今回のルートマップです。
6月14日、梅雨の合間の晴れ間に富士山の中腹あたりをウロウロと視察に行ってきました。用件は今年の9月に富士山世界文化遺産裾野市民協議会が主催する「富士山学習会」の視察下見のためです。例年に比べてまだまだ残雪が残る富士山でしたが、なかなか楽しく歩けました。因みに行程がかなりのロングですので数回に分けてご報告いたします。第4回は「四辻から観測所避難小屋の次郎坊上まで」編です。
(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057)
ようやく到着した四辻です。右に見えるは双子山の兄さん山です。
で、同行の杉本くん(裾野市のお役人で世界遺産担当です。)が次郎坊の上の標識はおかしくなっているとの情報を聞きましたので、学習コースを大きく外れ登り始めました。(標柱だけのコースですが昔の富士山須山登山道跡なんですね。)
四辻から登り始めて10分ほどでアッパーブロー(上昇流)の霧が発生してきました。この時期の富士山ではよくあることです。因みに地表はスコリアやラバックス状で歩いても踏ん張りが効きません。
およそ、400M位登ると観測所避難小屋跡がかすかに見えてきました。
もう随分と使われていなく鍵もかかっているのですが、この壁で富士山の突然発生する強風をしのげます。*昔、登山中に強風が発生し2時間ほど、この場所で退避したことがあります。
次郎坊上の現須山登山歩道と御殿場登山道が交差する地点です。一応標識も確認し、下山ルートへ(さっき来た道を折り返しします。)なんと往復2時間も要してしましました。
四辻を南下しています。
ようやく、幕岩上地点です。ここまで出発から6時間、大変な道草を食いました。
幕岩までのコースはまるでジャングルそのものです。
このあと幕岩、御胎内そして水ケ塚公園と、次回が最終回です。お楽しみに!