阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

2年11ヶ月

2014-02-11 | 日記


2/11(火)休日


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米司令官、沖縄訓練の半減に言及 オスプレイ本土移転へ

 在日米軍のアンジェレラ司令官は10日、司令部のある横田基地(東京都福生市など)から電話を通じて記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された新型輸送機オスプレイについて、沖縄県内での訓練を半分に減らすことは可能だと述べた。削減分については、日本本土の複数の演習場などに移転されるとみられる。

 オスプレイ訓練の半減は、沖縄の基地負担軽減策の主要な柱。安倍晋三首相は昨年末、沖縄県の仲井真弘多知事に半減方針を伝えていたが、司令官が米軍高官として初めて可能と公言したことで、実現に向け動きだす見通しとなった。
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 さあ、さあ本土決戦?オスプレイが本土配備、もともと沖縄じゃ狭くて訓練にならないらしい。


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首相、建国記念日で初メッセージ 「誇りある国に決意」

 安倍晋三首相は10日、建国記念の日を11日に迎えるに当たり、「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」とのメッセージを発表した。政府によると、首相が建国記念の日に合わせてメッセージを出すのは、歴代政権で初めて。支持基盤である保守層重視の姿勢を示す狙いがありそうだ。

 2月11日は初代の神武天皇が即位したとされる日で、明治時代に「紀元節」として定められた。1966年に建国記念の日となることが決まり、67年に始まった。

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で、首相の強い意向でメッセージが作成されたと明かした。
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 現在の天皇に意見を聞いてみたら?


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北朝鮮への行使想定、首相言及 集団的自衛権で安保懇

 安倍晋三首相は10日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認を検討している有識者懇談会が具体的な行使事例として、北朝鮮が米国を攻撃した際に北朝鮮に向かう船舶の検査を想定していることを明らかにした。集団的自衛権の行使対象国に首相が言及するのは極めて異例。ただ、直後に事実上、発言を修正した。

 また国連平和維持活動(PKO)での武器使用基準の緩和に前向きな姿勢を示した。「一緒にいる他国の部隊が襲われた際、救出するには武器の使用も必要になる」と指摘した。
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 戦争がしたくってたまらないんだ、なんとでも理由を付けてやるぞ!徴兵だ!


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中国、水質汚染も深刻 改善計画策定へ

 中国環境保護省のタク青次官は11日の記者会見で、中国の川や地下水などへの汚染物質の排出量が「環境の許容量をはるかに超えている」と話し、深刻な水質汚染が収まっていないとの見方を示した。大気汚染と並ぶ重要課題と位置付け、改善に向けた行動計画を策定する。

 タク次官は「水環境は依然として非常に厳しい状況にある」と指摘。水質汚染の各種指標を30~50%は低下させなければならないとする専門家の分析を紹介し「そうしなければ中国の水環境は根本的には変わらない」と述べた。

 特に地下水の汚染が「有効に抑え込むことができていない」と認めた。
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 今こそこれまでの日本の技術を中国で発揮するとき。武器包囲より、より人心を捕まえられる。


 東日本大震災から2年11ヶ月、まだ行方不明者が二千六ッ百余人。
 何も解決していないのに人は忘れたように原発再稼働を認めるのだろうか?



今日の神戸 
最低気温   1.2度(06:09 平年比-1.7度 前日差-1.4度)
最高気温   6.2度(14:01 平年比-3.4度 前日差-0.1度)

日の出     6時49分 
日の入り   17時38分 


 今日は午前中はそれほどでもなかったが、午後はいい天気に。
 南側のベランダのガラス戸につけた温度計は17度、北の通路側につけた温度計は3度。
 うっかり南だけを見て外出などしようものなら痛い目に合う。
 散歩に出たが後半は風が少し出て顔が寒かった、帰ってホットレモネードで温まる。
 夕食は創作ばら寿司、なんとかなった。
 明日は晴れ曇り晴れ、気温は今日より4度ほど上がる予定。






平和より戦争の道へ

2014-02-11 | いろいろ



賀茂川耕助の「耕助のブログ」より

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No. 1062 平和より戦争の道へ
投稿日: 2014年2月2日 投稿者: 耕助

昨年12月、日本政府は防衛計画を含む中長期の安全保障の基本方針を閣議決定した。それは戦争を前提とした政策であり、平和憲法を捨てようとしている安倍首相の心意気の表明にも見える。


尖閣諸島の問題では新たに部隊を創設して配備し、また陸上自衛隊の増員やイージス艦、大型護衛艦、無人偵察機などの購入、オスプレイは2018年までに17機も購入するなど大規模な軍拡を予定している。今後5年間の防衛予算の上限を24兆6700億円とし、14年度の防衛予算は4兆8870億円にも上るという。

さらに盛り込まれたのは、「武器輸出三原則」を見直すという方針だ。佐藤内閣時代に共産圏などへの禁輸、三木内閣ではすべての国への武器輸出が禁じられた。しかし小泉内閣の頃から日本経団連はその見直しを求めてきた。安倍首相は軍需産業界が企業の利益を自由に追求できるよう、武器輸出を再開させるつもりであろう。

この防衛計画で強調されていることは、アメリカとの同盟を強めるという点だ。「国際協調主義に基づく積極的平和主義の観点」という言葉は、私には「アメリカと協調し、積極的に戦争をしていこう」ととれる。なぜならこれまでの、そして今のアメリカの行動をみれば、平和主義は相いれないことは明白だからだ。そんな同盟を基軸にして日本が世界の平和と安定および繁栄の確保に寄与することなどありえない。

第2次大戦でアメリカは、日本に対して核兵器を使用し、それ以降も戦争または他の国を攻撃し続けてきた。朝鮮半島、グアテマラ、キューバ、ラオス、ベトナム、カンボジア、グレナダ、リビア、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、イラク、ソマリア、スーダン、セルビア・モンテネグロ、アフガニスタン、パキスタン、そしてイエメンなどだ。昨年12月には、アルカイダの拠点だとしてアメリカが数十回にわたり攻撃をしているイエメンで、結婚式に向かっていた15人の民間人が米軍無人機によって殺された。イエメンと戦争をしているわけではないアメリカがイエメンの国民を無人機で誤爆することを正当化できるはずはない。もしできるのなら、その逆、例えばニューヨークで、他国の軍隊がその国がテロリストだとする人物を無人機で殺すためにアメリカ市民を巻き添えにしたら、アメリカの政府や国民はどう反応するかを考えればよいだろう。

今、アメリカは中国を敵とみなし、中国の勢力圏に米軍艦隊を再配置し始めた。そのアメリカに歩調を合わせて中国を刺激するかのように、昨年末、安倍首相は第2次大戦のA級戦犯を合祀(ごうし)している靖国神社を参拝した。日本政府はメディアを使って中国への敵視や恐れをあおり、国内世論を軍拡そして戦争へと突き進ませようとするかもしれない。

1941年、日本は人口で日本の2倍、GDPは5倍、国土は26倍のアメリカと戦い、敗戦した。2014年の相手は、人口11倍、GDP2倍、国土26倍の中国である。そして1945年に日本に核兵器を投下したアメリカと同じく、中国も核兵器を保有していることを忘れてはならない。それでも、日本の指導者たちは平和よりも戦争の道を選ぼうというのであろうか。

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