サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

不可の無い馬場運動

2006-11-06 23:39:24 | 清史郎
全日本学生から人馬が無事帰ってきましたが、TRF-美子組は12月の全日本学生選手権大会に向けての練習を開始しました。

3・4・5日の連休と今朝の4日連続で、特に4肢均等にバランスすることを中心に指導です。
馬のバランスを起こすために、今まで封印してきた折り返し手綱を連休中だけ使い、正しいバランスでの正しい上体・拳・肩肘の使い方などをおさらいです。

清史郎は胴体が長いので、なかなかバランスバックした体勢にならない馬です。というより、猛烈に興奮してパッサージュ歩様になった時以外はバランスバックしたことが無い、が正しいです。
それでもジャリスコ効果で再発見した4肢均等バランスをしっかり意識して乗りますと、もの凄く気持ちの良い運動をしてくれます。

ハミにのめらず、正しいポジションで動く馬に正しく乗ってくれると、見ていて気持ちが良いです。自馬の試合は終わったし、なるべく怒鳴らないように・・・と思うのですが、基本的に怒鳴らねばならない要素が無いです。

でもその中で注意することは、隅角や巻き乗りといった曲線運動では屈曲を意識することと、図形の正確さは手綱ではなく推進によって要求する事、です。


昨日と今日は経路の練習に移りましたが、ここで注意することは、経路に対して性格に乗ることです。自馬ではなく貸与馬ですから、運動の内用で勝負する前に、正確な地点、正確な移行、正確な図形ありきです。
そして絶対にやってはいけないことに、敬礼時に馬を動かすこと、速歩でのイレギュラー、駈歩の手前ミスがあります。これらを失敗すると5点以上の得点は有り得ないので勝負の大きな分かれ目です。
速歩をイレギュラーさせないには、最近はまっている『4肢に均等にバランス』が最も大切です。
それらのことを押えつつ、経路に対する理解をもっともっと深めて行きたいと思います。
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