダー市場は現在、国内ではソニー、松下電器産業の2強をシャープが追う展開。上位3社で約98%のシェアを握る。
6月には日本ビクターもビデオカメラとの相乗効果をにらんで年内の参入を決めた。三菱電機、日立製作所も08年度に入り参入した。規格争いで対応してきた東芝を除き、レコーダー大手が出揃った。

NTTドコモ-iPhoneに対抗しBlack Berryを個人向けに販売へ-
(2008/07/08  日経)

NTTドコモは7日、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)製の多機能携帯電話「Black Berry」を8月1日から個人向けに売り出すと発表した。従来は法人向けに限定して販売していた。Black Berryは世界で1600万人が利用している人気商品。NTTドコモはソフトバンクモバイルが11日に発売する米Appleの携帯「iPhone」への対抗機種と位置付け、個人客の囲い込みを強める。
Black Berryは手のひらサイズのボディーにパソコンと同配列のキーボードをつけた。NTTドコモは06年9月にサーバーとセットで売り出し、外資系企業を中心にこれまで約2万台を販売した。個人向けにも販売してほしいという要望を受け、今後はNTTドコモのインターネットサイト経由で端末単体でも売り出す。
パソコンと同じようにサイト閲覧や文書編集、メール送受信ができる利点を売り物に、ビジネスパーソンらの需要を見込む。iPhoneに対抗し、「端末のラインアップを拡充する」(NTTドコモ幹部)狙いもある。

ソニー-価格を抑えたエントリー向けデジタル一眼レフカメラ「α300」-
(2008/07/08  日経)

ソニーは7日、可動式の液晶モニターを搭載してライブビュー機能を強化したエントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「α300」を17日に発売すると発表した。既存モデルの「α350」よりも価格を下げ、より手軽にライブビュー撮影を楽しめるようにした。
実勢価格はボディーのみが7万円前後、ズームレンズ「DT 18-70mm F3.5-5.6」をセットにした「α300ズームレンズキット」が8万円前後の見込み。ブラックとシルキーゴールドの2色を用意。
上位モデルのα350では、ボディー上部の「ペンタ部」にライブビュー専用のイメージセンサーを内蔵した「クイックAFライブビュー」を採用。ライブビュー撮影中も高速で正確な位相差オートフォーカス(AF)が可能だが、今回のα300でもこれを搭載し、光学ファインダー並みの快適なライブビューを実現したという。
撮像素子はα350の1420万画素よりも少ない1020万画素のAPS-Cサイズ(23.6x15.8ミリ)CCDセンサーを搭載した。画像処理エンジンには「BIONZ」を採用する。ISO3200までの高感度撮影、シャッタースピード換算で約2.5~3.5段分というボディー内手ブレ補正機能、センサーを振動させてゴミやホコリをふるい落とすアンチダスト機能などの基本機能はα350を踏襲している。
液晶モニターは下向き40度、上向き130度に動く可動式なので、より自由なアングルで撮影が可能。光学ファインダーは視野率95%、倍率0.74倍。α350に比べてファインダー撮影時の連続撮影枚数が秒あたり約3コマとわずかに増加している。RAW画質での撮影では最高6枚までの連続撮影が可能。
ボディーサイズはα350と同等で、スペックとしては下位モデルの「α200」にライブビュー機能を追加したような形。同社のエントリー向けのデジタル一眼レフカメラのラインアップはこれで3モデルとなり、ライブビューがなく低価格なα200、ライブビュー搭載で価格を抑えたα300、より高画素のセンサーを搭載したα350と、用途と価格に応じて選べるようにした。
大きさは、幅130.8×高さ98.5×奥行き74.7mm。重さはボディーのみが約582g。液晶モニターは2.7型。

コレガ-自動節電機能を備えた電源プラグ一体型PLCアダプタ-
(2008/07/07  BCN・CNET)

コレガは、電源プラグ一体型のPLC(高速電力線通信)アダプタ「CG-PLCHD01」と、親機と子機がセットになったスタートパック「CG-PLCHD01-SET」を7月中旬に発売すると発表した。価格は「CG-PLCHD01」が1万2000円、「CG-PLCHD01-SET」が2万400円。
「CG-PLCHD01」は、カードサイズで電源プラグ一体型の設計を採用。部屋のコンセントに差し込むことで手軽にインターネットを楽しむことができる。
一方、「CG-PLCHD01-SET」は、出荷時に親機と子機の設定、「AES128bit暗号方式」のセキュリティ設定を行っており、購入後、すぐに利用することができる。子機の増設は最大15台まで対応する。増設はPC不要で、アダプタ本体の設定ボタンをワンタッチするだけで設定できる。
消費電力が業界最小レベルの約3Wの自動節電機能を搭載。子機では、接続している機器間の通信が約20分以上途切れると自動節電機能が稼動し、消費電力を1W以下にセーブする。
アダプタは対ノイズ性と通信速度が向上した第2世代HD-PLCの最新規格を採用。第1世代HD-PLC規格に比べ、通信速度が約110%向上し、最大210Mbps(メガビット/秒)と高速通信が行える。


環境エコ関連・スマートフォン・安全基準見直し・松下HDDレコーダー不具合

2008-07-09 21:05:19 | Dニュース

トヨタ-ハイブリッド車「プリウス」に太陽光発電を搭載へ-
(2008/07/07  日経)

トヨタ自動車はエンジンとモーターを併用するハイブリッド車「プリウス」に太陽光発電システムを搭載する方針を固めた。来春にも全面改良し発売する新型車の一部に採用。カーエアコン駆動用電源として活用する。自動車大手が普及車に太陽光システムを搭載するのは初めて。地球温暖化への関心が高まるなか、多様な環境技術を搭載した次世代型自動車として注目を集めそうだ。
新型プリウスの高価格タイプに太陽光システムを搭載する。屋根部分に発電パネルを設置。エアコン駆動に必要な2~5キロワットの電気の一部を太陽光でまかなう計画。現在はデザインに配慮したパネルの設置方法などを検討している。搭載車の生産台数や価格などの詳細も今後詰める。パネルは戸建て住宅事業や工場向けで取引実績のある京セラなどから調達する方針。
トヨタは09年にプリウスの国内生産を07年比6割増の45万台程度とする計画。軽量化などで既存車より燃費効率を高める新型車に太陽光システム搭載車もそろえ、市場を開拓する。

松下電器-Liイオン2次電池に回生充電可能な電動自転車-
(2008/07/04  日経エレクトロニクス)

松下電器産業は,Liイオン2次電池に回生ブレーキで充電可能な電動自転車「リチウムビビ RX-10S」を8月20日に発売する。下り坂などの走行時にモータによる回生ブレーキを利用することで,回生充電しない場合と比べてアシスト走行距離を大幅に延ばした。上り坂や下り坂などを含む同社の定める条件で走行した場合,回生ブレーキを利用しなければ約90kmまでアシスト走行が可能なところ,回生ブレーキを利用すれば約125kmまでアシスト走行が可能になるという。Liイオン2次電池に回生充電可能な電動自転車の発売は,三洋電機の電動自転車「エナクル」に次いで2例目となる。
自転車で回生ブレーキ機能を採用するため,従来車種においてペダル軸に搭載していたモータを新車種では前輪に搭載した。自転車ではペダル軸に1方向クラッチが搭載されており,下り坂などの走行時にペダルは回転せず,車輪のみが回転する構造となる。このため,ペダル軸にモータを搭載すると回生ブレーキ機能を採用できない。
加えて,同社の電動自転車では,左右のブレーキ・レバーを使うことで,回生ブレーキ力を2段階に切り替える機能を搭載した。一方のブレーキ・レバーを軽く引くと,回生可能な最大電力量の半分をモータで発生し,2つのブレーキ・レバーを引くことで最大電力量を発生することができる。ただし,ブレーキ・レバーを強く引けば機械式ブレーキとなる。
さらに,走行状況によって,「強・中・弱・オフ」の4段階のアシスト力を自動的に変更する「オートマチックモード」を搭載した。走行状況はペダルの踏力を測定するトルク・センサの値を使って推定する。「発進」や「上り坂」と推定した場合は,アシスト力を大きくする。「下り坂」と推定すればアシスト力を発生しないという。
Liイオン2次電池の正極材にはMn系を使い,定格電圧は26Vで電流容量は10Ahである。質量は約2.5kgで,体積エネルギー密度は400Wh/L以下であるという。車両の販売予定価格は15万円で,生産台数は年間3000台を計画。

プラザクリエイト-リサイクル方式の使い切り「エコデジカメ」-
(2008/07/05  日経)

最大50枚を撮影した段階でカメラを返して現像を依頼。現像後のカメラはリサイクルして何度も再販売される・・・。そんなリサイクル方式の「使い切り」デジタルカメラが登場する。DPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)最大手のプラザクリエイトが8月にも全国1200店で発売。廃棄された携帯電話の部品を使って1280~1980円の低価格を実現する。
有効画素数は約300万画素で、防水機能付きも用意。メモリー容量は27枚と50枚撮りの2種類で、うまく撮れなかった写真は消去して取り直しできる。撮り終えたデジカメはプラザクリエイトの店に持ち込み1枚37円でプリントする。焼き増し用の画像データもCDでもらえる。
現像後、回収したデジカメは分解して画像データを削除。電池を充電した上で再び販売する。
廃棄されたNTTドコモの携帯電話端末から液晶画面とカメラ用レンズを取り出して再利用し、カメラのコストを大幅に減らす。携帯電話リサイクル事業のコネクトリプロ(東京・新宿)が部品を供給し、プラザクリエイトが中国のカメラ工場に委託してデジカメとして再生する。初年度に5万台を生産し、3年後に販売規模を30万台に広げる。

HTC-日本市場も強化するスマートフォン戦略-
(2008/07/04  CNET・産経新聞・毎日新聞)

HTC Nipponは3日、HTCの全ラインアップを紹介する「HTC Nippon スマートフォン ショーケース」を開催。
HTCのスマートフォン戦略、HTC Nipponの展開を説明した。
会場では、HTC Nippon代表取締役社長デビッド コウ氏が、HTCの会社について説明した。HTCは1997年5月に創立。高機能なスマートフォンやPDAの設計、製造、マーケティングに集中した事業を展開し、急成長を果たした。
1998年4月に世界初のパームサイズPDAを開発。2000年5月には「Compaq iPAQ Pocket PDA」、2001年1月に世界初の通信機能搭載PDA、2002年5月に世界初のカラー通信機能付きPDA、2002年10月に世界初のスマートフォン、2005年5月に世界初の3G PDAフォン、2006年7月に世界初の3Gスマートフォンを提供。このように世界初の端末を次々に世に送り出してきた。
事業開始10年目にあたる2007年には、HTCブランドの全世界展開を開始し、年間約1000台の端末を出荷。また、東南アジア・オーストラリアでトップセールスを記録している販売店「Dopod International」を買収。ヨーロッパ・アジア地域でHTCブランド製品の販売を開始し、OEMでの販売が10%以下になるなどHTCブランドでの製品販売を積極的に展開してきた。
製品では「HTC Touch」を2007年6月に販売開始。その後、Touch Dual(HT1100、EMONSTER lite)、Touch by HTC(CDMA)、Touch Cruiseを提供開始し、Touchシリーズを11カ月で300万台販売したといいう。デビッド コウ氏は「日本での成功も確信している」と話した。
また、革新性と独自性で事業を展開。OHA(Open Handset Alliance)のコアメンバーとして、オープンで包括的なプラットフォーム「アンドロイド」の開発を表明。デビッド コウ氏は、あくまで自分の公式発言でないと前置きし、「新聞などの記事によると、米T-mobileからアンドロイド端末を今年後半に発売する」と語った。
2008年は、さらに簡単に使えるモバイル端末の開発、HTCブランドのさらなる展開を実施。日本市場でもブランド展開を集中的に行うとした。
世界中でリリースが開始されている最新モデル「Touch diamond」については、「新聞などによると日本でも間もなく発売になる」と話した。日本で未発表のため詳しい内容は紹介できないとし、さらにこれはあくまでも公式見解ではないと注意を促しながらもデビッド コウ氏は実機もチラリと披露した。
一方、日本では、2006年3月に日本法人を設立。以来、10種類のスマートフォンを提供してきた(予定製品を1製品含む)。各携帯事業者への強力なサポートを行いながら、日本のスマートフォン・マーケットを創造。また、日本国内でもSIMロック・フリーの端末を導入し、多彩なラインアップを展開。HTCが新製品を発売するとスマートフォンの売り上げも増えてきたとした。
2008年以降に向け、HTC Nipponは日本を世界市場での戦略的なポジショニングに位置付け、携帯事業者との戦略的関係を強化。グローバル企業として、規模と事業販売を最大限に活用して製品を投入。選択肢が広がるようにラインアップを拡充するとした。Touchシリーズを複数の事業者から提供することで、その使いやすさを日本のユーザーに訴求していくとともに、HTCブランドを強化していくとしている。
現在、日本でのブランド認知度は世界に比べると低いが、これから認知度をさらに上げていく。デビッド コウ氏は「昨年の世界での販売台数は1000万台。今年は昨年比20~30%増を目指す」と話した。

経済産業省-電気製品の安全基準を全面的に見直しへ-
(2008/07/04  読売新聞)

経済産業省は3日、電気製品の技術的な安全基準を全面的に見直す方針を固めた。これまでは品目ごとに基準を定めていたのを、例えば「電圧100ボルトの家庭用電源で使うものはすべて」規制の対象とし、これまで安全基準のなかったパソコンやプリンターなどを含め、あらゆる電気製品を包括的に規制する形にする。同省は2010年の通常国会に、電気用品安全法(電安法)の改正案を提出する方針。
現行の電安法は、エアコンや扇風機、テレビといった電気製品454品目について、それぞれ構造や絶縁性能などに関する技術的な安全基準を定めている。メーカーや輸入業者は販売に際し、この基準に適合しているかどうかを検査する義務がある。
これが包括的な規制に置き換わると、法律では個々の品目に対して安全基準を定める代わりに、メーカーに対し、製品ごとにメーカーの責任で安全対策を徹底するよう求める内容を明記する方向。
ここ数年は品目の追加指定がほとんどなく、パソコン本体やプリンター、生ゴミ処理機といった比較的新しい電気製品が規制対象に含まれていない。

松下電器-ダビング10解禁直後にHDDレコーダー11機種で不具合-
(2008/07/05  日経・日経エレクトロニクス・朝日新聞)

録画したデジタル放送番組を最大10回まで複製できる「ダビング10」の運用が4日スタートしたが、松下電気産業製のHDDレコーダーなど11機種に不具合が発生した。同社には苦情が約300件寄せられた。
同社は3日午後に改良版ソフトの送信を始めたが、一部利用者が誤作動画面に従い録画データを消去する被害も発生した。原因は不明だが、何らかの理由でソフトの更新ができなかったとみられる。
松下電器によると、起動時間を早める機能がオンのままDVDなどを入れた状態で電源を入れると、内蔵HDDに蓄積された録画データについて「初期化を実行しますか」と確認する画面が表示されるケースがあるという・この場合、利用者は「はい」しか選べない。大半のユーザーはここで電源を切ったが、これまでに4人が「はい」を選んで録画データを消去してしまったという。
誤作動に対するユーザーの苦情は2日朝から松下電器に届き始めた。松下電器は3日午後までに原因を突き止め、放送波で改良版ソフトの送信を始めた。だが、不具合発生の事実は4日に報道機関から指摘されるまで公表しなかった。公表が早ければ誤って消去する被害を減らせた可能性がある。
改良ソフトは1日に数回送られてくるため、不具合が発生した機種でも電源コードを入れて電源を切っておけば問題は解消されるという。
松下電器は既に修正版のファームウエアの配布を開始している。また、今回不具合が確認された300件に関しても、修正版ファームウエアの配布を済ませており、正常に起動できるようになっているとする。
不具合が発生した機種は全部で11機種。BD装置内蔵の「DMR-BW900」、「DMR-BW800」、「DMR-BW700」、「DMR-BR500」の4機種と、DVD装置内蔵の「DMR-XW320」、「DMR-XW300」、「DMR-XW120」、「DMR-XW100」、「DMR-XW200V」、「DMR-XP12」、「DMR-XP22V」の7機種。