関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

明日でパナソニックの流通センターとも、お別れ…ところで『あなたの街のでんきやさん』にゃオドロいた。

2008年12月29日 | 日記
KWのどこかにも書きましたが、明日まで《Panasonic》の某流通センターで働いています。

仕分け箱詰めや検品の作業をしていると、細かな電球や蛍光管の類いは誤って割ってしまうことがあります。

そこは派遣労働者。所轄のフロア長に(破損を)報告すると、間髪入れず「買って来て」との指令が返ってきました。要は自費弁償です。

で、困ったのですね。おカネ(代金)は少額だからどぉってことありませんが、そんな(理科の実験でしか使えないような)豆電球や(特殊な照明にしか組み込まれていないであろう)極細蛍光管を、いったい「どこで」買ってくれば良いのか、と。

同じように管球品を壊して弁償した同僚の話だと、「わざわざ遠出して電気街を探したところで、商品コードがどんピシャのモノは見つからないんだな。結局時間の無駄だからさぁ、そこいらの電気屋に品番見せて注文するのが一番近道だよ」とのこと。

で、ウェブで『あなたの街のでんきやさん』を検索すると、(意外にも)自宅から300メートルほどの住宅街のなかに一軒見つかりました。こんな近くに5年も暮らしてて、今まで気が付きませんでした。

夜の七時に自転車漕いでくと、たしかに(閑静な)住宅のまんなかに、そこだけ煌々と明るいライティングに浮かぶ店舗が。

ガラスの引き戸を開けると、(こぢんまりした店内には)いかにも二代目の若奥さん、とおぼしきキレイなおねーさまが、二歳くらいの女児をあやしておりました。「夜分すみません。電工パーツの注文をしたいんですが。。。ふだんお店に在庫してるよーなモノじゃないと思うんで」と頭を下げました。

奥さん、わたしの渡した品番のメモに目を通すと「…っと、ちょっと待ってくださいねー♪」と、売場の部品棚をごそごそやりだしました。え? もしかして、もしかすると??

やがてパッと明るい声があがります。「ありましたァ、二点とも!」。

どっひゃー、びっくり。こんな(絶対に量販店じゃ並んでない)見慣れないカタチの小物商品が、ウチから至近距離の電気屋には常備かよ。すっげーなパナソニック(笑)。

「いゃ小物のご依頼で二点揃ってるのは珍しいんですけど」と、謙遜して笑う奥さん。その笑顔がとってもステキでした。

ちなみに、二点でお代は405円なり。お店に滞在した時間、わずか7~8分。もし大手の量販店行ってたら、往復の電車賃合わせて千円、時間にして1時間半かかるところでした。数日越し覚悟でウェブ通販に頼っても、(送料と手数料で)やはり千円以上かかる買い物です。

結論。パナソニック製品で困ったら、とにかく、まずはパナソニックのお店=『あなたの街のでんきやさん』に相談するが勝ち、ですねー *^^*

明日でパナソニックの流通センターとも、お別れ…ところで『あなたの街のでんきやさん』にゃオドロいた。の画像


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テイジンの格安フロッピーを生んだ時代……バブル崩壊の90年代に今を重ねて

2008年12月23日 | 日記
90年代、特にバブル崩壊後の'92年以降は、工業分野において製造コストの徹底見直し…みたいなことが進み、逆に「隠れた得意分野」への乗り入れ参入、みたいな『攻めの経営』も華開きました。

化学大手の花王さんとかテイジンさんが、3.5インチ・フロッピーディスクの製造販売に乗り出したのも、この頃。

テイジンの格安フロッピーを生んだ時代……バブル崩壊の90年代に今を重ねての画像

(家庭用洗剤の研究から生まれた)独自の磁性体均一塗膜に係わる技術力を謳って、高級ブランドイメージを出そうとした花王さんは価格競争に適応できず、比較的早くに事業撤退します。しかし、低価格な『50枚パック売り』というスタイルを打ち出したテイジンさんは市場の支持を得、売上を伸ばしていきました。これが、現在のDVDディスクのスピンドル売りの原型になった、とも言えそうですね。

不況を味方に付け、割安な国産FDブランドとして認知を拡げたテイジンさんでしたが、今日のUSBフラッシュメモリ全盛を迎えるに至ってFDの記憶媒体としての役割は終わり、売上激減。今では生産も終え、新媒体の製造に事業をシフトさせています。

この分野で永らくガンバってきた三菱化学メディアさんも、来年3月をもってフロッピー生産を終了することになりました。

15年前とは企業環境も様変わり。中国という巨大な新興勢力の存在もあります。ナニを以て「割安な国産ブランド」とするか。今回の経済恐慌を(ヒト斬りに依存するのでなく抜本的に)乗り切るには、あらたな"創業の知恵"が求められているように思います。
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昨今の『メガサイト』事情を独断&毒舌で寸評(その5)-Windows 製品サイト

2008年12月13日 | 日記
マイクロソフト社が現行販売OS「Vista」の“実質”値引き販売をはじめました。

期間中の正規ユーザー登録者に対し、購入1本あたり5,000~10,000円のキャッシュバックをします、というもの。

マイクロソフトにしてこれですから、今の世の中(それも世界規模に)どれだけ不況か、ということです。《Windows95》リリース当時の、OSこそは限りなく「メーカー希望小売価格」に近く売られるダイヤのごとき普遍の価値である、というイメージも瓦解。

これも、マイクロソフト社が市場寡占ゆえに抱えてしまった「(消極的)公的責任」に圧された?部分が見え隠れします。

OSも石油も現代を動かす根幹エネルギー。世界的に需要が冷え込めば、(産油国がそうしたように)結局は値下げするしか、彼らの存立基盤が保持できないのですよねー。
 

昨今の『メガサイト』事情を独断&毒舌で寸評(その5)-Windows 製品サイトの画像


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昨今の『メガサイト』事情を独断&毒舌で寸評(その4)-AOL

2008年12月11日 | 日記
AOLよ、おまえもか ── 地球規模で撤退が相次ぐウェブサイト・ホスティング・サービス。

AOLは(日米とも)さる10/31に、個人サイト用スペース提供サービスをシャットダウンさせました。こういう話題ばかりが続くと、個人サイト運営者の気分は暗ぁ~くなります。

一生懸命にデータを集め、入力し、継続して築きあげてきたホームページが、一瞬の幻のごとく消えてしまう。ある種、パソコンのハードディスクが急逝されたときの衝撃にも似ております。

オンタイムが人気で一過性のブログは(つくるのに)楽かも知れない。気軽かもしれない。気分爽快かもしれない……けれど、そういう人種だけで世のなか、大丈夫なのですか? 世相に惑わず変わらず、新味はないが信頼に固く、こつこつ丹念に仕込む知的スペースが不採算ゆえ駆逐されて、そんな社会にナンの魅力があるのですか。

明日は我が身。過去に関ったホスティング会社からくるメールには注意しなくては。自分のスペースが瞬間焼却される前に、自前サーバーの算段も必要なのでしょうが、それもなァ(^^;
 
「遍くネットに安住の地なし。」


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