ライム藩

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カノン

2008年09月05日 | 音楽関連

カノンと言えばパッヘルベルのカノンの事と思われがちな今日この頃です。携帯電話の着信音の選択でカノンとすればバッハの音楽の捧げ物が出てきても良さそうですが…この曲がちゃんと出てきます。それにチョット前の地デジの宣伝にこの曲が流れスッカリお馴染みになってしまいました。

そもそも(←でました。私の悪い癖・そもそも論)カノンとは一つのメロディをチョット変化させ重ね合わせ音色を楽しむ音楽の手法で、その変化方法で「平行」「回転」「逆行」「拡大」「縮小」に分類されるんです。このパッヘルベルのカノンは一番ポピュラーな平行カノンです。随分聞きやすいですね。

「涙のカノン」という表現を時折耳に致します。殆どがパッヘルベルのカノンと大差がないのですが「ジェットストリーム」のCDに入っていた「涙のカノン」にはビックリです。カノンなのにメロディが失速(飛行機は失速しちゃだめですよ)するのです。
その失速をお下手な歌で補っていると他の音が私の下手な歌に見事に絡んできてカノンを構成したのです。素晴らしいコレをアレンジした人・お見事と感激し繰返しこの輪唱を楽しんでしまいました。
迷惑したのは同じ車に乗っていた人でしょう。目的に着くまで10回以上この曲+私のお下手な歌を聞かさせられたのですから。

チョットお話変わりまして私の甥っ子が小学生の頃、名鉄7000系のミュージックフォンをパノラマカー同士がすれ違うところと言って少しシフトさせて弾いてました。これも平行カノンの一種かなと想い楽しく拝聴しておりました。その甥っ子も今では立派なお父さんです。時の過ぎるのは早いものです。


さて今日のTOPの絵・カノンにふさわしい絵が無かったのでカンノン様…ごめんなさい・観音菩薩様