心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

日本人のルーツ(1)

2013年01月04日 | 朝礼
朝礼 平成25年1月4日(金)

テーマ:日本人のルーツ(1)

近頃の日本では、西洋の個人主義的なところと、日本の仲間意識的なところと都合よく合わせたような人がよく見受けられるように思います。

ヒトが人となるには、自分というものを知ることが必要だと思います。

日本人というくくり方をして他の国との比較をしても私たちが何者かということが自覚できると思います。

まず、日本は先の戦争には負けましたが、縄文以来、西洋の植民地にはなりませんでした。

欧米はどうでしょうか?神話の時代から争いの歴史といっても過言ではないでしょう。

日本は、海に囲まれ、欧米や中国は大陸の中に位置していたという地理的な要因の持つ意味は大きいでしょう。

そこから、日本では比較的狭い国土のなかで長年にわたって隣人がかわらないので他人との調和を大切にし、「信頼第一」という考え方が育まれてきました。

大陸ではそうはいきません。いつどこから、敵がやってくるかもしれないということで自分のまわりを信じるよりも、自分しか信じないようにみんながなっていきます。

すると大陸では、個人主義的な考え方にならざるを得ません。まわりに迎合しない自立した個人に育っていくわけです。

日本では、協調主義や仲間意識が強い反面、自立心に少し欠ける面がみられることが特徴です。

自分のことを自分でするのは当たり前だと思うのですが、今の日本では、大人になっても誰かがしてくれるだろうという考え蔓延し、個人としても、組織にしてもとても弱くなっているような気がします。

ということで、日本のよいところと、西洋のよいところをバランスよく取り入れると人生や経営がうまくいくのかもしれません。

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