やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

ドラクエ8の攻略 その78

2008-01-24 23:00:03 | ゲーム攻略
レベルアップや、遣り残していたことなど
ドラクエ世界を満喫しきった後、いよいよ
物語を先に進めます。まずは元、聖地だった
ゴルドに向かいます。以前から何もない
荒野だったこの土地は、暗黒神復活によって
さらに荒れ果ててしまいました。
この荒れた土地の上空に、浮かぶ都市が
出現していました。都市といいつつも
住んでいる人は誰もおらず、その名を
「暗黒魔城都市」といいます。なるべくなら
こんな所に足を踏み入れたくないのですが
これを避けては物語も進みません。
仕方ないので都市の奥へと進みます。

この暗黒魔城都市はかなり広いダンジョンで
序盤にある地図を取っておかないと、かなり
うろうろすることになります。さらにこの
ダンジョンではリレミトが効きません。
そして、HP・MPを消費してしまっても
途中で回復できるポイントはありません。
これまでのドラクエならば、このような広い
ダンジョンならば、どこかに回復ポイントが
あるのですが、ドラクエ8には全くありません。
私の中にあった甘えを、全て吹き飛ばして
くれました。どんなにレベルを上げようとも
戦闘を行なえば、体力を消耗してしまいます。

ここはあわてず、ゆっくりと進めます。
幸いなことに、上に屋根がなければルーラが
使えます。途中にはレバーを引くと現れる
階段などがあり、当初からストレートに
奥へと進めないことが前提のようです。
この何度かのアタックを通して、わずかずつ
都市の奥へと入っていきます。
奥は地下となっています。そしてその地下は
円形の道が配された街となっています。
とは言っても、街には誰もいません。店は
あるものの当然、どこも開いていません。
おかしいなと、思いつつぐるぐると巡って
行くと、少しずつ街の様子が変わっていきます。

元はとても綺麗な街だったのです。花も
植えられていたりもしていました。それらが
少しずつなくなっていき、お店の戸には、無様に
打ち付けられた板が、そして道のところどころが
毒の沼地に変わっていきます。華やかだった街が
気色を失い、枯れ果てて生きます。
この一連の表現の仕方は、心理的に迫るものが
あり、とても印象に残りました。微妙に変化して
行く街は驚きを与え、底知れぬ恐怖感があります
と共に廃墟の持つ、独特の雰囲気がそこにはあって
廃墟好きな私は、ゾクゾクしてしまいました。
ドラクエ8の中で、最も凄いなと感じた場面でした。

つづく