図書館でな何気なく見つけた本である。岩波書店から2010年12月に第1刷発行になっている。井上ひさしの講演会で話された、吉野作造、宮沢賢治、丸山眞男についての考えと、笑いの謎と本質に迫るエッセイが載っている。
とりわけ、吉野ら三人についての話は分かりやすく興味深い。
知っているつもりで知らないことが多かった。
井上ひさしという人物が、かなり資料を読み込み分析しているのがよくわかる。
とりわけ、~3 戦争責任ということ 丸山眞男に私淑して~とのところで、広田弘毅元首相とソ連のマリク大使の箱根会談の記録を手に入れる話とその内容が興味深い。ソ連が日本に参戦を決めている中での会談である。
過去の歴史を語る時には色々な視点と物語はあるだろう。僕個人は、井上ひさしとは視点が違うが、時のリーダーの資質・馬鹿さ加減で大きく影響・被害を受けるのは国民であるというのはまったく同感である。
とりわけ、吉野ら三人についての話は分かりやすく興味深い。
知っているつもりで知らないことが多かった。
井上ひさしという人物が、かなり資料を読み込み分析しているのがよくわかる。
とりわけ、~3 戦争責任ということ 丸山眞男に私淑して~とのところで、広田弘毅元首相とソ連のマリク大使の箱根会談の記録を手に入れる話とその内容が興味深い。ソ連が日本に参戦を決めている中での会談である。
過去の歴史を語る時には色々な視点と物語はあるだろう。僕個人は、井上ひさしとは視点が違うが、時のリーダーの資質・馬鹿さ加減で大きく影響・被害を受けるのは国民であるというのはまったく同感である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます