カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ デリー④ ~

2010年04月15日 19時23分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
インドで肉類と言うと チキンと マトン(ヤギ)であり、
 ビーフと ポークはめったにお目にかかれない。

人口の80%を超えるヒンドゥー教徒にとって、
牛は母親であり食べることはできない。
そして2番目に多いイスラム教徒は、
汚れていると言う理由でポークは食べない。
この理由からビーフとポークは売っていないのである。

しかし・・・実はインドの東北地区の人々やチベット系の人々の中には、
ビーフもポークも食べる人々がいる。
そのため我が家の近くにあるチベット料理店では、
ビーフとポークを扱った料理も提供している。

その上なんとぉ 堂々とポークの看板を上げている肉屋がある。
この男・・・・インド人のようだし、
店の名前からするとヒンドゥー教徒のようだが。

基本的にインド人はベジタリアンが多い。
でも私の知人関係ではノンベジタリアンが結構いる。

でもやっぱりインド人はベジタリアンが多いだろう、と思っていたら・・・先日、
同じセクションの総勢25人ほどでレストランへ行ったのだが、
 ベジタリアンの人!」の声に手を上げたのは、
なんとたったの6人だった。

予想を裏切る結果にビックリして知人に話をした所、
野菜より肉類の値段が高いため、
経済的にベジタリアンにならざるを得ない人達が多いそうだ。

と言う私も基本的にインドではベジタリアンである。
友人達と一緒に食事をする時には肉類、魚類を食べるが、
自炊する時は卵と出汁以外は野菜中心である。



言い訳をしておくが・・・私のように胃を切除した人は、
小腸でビタミンB12が吸収できないため、
どうしても多めに採る必要がある。

ご存知かもしれないが、レバー、牛肉、豚肉、卵、ミルク、チーズ、
貝類(ハマグリ、カキなど)、魚類(サケ、イワシなど)に多く含まれる。
 私には食べる必要があるのであ~る。

 今回、勇気を出して肉屋に行ってみた。

中にはインド人が並んでいた。
店主は良く切れる中華包丁のようなナイフで肉を切り分けていた。

「ポークの骨なしを500g。」買った。
赤身が多い、なかなか良さそうである。値段は75Rs(約150円)。
100g当たり、たった15Rs(約30円)である。

さて久々の豚肉料理・・楽しみ、楽しみ。
琉球ロイヤルポークしゃぶしゃぶ
(豚ロース)

エニシル
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コメント (2)
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