関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

2022年の最終投稿に代えて ━━ ロシア人の「閉鎖性」は"どこまで"貫き通せるか

2022年12月31日 | 日記

まるっと3ヵ月、当ブログを更新できなかった。

理由は、UP主62歳にして就業環境の激変。ある意味「夢に見てた」Wワーク生活がついに❕ 実現して、ろくに眠るヒマもない(中高年の身体には過酷な)サバイバル・ライフが幕明けたたからだ。こうでもしないと(部屋代が払えず)路上生活に堕ちる身なのだから、身の上を自ら不憫がってたって始まらない。オレは生きるだけ(這いつくばってでも)生き抜いてやる、それだけである。

さて。そーいえば今年、自分に限らず「そう開き直って突き進むっきゃない国家」が出てきた。わたしがウォッチし続けてる、隣国ロシアだ。

ロシアが体感として分かってない人は、かの国を今や「ならず者国家」としか呼ばない。わたしから見たら、それより「自暴自棄になるしかない誇り高き北民の帝国」と呼びたいところ。彼らの目下の心情の7割かたが、これだけウクライナ人の日常を問答無用で蹂躙しようとも、ガン❕として「被害者意識」に染まってるのが わたしには分かる(つか、肌身に感じとれる)。

まあロシアって国、ロシア人って民族は、いつの日か「こーゆう(出口の塞がれた)修羅場」に突き当たらずを得なかったのかも。75年前、日本民族がヒロシマナガサキに焼かれざるを得なかった"定め"のように。

そして、ロシアは21世紀のネット社会にもなって(いまだに日本の)戦中の「大本営発表」的な政府による情報統制下にある。

面白いのが、(半ば官営の)かの国の大手SNSサービスだ。たとえば、政府系のマスコミ・アカウントやら一般個人のアカウントが入り混じるロシア大手のブログサービスMirtesen.ruからは、まさにウクライナ侵攻の開始以来、日に4通も5通も更新メールを送り付けてくるようになった。侵攻前は日に1通(あるかないか)程度の着信だったのに、今や迷惑メールばりの"マシンガン通知"功勢である💧



もちろん、そこにサマリー掲載されてくる新規投稿は「侵攻支持」「ウクライナ批判」「欧米やNATO批判」「平静なロシア市民生活」「ロシア軍や兵器開発陣の優位性」などをネタにした記事にあふれてる。ホンの一部の会員は反戦的な投稿もUPしてるんだろうが、彼らの記事が事務局の編む更新メールに取り上げられることはない。運営上の確固たる加修工作基準に則(のっと)って、ロシアを好戦的なムードに染め、攻撃する勇ましさを鼓舞する「そんな意見ばっかりが国内ネット上にも充(み)ち充ちている」ように演出してるのだな。

ロシア語によるSNSサービスの9割以上が「この空気」一色に染められてるから、十代以下の子供を持つ母親=子育て中の女性か、近親者にウクライナ出身者がいる のでもない限り、この切迫した勢いのスゴさやら雰囲気やらに飲まれて「勇気をふり絞(しぼ)って戦うっきゃない。欧米が何を侮辱(ぶじょく)したり批判してこようと、ひるむな惑うな。ひたすら、ウクライナという国家の息の根を止めるまでの辛抱(しんぼう)。ガッツだ気合いだっ、我らがロシア同胞よガンバろおおお❕❕」

と、いう気分にさせられてしまう。国家規模の「集団催眠」に化か(バカ)されてるよーなもんだ。

ただ、少し前にはロシアの40歳未満の男性に予備役招集(いわゆる動員令=臨時徴兵)を号令するにまで及んだモノだから、上述①②に該当する市民からは猛反発が。だけでなく、当の徴兵"対象枠"の「比較的 高等な教育を受けた高収入でインテリ層の若者ら」が夜逃げ同然に💧国外逃亡する現象も起きた。

なので、それから数日後の「プーチン🎂70歳」バースデーを祝う政府系メディアの載せた"大統領 近影"の1枚が……本記事冒頭のヘッダー画像となるワケだ(苦笑)

どこかの研究ラボ視察で、2~30代の若手スタッフらしき面々らと集合写真に納まるプーチン大統領。

このスナップは要するに、

高い専門技能を有する40歳未満のロシア人男性の皆さん、(あなたがたに対してだけは)いきなり今の職場から戦場に引き抜く❕❔ …なんて召集令状は絶対⚡送り付けませんから落ち着いて。これからもどうか安心して日々、課せられた職務に専心してください🎵

っつう暗黙のシグナルなんだろな、と受け取った わたしである。

かの大統領が「いかに❕ 国内の民心掌握にのみ腐心してるか」を如実に示す1枚として、過ぎゆく年の瀬にこそUPし遺(のこ)しとこうと思う。 そいじゃ皆さま、良いお年を~っ 💚━━ 。
=了=


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