関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

またひとつ、ソヴィエト名優の七光り芸能一家に「終焉」の鉄槌か❔───56歳"ベテラン男優"が深夜泥酔、猛スピードで逆走し衝突致死罪容疑。

2020年06月10日 | 日記

本当にオドロいた。コロナ禍による2ヵ月の公演機会停止が、それほどまでに「円熟の舞台役者56歳」には耐えがたいストレスだった……とでもいうんだろか❔❔ 

2ヵ月あまりに渡り実施されていたロックダウン(封鎖)が残り数時間で解除、と知らされた6月8日深夜のモスクワ中心街、国民的人気俳優のひとりミハイル・エフレモフ【1963年生 56歳】 が(所有する)ジープ・グランドチェロキーを猛スピードで暴走させた。あげく、スモレンスカヤ広場のサドーヴォエ環状道路を逆走し始め、たまたま通りかかったセルゲイ・ザハロフさん(40歳)の運転する商用バンと正面衝突した。

軽い打撲で済んだエフレモフ容疑者に対し、瀕死で救出されたザハロフさんは9日早朝、搬送先の病院で死亡が確認された。事故直後、容疑者の呼気から高濃度のアルコールが検出されたため、飲酒運転の容疑で現行犯逮捕。身柄は同日、拘留署内から留置場へと移送された。


エフレモフ氏は日本の映画情報データでこそ、2013年『ゾンビ・フィーバー』くらいにしかクレジットされてないが、ソ連時代から国家お抱えの「名優一族」で鳴らしたエフレモフ家の御曹司で、息子のニキータ・エフレモフ(32歳)、 ニコライ・エフレモフ(28歳)らも俳優だ。

◆  ◆  ◆  ◆

にしても、米ジープ社の高級SUVに「突撃」喰らったロシアLADA製の商用車・・・・。

「ロシア車で事故れば死ぬと思え」の定評通り、逆走車は超絶の激突速度に(相手者車の)ボンネットに乗り上げつつ、一瞬のうちにLADA車エンジンルームを粉砕。車体前部の丸ごとキレイに、文字通り「ぺっちゃんこ」に押しつぶした。


カネ持ち芸能セレブが"高級外車"を無法にブっ飛ばし、深夜配送の罪なき市民ドライバーを轢殺……とあらば当然、常日頃から被害感情の強いモスクワ市民は黙ってない。国営ニュースメディアも急転直下、一族を卑しめるLIVE中継に徹する。取材を受けた19歳の娘アンナは、「父は刑務所に送られるでしょうと突き放した。裁判に掛けられる前から「堕落したパパ」の服役を断じなければ、ロシアに彼女の居場所は無い。



他にもロシアらしいのが、事件告発に対する"弁護士"という名の専門職らの反応だ。

国営マスコミの一部からは、早くも「容疑者本人からの依頼は無論のこと、たとえ公選であっても、全員が(容疑者の)弁護を拒否する可能性が強くなっている」と、世間の懲罰感情をケシかけるような"分析"も投げられてる。

これには法曹界識者も、「医者が"嫌いな奴だから治療しない"とゴネてるのと同じ。プロなら(誰かが勇気を振りしぼり)私的な感情を排して弁護すべきだ」と苦言を添える始末。いや、さすがはロシア。かの国の弁護士は、『欧米基準の人権』保護なんかより『見た目に勧善懲悪』で世間から支持されそうな好感度を最優先して職務を遂行してるんである🎵
=了=

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