サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

遠い異国の、他人事と思っていましたが・・・

2006-06-09 22:38:38 | 庄原TRF
ウエストナイルウイルス感染症の係わる野鳥のサーベイランス調査実施要項から抜粋

1.目的
平成15年に作製したウエストナイルウイルス感染症蚊及び野鳥のサーベイランス調査計画に基づき、サーベイランス調査を実施する。

2.調査内容
(1)蚊
ア 実施数
  1家畜保健所当たり2ヶ所
イ 調査対象場所
  原則1ヶ所は、馬飼養農家(乗馬クラブ等)とする。
ウ 実施時期
  継続的に1ヶ月ごと(6月から10月)

  ・・・・・

ウエストナイルウイルス感染症って聞いたことありますか? 数年前にアメリカで発生し、町中に殺虫剤を噴霧していたのをTVニュースで見たことがあります。
詳しくは下記を。

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/westnile/wn2005.html

それで何なのかと申しますと、野鳥の渡り鳥が運び込んだウイルスを蚊が媒介し、人や馬などがウエストナイルウイルスに感染する恐れが0%とは言えない訳でして、蚊の中にウエストナイルウイルスを持っているものが日本に紛れ込んでいないかどうか、蚊の固体検査を行なうことになった訳です。

調査対象が人ではありませんので、県の家畜保健所が調査を担当します。実施要項にもあるように1ヵ所は馬を飼育している施設で検体の採取を行なう必要があって、当TRFに白羽の矢が立った訳です。
慎重に協議の結果でしょうが、家畜保健所から徒歩5分、職員さんが我社のアパートに入居している、その方は少しの間TRFで乗馬を教えてあげたことがあるetc・・・。(選択の余地がなかったとも言えますかな・・・)

本日、厩舎の中に誘蛾灯付き蚊取り器が設置されました。お役に立てて幸いです。
検査は月に1回のみ・・・。その他の日にも機械を動かしていても良いのかな~?
コメント
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