テレビでなにやら「美鳩会」なる言葉が出てましたので何のことかな?と検索すると以下の記事がでてました。
・・・ゴルフ接待 守屋氏妻分を負担 山田洋行 婦人会飲食費も
2007年11月11日(日)03:16
防衛専門商社「山田洋行」をめぐる不正支出事件で、逮捕された同社元専務の宮崎元伸容疑者(69)が、守屋武昌前防衛事務次官(63)の妻をゴルフ接待する際、プレー料金をとらず全額を会社側に負担させていたことが10日、関係者の話で分かった。また、前次官が不在で妻だけの際や、妻が同じ防衛省幹部の家族らと飲食した際にも、費用を同社に負担させていたことも新たに判明。宮崎容疑者が守屋前次官ら同省幹部の家族まで取り込んで行った接待攻勢の実態が明らかになった。
関係者によると、宮崎容疑者は守屋前次官が不在の場合でも、山田洋行グループ会社の運営するゴルフ場で、前次官の妻に対して頻繁にゴルフ接待を行っており、その際のプレー料金は全額、山田洋行側に負担させていた。
守屋前次官は衆院テロ防止特別委員会の証人喚問で、ゴルフ接待の際、半分以上は妻が一緒だったことを認め、ゴルフ料金について「1万円出した」と証言しているが、妻だけのゴルフ接待や料金について特に言及しなかった。宮崎容疑者は「守屋前次官1人でも、夫人が一緒でも支払われたのは1万円だった」と周辺関係者に話していたという。
また、宮崎容疑者は、前次官が同席しないのに、妻を東京・赤坂の高級クラブなどで頻繁に接待。カラオケ代を含む料金を会社側に負担させていた。前次官の妻が防衛省幹部の妻らで作る婦人会「美鳩会」の仲間と東京都内の高級レストランで飲食した費用が、山田洋行に回されたこともあったという。
妻を対象にしたゴルフ・飲食接待は多い時期で週2、3回あったという。宮崎容疑者の周辺は「守屋前次官が多忙のときは、宮崎容疑者は夫人を前次官本人と同等の扱いで接待していた」と話している。
守屋前次官のゴルフ料金については、山田洋行の経理記録上、全額会社側の負担になっていることが明らかになっており、前次官が偽証した可能性も浮上している。東京地検特捜部はすでに山田洋行や接待先の店などから、経理資料や伝票などの任意提出を受けており、接待の実態解明も進めているもようだ。・・・・
・・・前次官の妻が防衛省幹部の妻らで作る婦人会「美鳩会」の仲間と東京都内の高級レストランで飲食した費用が、山田洋行に回されたこともあったという。・・・
なるほど、現場で働く隊員の妻ではなく、防衛省の「幹部の妻ら」で作る婦人会の名前でした。美しい鳩って良いネーミングであります。
幹部の夫を支える会でありましょうね。素朴な愛情を感じます。(笑)
飲食費を山田洋行へ回すなんてことも、ごく当たり前の行為だったわけで、天然ボケに近い純朴さを持たれていたようです。
ところで、今回の守屋前次官の問題!これは日本ではシビリアンコントロールが上手く機能いていないという事件でありました。
次官は制服組ではありませんが、防衛省の人間、これを立法府である国会がコントロールできなかったわけで、ちなみにシビリアンコントロールするのは国民であるわけです。そこを意識しなければなあ。
しかし、防衛省の幹部の嫁さんまではなかなかコントロールできませんなあ!我々国民は!!!!!!!!!!!!!!!
自分の嫁さんもコントロールできませんから。
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文民統制・シビリアンコントロール(Civilian Control Over the Military)とは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的統制をいう。すなわち、主権者である国民が、選挙により選出された国民の代表を通じ、軍事に対して、最終的判断・決定権を持つ、という国家安全保障政策における民主主義の基本原則である。軍については、一般的に最高指揮官は首相・大統領とされるが、これは、あくまでも、軍に対する関係であって、シビリアン・コントロールの主体は、立法府(国会・議会)そして究極的には、国民である。このため、欧米では、その本質をより的確に表現するデモクラティック・コントロール(Democratic Control Over the Military)、すなわち民主的統制という表現が使われることが、より一般化しつつある。
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・・・ゴルフ接待 守屋氏妻分を負担 山田洋行 婦人会飲食費も
2007年11月11日(日)03:16
防衛専門商社「山田洋行」をめぐる不正支出事件で、逮捕された同社元専務の宮崎元伸容疑者(69)が、守屋武昌前防衛事務次官(63)の妻をゴルフ接待する際、プレー料金をとらず全額を会社側に負担させていたことが10日、関係者の話で分かった。また、前次官が不在で妻だけの際や、妻が同じ防衛省幹部の家族らと飲食した際にも、費用を同社に負担させていたことも新たに判明。宮崎容疑者が守屋前次官ら同省幹部の家族まで取り込んで行った接待攻勢の実態が明らかになった。
関係者によると、宮崎容疑者は守屋前次官が不在の場合でも、山田洋行グループ会社の運営するゴルフ場で、前次官の妻に対して頻繁にゴルフ接待を行っており、その際のプレー料金は全額、山田洋行側に負担させていた。
守屋前次官は衆院テロ防止特別委員会の証人喚問で、ゴルフ接待の際、半分以上は妻が一緒だったことを認め、ゴルフ料金について「1万円出した」と証言しているが、妻だけのゴルフ接待や料金について特に言及しなかった。宮崎容疑者は「守屋前次官1人でも、夫人が一緒でも支払われたのは1万円だった」と周辺関係者に話していたという。
また、宮崎容疑者は、前次官が同席しないのに、妻を東京・赤坂の高級クラブなどで頻繁に接待。カラオケ代を含む料金を会社側に負担させていた。前次官の妻が防衛省幹部の妻らで作る婦人会「美鳩会」の仲間と東京都内の高級レストランで飲食した費用が、山田洋行に回されたこともあったという。
妻を対象にしたゴルフ・飲食接待は多い時期で週2、3回あったという。宮崎容疑者の周辺は「守屋前次官が多忙のときは、宮崎容疑者は夫人を前次官本人と同等の扱いで接待していた」と話している。
守屋前次官のゴルフ料金については、山田洋行の経理記録上、全額会社側の負担になっていることが明らかになっており、前次官が偽証した可能性も浮上している。東京地検特捜部はすでに山田洋行や接待先の店などから、経理資料や伝票などの任意提出を受けており、接待の実態解明も進めているもようだ。・・・・
・・・前次官の妻が防衛省幹部の妻らで作る婦人会「美鳩会」の仲間と東京都内の高級レストランで飲食した費用が、山田洋行に回されたこともあったという。・・・
なるほど、現場で働く隊員の妻ではなく、防衛省の「幹部の妻ら」で作る婦人会の名前でした。美しい鳩って良いネーミングであります。
幹部の夫を支える会でありましょうね。素朴な愛情を感じます。(笑)
飲食費を山田洋行へ回すなんてことも、ごく当たり前の行為だったわけで、天然ボケに近い純朴さを持たれていたようです。
ところで、今回の守屋前次官の問題!これは日本ではシビリアンコントロールが上手く機能いていないという事件でありました。
次官は制服組ではありませんが、防衛省の人間、これを立法府である国会がコントロールできなかったわけで、ちなみにシビリアンコントロールするのは国民であるわけです。そこを意識しなければなあ。
しかし、防衛省の幹部の嫁さんまではなかなかコントロールできませんなあ!我々国民は!!!!!!!!!!!!!!!
自分の嫁さんもコントロールできませんから。
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文民統制・シビリアンコントロール(Civilian Control Over the Military)とは民主主義国における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的統制をいう。すなわち、主権者である国民が、選挙により選出された国民の代表を通じ、軍事に対して、最終的判断・決定権を持つ、という国家安全保障政策における民主主義の基本原則である。軍については、一般的に最高指揮官は首相・大統領とされるが、これは、あくまでも、軍に対する関係であって、シビリアン・コントロールの主体は、立法府(国会・議会)そして究極的には、国民である。このため、欧米では、その本質をより的確に表現するデモクラティック・コントロール(Democratic Control Over the Military)、すなわち民主的統制という表現が使われることが、より一般化しつつある。
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