祈り

雷雨と晴れ間と、なにかと忙しない天候が続きます今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
巫女のみよこです。

本日は、山形県の様々な宗教者が集まる「宗教者懇話会」が当社で行われました。
それぞれの宗教の違いや良い点などを話し合い、より良い国をつくろうという
素晴らしい会合です。

どの宗教も垣根無く参拝し、東日本大震災、並びに熊本大地震の復興を祈り、日本がこれから平穏無事でありますようにと祈りが込められた祭典が執り行われました。



その中で、巫女は「浦安の舞」という神楽を奉納致しました。







この浦安の舞という神楽は、心の安息、という意味があります。
この神楽の歌詞は、昭和８年に詠まれた昭和天皇御製です。

天地（あめつち）の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

天にいらっしゃる神様と、
地上にいらっしゃる神様に、
この世界がまるで朝なぎの海の様に荒波の絶たない平和で豊かな国になりますようにと祈ります

という意味になります。

この神楽の振り付けにも、まるで地球を表しているような大きな円を描く動作があります。
日本の古くからの「和」の精神を表していくかのようです。

どうかこの世界が良くなり、皆さんが平和で安らげる世界になりますように、
微力ながらこれからもお祈りして行きたいと感じました。



以上、巫女のみよこがお送り致しました。



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山形県　鶴岡市　荘内神社