今朝は新聞配達の方が来てから、ドバッと雪が降ったんですね。粉雪でした。ふんわりとした産声をあげたばかりの雪でした。住宅の前の道路には、車痕や人の歩いた足跡が一つもありませんでした。残念ながら斜里岳は雲で覆われていました。自分の足跡だけがうしろに残っていきました。ふと、「教育を考えてました」子供たちを、今朝の跡がまったくない真っ白い雪野原に例えると、どんな跡を残してあげられるか、私たちの仕事だと思いました。学力をしっかり身につけさせてあげないとなりません。将来、子供たちが自分の職業に自信と誇りを持てるようにしてあげないとなりません。これからの日本は大変な時代に入ると言われています。子供たち一人一人が生涯にわたり、自分の人生に悔いなし、夢と希望を持ち続けられる人になるようにしてあげないとなりません。私たち教育者に大きな使命と責任があります。偉そうに教師面しなくても、人間対人間として、子供たちの人権や価値を尊重し、とにかく地域の求めていることや親の気持ちと共有して、持てる力の限り、一生懸命に子供たちの指導に当たってほしいと思っています。地域の子供たちは、一生、この地で生き続けるわけですから。そんな今朝の新雪でした。
地域の皆さま、保護者の皆さま、本年、至らないことが多々ありましたが、教職員、特に担任たちは、皆さまのご理解とご支援にずいぶん助けられました。どうか来年もよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。
地域の皆さま、保護者の皆さま、本年、至らないことが多々ありましたが、教職員、特に担任たちは、皆さまのご理解とご支援にずいぶん助けられました。どうか来年もよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎えください。