やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

ゲームセンターCX:アウターゾーン

2007-06-18 23:56:19 | ゲームにまつわるコト
先週も、ゲームセンターCXが放送されました。
今回の有野の挑戦は、とても面白かったです。
挑戦されたソフトはスーパーファミコンの
「アウターワールド」でした。
アウター~とくると、私は昔ジャンプで連載
されたアウターゾーンを思い出します。
今回のソフトは、まったく関係ないですが。
いや、本当にまったく関係ありません。なんと
言っても、ゲームセンターCXでは、久しぶりの
洋ゲーです。しかも珍しい、おフランス製です。
私も名前くらいは、聞いたことがあるのですが
画面を見たのは初めてでした。

しかし流石ですね。いきなり洋ゲーらしさが
満載です。特に解説がなくとも分かりました。
まず、スタートからいきなり死にます。
問答無用で、主人公が殺されてしまいます。
しかも、その死因というのが溺死。水の中から
スタートし、何も押さないと沈んでいきます。
全く説明なしです。これぞ洋ゲーと言う感じ。
まぁそんな死因は繰り返すことなく、次へ
進んでいくのですが、その後も様々な死因の
オンパレード。まずはヒルに刺され死にます。
一瞬何が起こったのか分からなかったのですが
一撃で主人公は、ひざから崩れ落ちます。
一撃、これも洋ゲーっぽいですね。

その後も、敵か味方か分からないキャラに食い
殺されたり、ぶん殴られたり、散々な目に遭い
ます。しかも味方も同じグラフィックときて
います。味方かと思い近づくと、突然鉄拳が
飛んでくるのですから、たまったものでは
ありません。凄いですね。
人の不幸は蜜の味と言いますか、まぁ見ていて
面白かったですね。今まで数々のゲームに挑戦
されてきましたが、今回は一、二を争う面白さ
でした。
しかし見ていて思いましたが、こういう理不尽な
ゲームを一人でやると、うんざりもしますが
皆で笑いながらプレイできると面白いですね。

ただ悪い部分ばかりではありません。
なんと言ってもグラフィックが良いです。
今と比較すると、のっぺりとした絵なのですが
これはこれで、とてもかっこよく感じました。
さらに一つ一つ挿入されるシーンが非常に
説得力があります。1から10まで丁寧に
描かれているのもいいのですが、シンプルに
仕上げられているのは、とても技術がいる
ことだと思います。
ハードの技術の向上にあわせて、こう見せる
技術も必要だと大笑いしながら、ちらりと
思いました。