こんにちは。
誰だって、どこかしらの自己嫌悪をしているはずです。
自分が大好きだ、という人は、
本当に順調な人くらいしか、実はいないのではないかと思います。
みんながみんな、自分を見る時には、
なんらかの葛藤を抱えてしまうのではないか、
こんな風に思います。
だから、
「自分を好きになりましょう」、
「自分を大切にしましょう」、
こんなことを言われても、
いまいち納得が出来ない。
励ましたいとか、
元気づけたいとか、
そんな気持ちはわかるんだが、
だからといって自分を肯定できないし、
自分に対するスタンスをそう簡単に変えられない、
こんな苛立ちを覚えてしまうこと、
口に出して言わないだけで、
誰にだってあるはずなんです。
でも、私はあえて
「自分を大切にして下さい」
「自分の魅力を大切にして下さい」
こんなことを、言い続けようと思います。
「自分を大切に」というと、
あたかも「自分のため」のように聞こえてしまうのですが、
違うのです。
自分や自分の長所を大切にしないと、
自分を使って、他人に幸せになってもらうことが出来ないからです。
自分が嫌いな皆さん。
自分の長所、
自分の魅力、
自分の〇〇、
これはみんな、人に認めてもらい、自分を満たすためにあるのではありません。
自分が大嫌いだという皆さん。
これらはみんな、人のために使うものだという認識を持って下さい。
自分の長所を認めるにしても、
自分の魅力を伸ばすにしても、
自分を勘定に入れない。
これが、自己嫌悪から抜け出す鍵になると確信します。