
日本フライ級1位 日本フライ級2位
永田 丈晶(協栄) 山内 涼太(角海老宝石)
7勝2敗 13勝(12KO)3敗
KO勝ちのない永田選手とKO率が高い山内選手は23年に対戦しており、
トリッキーなサウスポー永田選手が判定で勝っている。
戦績通りに決まらないのがボクシングであるが、どうなるか。
写真右側:紫色のトランクスが永田選手。
写真左側:黒色のトランクスが山内選手。
1ラウンド:山内選手が左ジャブからワンツー、永田選手は左フック。
永田選手はガードをしっかり固めて前進、山内選手がワンツー、右ストレートから
左フックとガードをたたいて行く。永田選手は単発だが左ストレートを当てる。
手数では山内選手だが、確実に当てているのは永田選手、ガードを固めて前進し
独特な間合いから繰り出す左ストレートが山内選手は見えないのか食らってしまう。
(永田選手:10-9:山内選手)
2ラウンド:永田選手がガードを固めて前進し山内選手がワンツー。永田選手は
ジリジリ前に出て、いきなり放つ左フックを上手く当てる。
永田選手の距離と間合い。
(永田選手:10-9:山内選手)
3ラウンド:ガードを固めて右に回る永田選手に山内選手は左ジャブを当てるが、
永田選手がプレッシャーをかけ左ストレート。
(永田選手:10-9:山内選手)
4ラウンド:山内選手は右ストレートから入るが永田選手は前に出て左ストレート、
左フック、山内選手はペースをつかめず、永田選手のガードをたたくばかり。
(永田選手:10-9:山内選手)
5ラウンド:山内選手がワンツー、永田選手の左フック、山内選手は右アッパーを
突き上げるが永田選手の顎が上がらない。山内選手は左右フック、永田選手は
左ストレート。山内選手は左右フックでボディを攻める。
(永田選手:9-10:山内選手)
公開採点。49-46が2者で山内選手を支持、もう1者は48-47で
永田選手を支持。意外にも2-1で山内選手が優勢。永田選手の術中にはまっている
ように見えたのだが・・・・。
6ラウンド:山内選手が右ストレートで先手を取るが永田選手がワンツーで飛び込む。
山内選手の左ボディフック、永田選手の左ストレート、打ち合い。永田選手の
左ストレート、山内選手はワンツーから左右フック。永田選手の左ストレート、
山内選手が連打。
(永田選手:9-10:山内選手)
7ラウンド:永田選手の左ストレート、山内選手のワンツー、打ち合い。
永田選手の右フック。山内選手は左フックを上下に打ち分けると永田選手は
左アッパーから右フック、だらに左右フックを当てる。。
(永田選手:10-9:山内選手)
8ラウンド:山内選手は左ジャブから右ストレート、永田選手が前進して左ストレート、
右アッパーから左ストレートを連発。山内選手は右ストレート、右アッパー、
永田選手は左フック、左ストレートをコンパクトに当てる。
(永田選手:10-9:山内選手)
9ラウンド:山内選手は左ジャブから右アッパー、永田選手は左ストレート、
頭をつけて打ち合い。永田選手の左右アッパーに山内選手は右アッパーを返すが、
永田選手の左ストレートがヒット。
(永田選手:10-9:山内選手)
10ラウンド:山内選手はワンツー、永田選手は左右アッパー、山内選手も
右アッパーから左フック、頭をつけての打ち合い。永田選手の連打、山内選手は
右フックを返すが永田選手が必死に連打。
(永田選手:10-9:山内選手)
私の採点では98-92で永田選手の勝利。公式採点は95-95、
96-94、97-93。2-0の判定で永田選手が新チャンピオンになった。
変則的というか独特の距離と間合い、しっかり固めたガードから、
コンパクトに繰り出す左ストレート。KO勝ちがないので強打者ではないが
相対するととてもやりにくいだろうと思う。両者の対戦は永田選手の2勝。
地味だが実直に自分のボクシングを貫くリングの仕事人と言う感じ。
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