無事卒業式が終わった。卒業生も泣いた。一年生も泣いた。来賓も泣けた。親も泣けた。鬼の校長も泣けた。翌日は、仲良しクラブの子供達に来ていた5名のかん高い声が下の校長室まで響く。他は、いつもの休日の物静かな校舎だ。雪が静かに降りしきる昨日、蛍の光が流れる中、卒業生は校門を後にしていった。あっという間の6年生でしたね。小学生活6年もあっという間でしたね。親にとったら、素敵な1日で、子供のたのもしい成長にどの親も眼を細めていました。実に感動した。
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校長が知らないところで、卒業生のうち、3人が、仲良しクラブの部屋に行って、挨拶をしに来ていたと、指導員の先生から今朝お聞きした。これまた素敵な行いではないか。指導員の先生によると、「この子らは、いろいろあった子たちで、何度も叱ったことがある。でも、こうして、仲良しクラブに戻ってきてくれて、とてもありたがい。立派な子になった。」ということだった。やはり、私たち大人の知らないところで、子供達、成長していたと気付かされた。この子らの環境、指導がそうさせたんだろうって、私は思う。そうさせたのは、親であり、担任であり、指導員の先生であり、仲間たちである。教育とは、答えはすぐに出ないけど、答えは必ずいつか訪れるものだ。だから、耐えて、我慢して、待とう。