阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   森友国会議事録 安倍首相の赤っ恥答弁「大量封印」

2017-04-07 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 04/07(金)

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今村復興相は「辞任を」 避難者や支援団体  【東京新聞】

 東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者の帰還を「本人の責任」などと述べた今村雅弘復興相の発言を巡り、自主避難者や支援団体「避難の協同センター」(東京都新宿区)が6日、復興庁を訪れ、発言の撤回と今村氏の辞任を求める文書を同庁職員に手渡した。

 文書は、避難者は原発事故さえなければ故郷を離れることはなかったと強調。「被災者支援の責任を担う大臣として資質を問わざるを得ない」と今村氏を批判した。

 復興庁に対しても、自主避難者への支援を福島県に任せ切りにせず、国として実情把握に努めるよう求めた。
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 原発事故の責任の一端は国、つまり加害者が被害者に向かって自己責任と言い放ったわけ。
 許されるか?
 


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下品な首相に下品な官僚(佐高信)  【週刊 金曜日】

 前略 財務官僚殿

 私が学生時代に入っていた郷里の寮の寮監の佐藤正能(さとうまさよし)先生は歌人でもありましたが、「聞きたきは抱負にあらず国政の重きを畏(おそ)る一言なるを」という歌をつくっています。聞きたいのはビジョンとやらではない、国の政治に携わる重大さを畏れる一言だ、ということでしょう。

 「バカな大将、敵より怖い」という言葉がピッタリの安倍首相に当てはめて言えば「聞きたきは言いわけにあらず国政の重きを畏る一言なるを」となります。

 この首相と呼びたくない首相は森友学園の籠池泰典を最初は評価していたわけですが、こうしたウサン臭い人間しか周囲にいないということが問題なのです。安倍個人の問題であると同時に首相という地位、権能を汚しているのだということが安倍にはまったくわかっていません。

 それ以上に哀れにさえ思うのは、プライドのかけらもない財務官僚の醜態ですね。

 いまは亡き元首相の橋本龍太郎氏のお父さんの龍伍さんは、東京帝国大学を出て、旧大蔵省(現財務省)に入ったあなた方の先輩ですが、つねづね、こう言っていたということです。

 「国家公務員にせよ、政治家にせよ、株は持つべきではない。公務員も、政治家も、一般の者が手に入れることのできない情報にしょっちゅう接する。その人間が株を扱ってはいけない。もし知っている情報を使わなかったと言いはっても、あらぬ誤解を受ける」

「総理も俺も長州人」と自慢する迫田長官

 今度の問題に関わって言えば、首相の友人なら、なおさら認可や土地取得で疑われるようなことをしてはいけないし、首相もそうした人を近づけてはいけないでしょう。

 この基本の基の字が、安倍はもちろん、「安倍に最も近い財務官僚」といわれる田中一穂(たなかかずほ)や、「総理も俺も長州人」などと自慢する迫田英典(さこたひでのり、理財局長から国税庁長官)にはまったくわかっていません。

 かつて、大蔵官僚が過剰な接待を受けていたことが発覚してスキャンダルになった時、匿名での彼らの放言をまとめたテリー伊藤編著の『お笑い大蔵省極秘情報』(飛鳥新社)が話題になりました。この中で私も名前を挙げて脅されたので訴えたのですが、その第2弾『大蔵官僚の復讐』(同)で、彼らは厚かましくも開き直っています。

 キャリアもバカ、国民はもっとバカと罵るノンキャリアに、たまりかねてテリーが、「あなたは反省の色が全然ないじゃないですか」と迫ると、

 「我々は反省する必要がないんだから。間違ったことはなんにもしてない」と蛙のつらにションベンなのです。

 そして、怪しげな石油商から絵をもらった主計局長(当時)の湧井洋治(わくいようじ)について、ダーティさがわかりやすい湧井の手が後ろに回らない理由を、こう語っています。

 当時、法務省は旧館がきれいに手入れされて残っている上に、裏に真新しいハイテクビルが建ちました。

 それに対して大蔵省が、法務・検察は気に入らないから、コンピュータそのものは導入させません、その予算は認めません、と言ったら、あのビルはがらんどうになってしまう、というのです。

 検察が証券局長室のガサ入れまでやりながら、証券局長だった長野厖士(ながのあつし)を逮捕しなかったのは、職務権限にからんで公判を維持できないかもしれないと思ったこともありますが、結局、大蔵省が怖いからだ、と匿名大蔵官僚は主張しています。証券局長以上に怖いのは、予算を握る主計局長の湧井であり、だから踏み込めなかったというわけです。
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 まったく国民の公僕と言う感覚がなくなって王様気分なんだね、いずれにしろ全自動忖度機を含めすべてガラガラポンしないと。
 


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原発への覚悟感じられない激高大臣  【日刊スポーツ】

 ★この東電8000株所有の復興相・今村雅弘は、前任のパンツ大臣より始末が悪いのか。そもそも何に激高し何に謝罪したのか。ひどさから言えば金融相・石原伸晃の過去の一連の発言、福島第1原発事故の被災者に「最後は金目でしょ」と言ってみたり、汚染土壌の保管先について「福島第1原発の『サティアン』」と何度もテレビで発言するなど、少し考えればわかりそうなことがちゃんと言えない部類の政治家なのか。

 ★原発事故で今も帰れない、約3万人いるとされる自主避難者について、会見で記者から国が責任を取るべきではとの問いに「本人の責任でしょう。(不服なら)裁判でも何でもやればいいじゃないか」「出て行きなさい」「何で無責任だと言うんだ。撤回しなさい。無礼だ。もう2度と(会見に)来ないで下さい」「うるさい」と激高、会見を打ち切り退室した。

 ★つまり政府の言うことを聞かず勝手なことをしていると、助けないぞと脅し、被災者に対しての物言いや態度からは、原発に対して向き合う覚悟も感じられない。自主避難者は、国の避難指示を受けなかった地域から、被ばくを心配し避難した人たち。勝手に逃げた人は、勝手にどうぞということだ。

 ★大臣は激高したことについては謝罪したが、自主避難をした人たちについての発言は撤回もしていないし、謝罪もしていない。この政権は思うようにいかなかったり、都合の悪い場合は切り捨てるという対応を是とすることは、沖縄の人たちに向けた態度でも示されている。つまりこれを問題視する空気は、閣内にも与党にもないということだ。政治の劣化は、まひしていて気づかないところにある。
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 これが安倍自公政権を映し出している鏡です。
 原発事故の一端は地震津波を軽く見た第一次安倍内閣です。
 


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森友国会議事録 安倍首相の赤っ恥答弁「大量封印」の忖度  【日刊ゲンダイ】

 不都合な答弁の数々がごっそり抜け落ちている。安倍首相が初めて森友疑惑の追及を受けた2月17日以降、衆参両院の予算委員会の議事録が、公式サイトに全く掲載されていないのだ。

 未掲載なのは2月17日、20日、23日、24日、27日の衆院予算委の議事録。同月28日以降、参院予算委に論戦の場が移ってからは1日分もない。

 議事録の速記を起こした「未定稿」は、審議当日の夜には仕上がり、各議員の事務所に配られる。それから議会内のチェックを経て、通常2週間から1カ月後には両院の公式サイトに掲載される。実際、3月23日に開かれた籠池前理事長の証人喚問の議事録(衆院分)は公開済みだ。

 この間の予算委で安倍首相は常に逆ギレ。誰もそうは言っていないのに「私や妻を犯罪者扱いするのはやめていただきたい」と声を荒らげた。確かに議事録に残ったら恥ずかしい答弁の連発だった。

 未定稿はとうに仕上がり、残るは誤字や数字の確認のみ。まさか、首相に恥をかかせてはマズイと、衆参の事務方が揃って「忖度」しているのだろうか。

 「約2時間の証人喚問と違い、首相出席の予算委は大概、9時から17時のロングラン。校閲作業に手間取り、過去には半年かかったこともある。ちなみに、スタッフの定数は4人。忖度? あり得ません」(衆院広報課)

 参院はやや事情が異なり、「委員会で議員の発言が問題視されると、訂正の確定まで、その日の議事録は掲載不可。また、公開は審議の日付順との内規があり、その日以降の議事録も公開を見合わせます」(広報課)と説明する。

 3月2日の参院予算委で、自由党・山本太郎議員の「アッキード事件」発言に、安倍首相は不快感をあらわにした。この一件が不掲載の理由なら、それこそ安倍首相の機嫌を忖度していないか。

 2月17日の衆院予算委で、安倍首相から「私や妻が関わっていたなら総理大臣も国会議員も辞める」との答弁を引き出した、民進党の福島伸享議員はこう言う。

 「未掲載分と同じく9時から17時までの審議だった2月14日の衆院予算委の議事録は、既に公開済み。事務方の説明は言い訳になっていません。森友疑惑の交渉記録の廃棄や首相夫人付職員のファクスなど、行政府の『忖度』だけでなく、国会の事務方まで議事録隠蔽まがいで首相に『忖度』するのなら、日本の三権分立は危うい。本人が国会で2度も答弁した通り、安倍首相を本当に『立法府の長』扱いすることになります」

 この国はもはや民主国家とは言い切れない。
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 安倍政権下の日本はとっくに民主主義国家ではなくなっている、国民がそれに気が付くのが遅すぎる。
 

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真偽を検証 佐川理財局長が言った“自動的に消去”システム  【日刊ゲンダイ】

 「パソコン上のデータもですね、短期間で自動的に消去されて復元できないようなシステムになってございますので、そういう意味では、パソコン上にも残っていないということでございます」

 腰を抜かす国会答弁だ。発言者は、財務省の佐川理財局長。3日の衆院決算行政監視委員会で、野党議員から行政文書の電子データは残ってるはずだと指摘され、こう答えた。

 森友学園問題で、「すべての記録書類を廃棄した」と言い張るなど、人を食った答弁を繰り返している佐川局長だが、さすがにこれは聞き捨てならない。大事な文書が消えてしまわないよう、パソコンの自動バックアップシステムがあるのは分かるが、短時間でデータが自動的に消去されるシステムなんて、聞いたことがない。

 「スパイ大作戦」じゃあるまいし、本当にそんなシステムになっているのか。それであれば、いつから導入され、どのくらいの予算がついたのか。そのシステムはどこの会社が開発したのか――等、財務省に問い合わせ、質問状も送ったが、「この件について、たくさんの質問をいただいているので、すぐに回答することができない」(広報室)とのことだった。

 「確かに会社(財務省)で使用している電子メールは一定期間を過ぎるとデータが消えてしまいますが、それはサーバーの容量の問題のようです。行政文書は省のメーンフォルダーに残すと思うのですが、それが短期間で自動的に消去されて、復元もできないようなシステムだとは知りませんでした。知らないうちに重要な文書が消えていたら困りますね。理財局だけは特別なシステムなのでしょうか」(財務省関係者)

 そもそも、そんなシステムは実際に存在するのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう言う。

 「文書が自動的に消去されるシステムをつくることは理論的には可能ですが、手間がかかる上にメンテナンスも大変で、割に合わない。ソフトウエアを開発するメリットも導入する意義もないように思います。さらには復元不可能なシステムとなると、情報公開請求があった時に黒塗りの文書さえ出せないということですから、そんないい加減なシステムを行政機関が採用するとは思えません。むしろ、役所としては、サーバーのデータが飛んでも復元できるように定期バックアップを取っておくのが普通でしょう。佐川局長の答弁は、民間のIT知識のレベルをナメきって、適当な答弁でゴマカそうとしているように感じます。意図的に消さない限り、データは何らかの形で残っているはずです」

 公文書管理法に基づく「行政文書の管理に関するガイドライン」でも、会計検査の対象になる証拠書類の保存年限は5年とされている。それを年度末を前に電子データまで廃棄なんて、大失態と言っていい。もし意図的に廃棄していれば公文書等毀棄罪に当たる可能性があるし、故意でなくても公文書管理法違反になる。佐川局長は刑事告発されることも覚悟の上でデタラメ答弁を続け、誰かをかばおうとしているのか。

 それだけの価値のある人物を守るための放言でなければ、ココロが壊れたとしか思えない。
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 国民を馬鹿にしすぎている、しっぺ返しを!
 
 

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浮かれる安倍首相 被爆国の使命放棄しトランプに媚売る愚  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相 高橋乗宣氏

 「唯一の戦争被爆国」としての役割を放棄したウラには、安倍首相の「忖度」があったようだ。史上初の「核兵器禁止条約」制定をめぐる国連交渉に、日本政府は不参加を表明した。その経緯を被爆地・広島の地方紙「中国新聞」が2日付で詳報していた。

 記事によると、参加に意欲的だった被爆地・広島選出の岸田外相に「待った」をかけたのは、安倍首相だ。背景には核戦力の増強に積極姿勢のトランプ米政権への配慮がにじむ。

 北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射した翌3月7日。トランプ大統領との電話会談にこぎ着けた首相はこう強調したそうだ。

 「ミサイル発射から間を置かずに話ができた。日本が常に共にある証左だ」

■寵愛に浮かれる首相

 大統領の「寵愛」を受け、はしゃぐ様子が目に浮かぶ。官邸はこの時までに交渉参加への慎重論を外務省に伝えたとされる。核兵器の惨禍を知る国としての使命をなげうってでも、安倍首相はトランプの“お気に入り”の座を失いたくないのだろうか。

 戦後日本は「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」の非核3原則を国是に掲げてきた。それなのに核兵器禁止条約の制定に水を差すなんて、どうかしている。米国など核保有5カ国が参加しないまま交渉を進めれば、国際社会の分断が深まるという政府の言い訳も馬鹿げている。日本はこれまで核保有国と非核保有国の「橋渡し役」を自任してきた。交渉に参加しなければ、その役目は果たせないはずだ。

 ましてや、今回の禁止条約はオバマ前大統領が掲げた「核兵器なき世界」の実現をにらんだ動きである。昨年5月にオバマは現職の米大統領として初めて広島を訪れ、「核兵器なき世界を追求する勇気を」とスピーチした。その真横で核廃絶への絶え間ない努力を約束したのは、誰あろう安倍首相その人である。

 あれから1年足らず。トランプが前任者の理念を否定した途端、何事もなかったように核兵器増強を容認するとは、あまりにも節操がなさすぎる。安倍首相は一事が万事この調子。あちこちにいい顔をしているだけで、軸心が欠けている。

 ちなみに、2016年度の広島市の原爆資料館の入館者数は約174万人に上り、過去最高を更新した。外国人の入館者数も4年連続で最多を更新したというから、オバマ訪問のピーアール効果のおかげでもある。

 「核兵器なき世界」の実現には、こうした地道な努力を一歩ずつ積み重ねるしかないが、軽はずみな首相には、その道のりの困難さは理解できまい。

 国際情勢がいよいよ混迷を増し、一歩先さえ見通せない状況下で、軸なし首相に一国を任せ続けることに大きな不安を感じざるをえない。
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 本当の友人はダメなものはダメとはっきり言えるもの、何が何でもすり寄ればポチと呼ばれバカにされるだけ。
 本人はいいことをしているつもりだろうが諸外国からは信用されなくなる、岸田外相も次の首相を狙うのならはっきり言って更迭されるぐらいでないと国民から失笑を買う。


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「共謀罪」審議入りその日に… 基地境界線「片足越えただけ」で逮捕の衝撃  【沖縄タイムス】

 「仲間を返せ」「不当逮捕を許さないぞ」。沖縄県米軍普天間飛行場野嵩ゲート前で平日の朝に行われている抗議行動で男性(84)が逮捕されたことに、市民らは宜野湾署前で怒りの声を上げた

 複数の目撃者によると、男性はイエローライン上でマイクを握り、基地撤去を訴えていた際、片足が基地側に出たところを米軍警備員に羽交い締めにされ、基地内に連行されたという。

 普天間爆音訴訟団の高橋年男事務局長(64)は「基地に突進するなど危害を加えようとしていないことは明らか。活動の萎縮を狙ったものだ」と語気を強める。

 男性と接見した三宅俊司弁護士は「基地内に侵入する意思はなく、そばにいた警察官も何もしなかった。なぜ逮捕されるのか」と不当性を訴えた。

■ただちに拘束は過剰

 【弁護士の横田達さん】 国は前知事が出した岩礁破砕許可が切れた後も、県の行政指導を無視して工事を続行し、警察権力を使って市民を封じる。2年前に沖縄平和運動センターの山城博治議長が提供区域との境界を示すイエローラインを越えて逮捕された時と同様に、今回も国のなりふり構わぬ姿勢が表れている。

 米軍フェンスを乗り越えた明確な侵入ではなく、ラインを越えただけで拘束、逮捕する必要が本当にあるのか。退去を求める警告などがあったとしても、ただちに拘束するのは過剰だ。

 しかも6日は、反基地運動を展開する市民がターゲットにされるとの懸念がある「共謀罪」が、衆院本会議で審議入りした日であり、恐ろしさも感じる。

 県警は本来何を守るべきかを考えてほしい。何でも犯罪に引っ掛けて市民を検挙するのではなく、交通整理や事故を防ぐ仕事に徹するべきだ。
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 共謀罪の事前適用?なんでも捕まえ委縮させようと言う感じ満漢。






 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温  14.1度(01:39) 前日差+2.5度)
最高気温  19.4度(10:44) 前日差+0.3度)

  今朝の神戸最低気温  15.5度 (04:06)  5月上旬並み 平年より5.7度高かった
   、

今日の神戸の
   日の出     5時39分 (昨日 5時40分)
   日の入り   18時25分 (昨日18時24分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 高気圧は関東のはるか東方へ、黄海と中国から伸びる前線が九州から関東まで、日本海の高気圧が北陸から北を晴れに。
     
     
 明日の朝、前線が高気圧の影響か少し南下、晴れに傾く? 東北北海道は北海道沖の高気圧で晴れるでしょう。
     
     
 今朝は曇り、その後小雨で降ったりやんだり予報より悪い、桜は満開、そぞろ歩きの人が多い、シートをひいて宴を持つ人たちも。
 今日の神戸の最高気温は18.8度、昨日より0.6度低く平年より1.7度高かった。
 明日は雨のち晴れ、朝の最低気温は15.6度、最高気温は20.7度、夜の気温は18.1度の予報。


    

 

 散りだしたものも


安倍首相の恩師・宇野重昭氏が死去

2017-04-07 | いろいろ

より

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安倍首相の恩師・宇野重昭氏が死去、生前涙ながらに「安倍くんは間違っている」「勉強していない」「もっとまともな保守に」と批判

 成蹊大学の元学長で、国際政治学者の宇野重昭氏が今月1日、肺炎のため86歳で死去していたことがわかった。

 宇野氏は元外交官で、北東アジアや中国政治史を専門とする国際政治学者。そして、安倍晋三首相の母校である成蹊大学の専務理事、学長まで務めた学園の最高碩学ともいえる人物。安倍首相にとっては名実ともに“成蹊大時代の恩師”であり、政界に入ってからも付き合いがあったという。

 その宇野氏が、2015年から「AERA」(朝日新聞出版)誌上で断続的に連載されたジャーナリスト・青木理のルポ「安倍家三代 世襲の果てに」(『安倍三代』として書籍化)の最終回(2016年5月2・9日合併号)に登場。青木の取材に応じた宇野氏は、なんと涙ながらに安倍首相のことを批判していたのだ。

 安倍首相の恩師であり理解者である宇野氏は、この教え子を批判する者たちからかばってきたという。だが、その宇野氏ですら、現在の安倍首相の姿や政策には忸怩たる思いを抱かずにはいられなかったようだ。

「(安保法制は)間違っている、と思います。正直いいますと、忠告したい気持ちもあった。よっぽど、手紙を書こうかと思ったんです」
「彼は首相として、ここ2、3年に大変なことをしてしまったと思います。平和国家としての日本のありようを変え、危険な道に引っ張り込んでしまった」
「現行憲法は国際社会でも最も優れた思想を先取りした面もある。彼はそうしたことが分かっていない。もっと勉強してもらいたいと思います」
「彼の保守主義は、本当の保守主義ではない(略)彼らの保守は『なんとなく保守』で、ナショナリズムばかりを押し出します(略)私は彼を……安倍さんを、100%否定する立場ではありません。数%の可能性を、いまも信じています。自己を見つめ直し、反省してほしい。もっとまともな保守、健全な意味での保守になってほしい。心からそう願っています」

 もっとまともな保守になってほしい──。宇野氏の心からの願いは、はたして安倍首相の耳に届いているのか。現在の状況を鑑みるに、残念ながらそうは思えない。

 本サイトでは当時、この宇野重昭氏による安倍首相の本質を突く批判と恩師ならではの真摯な忠告を記事にした。あらためて以下に再録するので、ぜひご一読いただきたい。
(編集部)

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 国会ばかりか、サミットでも無知をさらし、ウソやこじつけを吐いて、日本、いや世界中の良識ある人たちから呆れられている安倍首相だが、ここにきて、意外な人たちが痛烈な批判を口にし始めた。それは、学生時代の安倍晋三を指導していた出身大学・成蹊大学の元教員たちだ。

 たとえば、安倍首相の出身学部である法学部で当時、教鞭をとり、安倍首相も授業を受けていたはずの加藤節名誉教授は、こんな厳しい言葉を投げかける。

「大学の4年間などを通して、安倍君は自分自身を知的に鍛えることがなかったんでしょう。いまの政権の最大の問題点は、二つの意味の『ムチ』に集約されていると私は思っています」

 そのうえで、加藤名誉教授は2つの“ムチ”とはignorant(無知)とshameless(無恥)のことだと説明する。母校の恩師とは思えない手厳しさだが、加藤名誉教授の批判はそれだけに止まらない。安倍首相が2013年3月の参院予算委員会で憲法の最高権威である故・芦部信喜氏を「知らない」と言い放ったことを挙げて、さらにこう指摘している。

「(晋三氏は)政治学科ですし、憲法もしっかり勉強しなかったんでしょうね。しかし、改革を訴えているのに、(芦部を)『知らない』なんて言うべきではない。まさに無知であることをまったく恥じていない」

 このインタビューは、昨年から「AERA」(朝日新聞出版)誌上で断続的に連載されているジャーナリスト・青木理のルポ「安倍家三代 世襲の果てに」に掲載されたもの。

 もっとも、加藤氏は昨年の安保法制の際、成蹊大学で結成された「安全保障関連法案に反対する成蹊学園有志の会」の呼びかけ人代表であり、「9条科学者の会」にも名を連ねるリベラルな学者。そういう意味では、痛烈な批判が飛び出しても、当然な部分もある。

 しかし、この「AERA」の連載には、もうひとり、安倍首相にとっては名実ともに“成蹊大学時代の恩師”で、政界に入ってからも付き合いのある元教授が登場し、なんと涙ながらに安倍首相のことを批判しているのだ。

「(安保法制は)間違っている、と思います。正直いいますと、忠告したい気持ちもあった。よっぽど、手紙を書こうかと思ったんです」

 こう証言するのは、元外交官で中国政治史を軸とする国際政治学者、そして成蹊学園専務理事まで務めた学園の最高碩学といえる宇野重昭名誉教授だ。宇野氏は、「AERA」連載ルポの最終回(5月2・9日合併号)で青木氏の取材に答え、教え子である安倍首相との関係についてこう語っている。

「彼(晋三)が入学した当時、私は国際政治学とアジア研究を担当していました。たくさんの学生の一人として彼を見て、成績をつけたのは覚えています。政界入り後も食事をしたり、ゆっくり話をしたこともあるので、ある程度の人柄も知っているつもりです」
「私はどちらかというとリベラリストですが、決して右でも左でもない。中国の要人や知識人に会うと、彼(晋三)をすごく批判し、極右だと言わんばかりだから、『そんなことはありません』とも言ってきたんです」

 恩師であり、理解者。そして教え子を批判する者たちからかばってきたという宇野氏。だが、その宇野氏ですら、現在の安倍首相の姿や政策には忸怩たる思いを抱かずにはいられなかったようだ。

 宇野氏はなんと、このインタビューで涙を浮かべながら安倍首相をこう批判したという。

「彼は首相として、ここ2、3年に大変なことをしてしまったと思います。平和国家としての日本のありようを変え、危険な道に引っ張り込んでしまった」
「現行憲法は国際社会でも最も優れた思想を先取りした面もある。彼はそうしたことが分かっていない。もっと勉強してもらいたいと思います」
「彼の保守主義は、本当の保守主義ではない(略)彼らの保守は『なんとなく保守』で、ナショナリズムばかりを押し出します(略)私は彼を……安倍さんを、100%否定する立場ではありません。数%の可能性を、いまも信じています。自己を見つめ直し、反省してほしい。もっとまともな保守、健全な意味での保守になってほしい。心からそう願っています」

 普通は、自分の教えていた大学から首相を輩出するというのは名誉なはずだが、今、その教え子が現実にやっていることを目の当たりにしたら、やはり学者として黙っていられない、そういうことなのだろう。

 しかも、この「AERA」で証言している成蹊大学関係者の口からは、安倍首相の本質につながるような指摘も出てきている。

 安倍首相の所属ゼミの指導教授は、成蹊大学の看板教授で日本行政学会の会長などを歴任した佐藤竺氏だが、佐藤氏からその様子を聞かされた元教員が安倍首相の学生時代について、こう語っている。

「ゼミの場で彼(晋三)が発言しているのを聞いたことがない。(略)ゼミで彼が熱心に自分の主張を口にしたとか、リーダーシップを発揮して議論をリードしたっていう記憶は皆無です。彼が卒業論文に何を書いたのかも『覚えていない』って佐藤先生がおっしゃっていました。『立派な卒論はいまも大切に保存してあるが、薄っぺらな卒論は成蹊を辞める時にすべて処分した。彼の卒論は、保存してある中に含まれていない』って」

 前出の加藤氏も同様に、安倍首相の影の薄さを指摘している。

「安倍君も私の授業を受けているはずなんですが、まったく記憶にないんです。(略)授業の後、質問に来た記憶もない。平凡な学生だったんでしょう。(安倍氏が政界で知られるようになってから)先輩や同僚に聞いてみたんですが。ほとんど覚えていないと言うんです」 

 青木氏はこうした数々の証言から、〈岸の政治的思想を深く突き詰めて思索を下支えする知性をきたえあげた様子もない〉〈16年も籍を置いた学び舎で何かを深く学んだ形跡がない〉と喝破している。そして、安倍氏が代わりにやったことが、自分の周りを理解者だけで固めてしまうことだった。

 安倍首相と学生時代から深い付き合いのあった前出の恩師・宇野氏は、その性格や行動をこう言い表している。

「気の合った仲間をつくり、その仲間内では親しくするけれど、仲間内でまとまってしまう。情念の同じ人とは通じ合うけれど、その結果、ある意味で孤立しています」

 これは、見識を深めようとはせず、真摯な批判を無視し、周囲を“お友達”だけで固め、自分が望むことだけに目を向けようとする現在の態度と見事にリンクするものだろう。

 そして、こんな人物だからこそ、集団的自衛権を“憲法解釈”だけで変更し、特定秘密保護法や安保法制を制定するなど数々の暴挙を行うことが可能だったのだ。アベノミクス失敗の批判を免れるためだけにサミットで手前勝手なデータを捏造し、「世界の経済危機」などという大ウソを世界に発信し、公約や前言を簡単に翻すことに、何の躊躇もなく恥じることがない。

 執筆者の青木氏は安倍首相のことを〈空疎な小皇帝〉と称しているが、まさに本質を突く表現だろう。

 しかし、その空っぽなものによって、日本はとんでもない危険な道に引っ張り込まれようとしている。成蹊大学の恩師達の言葉にもっとも真剣に耳を傾けなければならないのは、私たち有権者なのかもしれない。
(野尻民夫)
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