
2023年8月10日公開のラジニカーントの映画。
169本目の主演映画でタレイバル169と呼ばれていたが、
「看守」と言うタイトルになったそうだ。
タレイバルとはタミル語で指導者と言った意味。
1950年生まれなので、クリントイーストウッドみたいに、
動いているだけで良いレベルに達したか・・・。
オリジナルのタミル語版でしか観ていなかったので、
日本語字幕で観られるのはありがたい。
インド映画の聖地・キネカ大森で観た、まぁ空いていたのだが。
こんな立て看板があった、ラジニ様は神様だから良いのであ~る。
<ストーリー>
ムトゥベル(ラジニカーント)は15年前に看守の仕事を定年し、
妻と息子夫婦と孫とのんびり暮らしていた。看守の時には、
犯罪者を更生させた功績もあり尊敬されていた。
息子のアルジュン(バサント・ラヴィ)は警察官で、
仏像を偽造して密輸しているヴァルマン(ヴィナヤカン)を捜査していたが、
ある日、行方不明となる。消息不明だが殺されていると発表され、
ムトゥベルは悲しみに暮れるが、ヴァルマンの手下が犯人だと思い、
仇を討つために殺してしまう。
ヴァルマンがムトゥベルと家族を狙ったため、ムトゥベルは、
元犯罪者で更生させたナラシンハ(シヴァ・ラージクマール)を訪ね、
武器と優秀な手下を提供してもらう。
ムトゥベルがヴァルマンを追い詰めると、ヴァルマンは
アルジュンを監禁している事を告げ、ある寺院に保管されている、
財宝である王冠と引き換えると言う条件を出す。ムトゥベルは
仕方なく王冠強奪の計画をたてる。
王冠を盗み出したムトゥベルはヴァルマンに渡し、
アルジュンを助け出す。ところがヴァルマンに渡した王冠が偽物で、
盗聴器が隠されていた事で黒幕がアルジュンであった事が判明する。
それを知ったムトゥベルは悲しみアルジュンと対決する。
アルジュンは大金に目がくらみ父親を利用した事を告白し、
ムトゥベルまでも殺そうとする。ムトゥベルはアルジュンを射殺させる。
南インド映画お得意の仇討ちと思わせておいて、
最後に大どんでん返しがやって来る。
タミル語版を観た時にはイマイチだと思ったのだが、
2回目だったから慣れていたのかもしれない。
地方映画のスターは知らないけど、ヒンディー語映画界からは、
ジャッキー・シェロフがビハール州で登場した。
カンナダ語映画界からシヴァ・ラージクマール(バンガロール)、
マラヤーラム語映画界からモハンラール、
テルグ語映画界からナガ・バブー、など。
次の170本目も期待したい。
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