カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その①~ 【再訪】

2020年01月10日 22時06分59秒 | 西インド / WEST INDIA

こちらも2018年の年始に入口までは行ったが、
内部に入るのは22年ぶりである。

ゲートシティとなるマハラシュトラ州のアウランガバードから、
西に30Km行った所にあるエローラ石窟群。
全部で34窟あり、第1~12窟が仏教窟、
第13~29窟がヒンドゥー教、
第30~34窟がジャイナ教窟である。

3つの宗教の遺跡が一堂に会するのは世界でもここだけである。

空間の生と死―アジャンターとエローラ

(建築巡礼 (27))

武澤 秀一

丸善

第1~12窟の仏教窟は紀元後5~7世紀に造られ、
その後7世紀からはヒンドゥー教窟(第13~29窟)
そして9~10世紀にジャイナ教窟(第30~34窟)が造られた。
アジャンタと違い、西から東へと時代が新しくなっている。

バスの発着やチケット売り場は、
見所の中心である第16窟のカイラーサナータ寺院の前である。
村の中心でもあり、土産物屋や茶屋、食堂などもある。
入場料は外国人600Rs(約960円)。

時代に沿って第1窟から記載する。
12ある仏教窟は第10窟以外は全てヴィハーラ窟(僧房)である。
第1~4窟は小さな窟が続いている。

<第1窟> 7世紀の第1窟は穀物倉庫だったらしい。

<第2窟> 7世紀のヴィハーラ窟(僧房)

 

仏像がたくさん彫られているが造りかけのようで、
第3~4窟も未完成な感じだった。

<第5窟> 7世紀のヴィハーラ窟(僧房)

第5窟の前には滝が流れている。

18m×36mと最大の仏教窟で講堂だったようだ。


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