皆様おはようございます。
昨日は仕事の後、「泉州水ナス」という大阪のナスの勉強会に行ってきました。
泉州水ナスは、南北朝時代から室町時代に書かれた書物にも記述があるとされる伝統的なナスの品種に由来する、水分が多く甘みのある生でも食べられるナスです。
大阪の南、泉州地域がため池が多く栽培に向いていたため、栽培が続いています。
かわいい籠に入った泉州水ナス。光沢があって皮がきれいな色をしています。
この皮は非常にデリケートで、栽培中も葉が当たると跡が残ってしまったり、素手で触ると指紋の跡が残るくらいです。
肉質は、とても水分が多く、切るとじわーっと水がにじみ出てきます。
昨日は試食もいただきました。 イチジクとサラダにしたり。こんな風に生で食べるときは食感をかえた果物と合わせてもおもしろいというご提案でした。
パスタもいただきました。炒めても形が崩れず、味も甘みが増します。これは参加者も意外な発見だったようです。
その日の気分で、ナスも食感を変えて使いこなせるようになっても面白いですよね。
実際、このナスは地元泉州地域に限ると、このナスが普通のナスのように、いろいろな料理に使われているそうです。
私も先日この泉州水ナスの子孫にあたる、新潟の黒十全というナスを炒め物に使ったことがありました。
同じ系統だからか、その時もやはり同様の食感でした。加熱しても崩れず、ホクホクとして甘みがありました。
普通の千両ナスとは食感、風味が違い、また料理の仕上がりが違ってきます。
生で食べるのが基本のこの茄子ですが、いろいろ試してみても面白いと思います。
今日はとりあえず、泉州ナスの大まかなご紹介でした。
虫さんじゃないよ〜泉州水ナスだよ〜!
それでは皆様、良い1日を。
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