【インドの人々】 ～ デリー21 ～

今までは憧れ（笑）だった耳かき・・・ついに体験
耳かき一本で家族を支える耳かき屋。
（ヒンディー語：カンサーフ・ワーラー）

赤い帽子が目印。聞くところによると、
ラジャスタンが発祥で耳かき村があるそうな。
（詳細不明、噂レベル）

同行した勇気ある知人（２８歳、日本人男性）が、
うっかり試してみたいと呟いた。
恐らくこの耳かきワーラーにとって、
初めての日本人の耳であろう。

太さ１ｍｍもない細くまっすぐな金属棒に綿を巻きつけ、
綿棒をこしらえると、耳の中へ入れ、
そーーっと慎重に動かしながら耳垢を取る。
取った耳垢はその場で手に乗せて見せてくれる。

耳の構造がインド人とは違うかもしれないので・・・
ちょっと心配だったのだが、
感動の声と共に恍惚の表情を浮かべる。



知人が成功した事を見届けて・・・私も。
ファーストコンタクトが何とも言えない繊細なタッチで、
マジで声が出てしまうほど気持ちが良い。
綿棒使いは繊細だったが、顔や耳を扱うのは乱暴だった・・・。

　私の耳は綺麗だったようで（笑）、
他の二人ほど大きな耳垢が取れなかったので良かったわ。



ほとんどは乾燥した粉状の耳垢であったが、
大物が取れるとピンセットでつまみ出してくれる。
　おおっ～ガンジー爺の耳からも大物がっ

　

基本料金は両耳でＲｓ（約３７円）。
持参している油はオプション料金のようで、
耳かき屋はしきりにこれを使いたいと言うのだが、
使うとボラれるとは、同行のインド人談。



今回は総勢名だったので問題はなかったが、
人でやってもらう時は気をつけないと。
この状態で、スリや置き引きに襲われたら・・・
全く抵抗できない。

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