サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

俺とお前の違いは何や??

2006-06-10 20:25:17 | 清兎
今日も今日とて・・・美子の指導中の一言。

美子 『きちんと乗るか乗らないか・・・です。』

TRF『・・・違うよ。本質的に何が違うのか判っていない。私は審判だから何をすれば6点以上を貰えるか、を知っている。しかも審判は選手の粗探しをしようとしているのではなく、気持ちよく6点以上を点けてあげたいと願っているの。だから審判が安心して6点を点けられる運動をすれば良い。

それと何をしたらバッサリと切られるかも知っておかねばならない。リズムブレイクを起こした運動に6点はありえない。仮に中間速歩で5点かな6点かなと迷うような運動があったとしよう。迷って運動を見守っていたら、最後の移行でガクンとリズムブレイクを起こした。これで審判は迷うことなく5点、或いは程度によっては4点を点けてくる。

完全な真直性の欠如は論外だけど、整斉とした運動でリズムが整っていれば二蹄跡運動の屈曲が多少甘くても5点は来るし、審判の位置によっては屈曲の深さは見えないのでペースと移行が最大の評価基準になり6点がもらえる場合もある。だからリズムブレイクは絶対に駄目!!』

その他にも細かい注意はありましたが、指導のメインは其処でした。

技術といえばそれまでですが、美子の運動にはムラがあります。馬の状態に左右されることも多いです。
経路の練習をしていて『オヤっ!!』と思う動きを見せることが出てきましたが、安易に最大減点を喰らう運動もしっかり入っている。
だから大きな声で怒ることも多いですし、かなりキツイ事も言います。しかし、全く駄目な人間なら怒りません。裏返せば、怒る価値があるから怒るのだ~!!


(ヤレヤレ、誉めているのか貶しているのか・・・)
コメント
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