サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

試合明けで、今朝はゆっくり・・・

2005-11-28 20:42:33 | コーチとして
のはずはございません。
馬と一緒に庄原へ帰ってきてクラブハウスに宿泊した美子と濃霧の中、6時半からファリスを、朝食を挟んで清兎の運動です。

特にファリスは美子が乗るのは全く今日が初めてであったので、敢えて指導をせず、今週の土曜日に馬事公苑で行なわれる全日本学生選手権大会に対応した練習として、私が運動した後10分弱の運動の後いきなり馬場の経路を廻らせました。

結果は、全く初めての馬に10分弱乗ったにしては【合格】でした。まあ、色々と指導しなければならないポイントはありましたが、次回は技術でカバーできる部分だと感じました。

金曜の夜行バスで上京する予定らしいから、練習できるのは後3日です。
競技の際に与えられる運動時間は5分です。この5分で馬の癖を掴み馬場を廻らなければならない訳です。
だからダラダラしたことをやっていては、アッという間に5分は経過してしまう。
私が指導できるのは後3鞍くらいですから、5分の時間でやらなければならない運動メニューを再確認です。

選手権の練習はファリスまでとして、朝食後の清兎は、初めの30分は坂道トレーニングとし、残りは障害を絡めてバランスバック・アプローチ・反対駈歩・踏歩変換の指導です。
清兎は左から右への踏歩変換はタイミングさえ合えば問題なしで、むしろ人間が要求していない場所で背を張って踏歩変換される状況です。
駈歩横歩~反対駈歩~踏歩変換という一連のコンビネーションを騎手に理解させたいのですが、まだまだ経験不足です。でも頭で何をしないといけないかが理解でき始めたから楽しみです。
今朝美子に言ったことは、『目の前に壁が立ちふさがってはいるが、壁のどこに穴が空いているかも見えているはず。壁があっても穴が見えているなら、その穴へのルートは自分で探せるはず。やるべき事をきちんとやりなさい。』でした。

試合が終わって、清史郎では良い結果が出せなかったけど、清兎に上手く乗れて、小さなきっかけを掴みかけたのかな~、です。東京では、もしかしたら結果的には1回戦負けの成績かも知れませんが、成長の糧になってくれれば良いですね。
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