やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

PS3ソフト数、年度内に3倍増ってホント?

2007-06-23 23:51:15 | ゲームにまつわるコト
「PS3ソフト数、年度内に3倍増」SCE新トップ
(朝日新聞) - goo ニュース

19日付で就任されたSCE新トップ平井一夫氏の
インタビュー記事を先日見かけました。
記事自体は、とても短いものですが、色々と
興味深いものがありました。
まず触れなくてはならない話題は、PS3のテコ
入れについてでしょう。
今回の記事では、対応ソフトの不足について
具体的な数字を上げ、今後の方針を述べられて
います。ニュースの表題にもありますように
今年度中に、200タイトルとするそうです。

さて今年度と言いますと、まだまだ始まった
ばかり。あと10ヶ月ほどあります。
しかし現状パッケージタイトルは30タイトル
程度しかありません。記事では60タイトルと
されていますが、これはどこから持ってきた
数字なのでしょうか。よく分かりませんが
いずれにせよ、ここから10ヶ月で200まで
持っていくのは、大変なことだと思います。
しかも公式サイトの発売予定では8月まで
現状のペースが維持されたままのようですので
年末に向けて、かなりの急ピッチでタイトルが
リリースされないことには、かなり厳しい
のではないでしょうか。
PLAYSTATION3専用ソフト 発売予定一覧

勿論、海外でしか発売されないタイトルも含めて
200タイトルと言うことなのでしょう。
そこがこの平井氏の、今ひとつ信用のおけない
ところであります。
記事の後段では、今回退任された久夛良木氏
との経営面での違いを問う質問があります。
そこで、平井は氏はっきりと世界を意識した
発言をされています。なんでも「ソフトの内容
など各地域の実情に沿った効率的な販売が
できるよう指揮していく」とのこと。
この言葉が、なんとなくPS3の特徴が活かし
やすい土壌のある地域への偏重を語っている
ように聞こえます。つまり日本を切り捨てる
のではないかと。

こちらのブログにもう一つのリストがあります。
各メーカーからのPS3ソフト開発度について
アンケートの結果のリストなのですが、これが
実にひどい有様です。具体的に完成度を回答
しているところもありますが、「まだまだ」
「これから」「準備中」といったコメントが
ほとんどです。さらにひどいのが「無回答」
であったり、「ノーコメント」となっている
箇所です。本当に製作を行っているのか
ネオジオポケットの嫌な記憶が甦ります。
200タイトルと、数字をあげられましたが
一体どのくらいが、日本で発売されるのか
まったく読めません。