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時間は戻せない(柏戦)

2007-04-07 20:08:14 | 横浜Fマリノス
無敗で首位の柏に、調子の上がるマリノスが挑む。

●スタメン
GK 榎本
DF 隼磨、栗原、中澤、裕介
MF 吉田、功治、河合、幸宏
FW 大島、坂田

SUB
高桑、吉村、上野、狩野、乾、清水、マイク

メンバーはほぼ固まっている。
最初からマリノスが試合を支配するも、ゴール前でボールを持たれた8分である。
栗原が安易にスライディングをするもこれを交わされ、一瞬の隙を突かれて、
シュートがゴールへ吸い込まれる。

 0 - 1

この失点の後もマリノスは試合を支配し続け、攻撃を仕掛ける。
そして37分、大島からのパスを坂田が受け、これが一瞬オフサイドのフラッグが上がるが、主審は流し、坂田がシュート。その後のこぼれ球を功治がシュートし、これが決まる。同点と思ったのも束の間、主審の田辺氏が線審と協議の結果、ノーゴールの判定。この時の事は後述するが、ゴール裏からはオフサイドは流されたものであり、何故ゴールが取り消されたのか全くの不明。
ブーイングがゴール裏に響き、隼磨がこれを煽る。
前半終了後もブーイングは響き渡った。

45分
吉田→狩野

既に決定事項の様に狩野に交代する。
マリノスの選手達は後半も足を動かし続け、試合を支配する。シュートを打つ。
意味不明に取り消されたゴールを取り戻す為に、主審の不可解な誤審に負けじと、
闘志を燃やす。
疲れの出てくる時間帯で、交代も行われる。

68分
幸宏→乾

79分
大島→マイク

そして攻撃を続ける所で一発のカウンターを喰らう89分。

 0 - 2

ここで試合終了。
試合後、俺はゴール裏に挨拶に来る中澤に叫んだ。
「佑二、頼むぞ、佑二。佑二、頼むぞ、佑二。」
次第に拍手が大きくなる。そしてコールが行われた。
とにかく、ここで折れては負けである。中澤は責任感が強く、
また同時に繊細である。そしてキャプテンでもある。
だからこそ、俺は叫んだ。しっかりと支えて欲しいと。
こんな誤審に負ける様なマリノスではあってはならないと。


さて、問題のシーンを様々なメディアの情報などから振り返ってみる。

実際には、大島が柏の選手を引っ張り、そしてバックパスを坂田がこれを奪い、
ここで線審がオフサイドのフラッグを上げ、試合は明らかに流され、ゴール後に、
線審と主審の間で協議後ゴールが取り消されている。
当然納得のいかないマリノスの選手は主審に誰がファールなのか?と聞くと、
「難しい質問をするな」と答えたらしい。
本来、主審の判断は翻してはならない。一度決定したものは、本人であろうと
翻してはならない。これはサッカーのルールである。
線審に言われ、自分の判断が誤審だと思ったのであろうが、線審はファールのフラッグの振り方ではなくオフサイドの上げ方であった。
線審のフラッグには、ボタンが付いており、これを押すと無線により
主審に音と振動で伝える事ができる。気付かなかったというわけではない。

線審が上げた旗の時、主審はオフサイドではないと判断したのであろう。
これは間違ってない。そもそも線審がファールならファールの旗の振り方をしない事が間違っているのである。
何の根拠もなく、判定を覆した主審の田辺宏司氏、幇助した線審の中原美智雄氏にはレフリーの資格がない。

また、サッカーマガジンの武智幸徳のコラムでは、正しい判断をしようとして時間を戻した事は当然だという記述があった。
私は、サッカーダイジェスト読者だが、双璧と言われたサッカー雑誌でこのような記述を載せるとは、見下げたものであると同時に、悲しむべき事だ。

最後に、不可解な判定にも負けずに最後まで走り続けたマリノスの選手に拍手を送りたい。


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