成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

鶴見俊輔対談集・未来におきたいものは 晶文社

2006-05-29 23:24:33 | 書物
 対談の相手は、大江健三郎、金芝河、富岡多恵子、赤瀬川源平、多田道太郎、片岡義男、奈良美智、横尾忠則、福島瑞穂、西島建男、加藤典洋・赤坂憲雄、室謙二、橋本治である。どのお方も一筋縄ではいかない人であるが、それなりの面白い対談になっており、とにかく色々な知識が自然な会話の中で流れていく。これが不思議であり、鶴見の強さかなあ。存在感は30年経っても変わらないようで。余り好きではない人だが、参りますなあ。最初の大江との対談を読むと、大江のスタンスが実感としてよく分かります。大江が好きなスピノザのことも出てきてます。

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