カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その③~ 【再訪】

2020年01月12日 21時56分59秒 | 西インド / WEST INDIA

第13~29窟までがヒンドゥー教窟となるが、
メインの第16窟の情報が多いので第16窟とそれ以外で分けてみる。

<第16窟> カイラーサナータ寺院。

シヴァ神の住むと言われているカイラス山を模している。
幅45m、奥行85m、高さ32m。

8世紀にラーシュトラクータ王朝のクリシュナ1世王の命令で着工
玄武岩の岩肌を上から下へ掘り進み100年以上かかって完成させた。
ヒンドゥー教では継ぎ目のある物は汚れていると言われ、
このように継ぎ目のない物が神聖であるとされている。
(ちなみにサリーも同じ理由で1枚の布。)

この寺院の凄さ(大きさ)は上から見ないと伝わらないのだが、
現在は寺院の左右から上に登る道は封鎖されており行けない。

一番手前のを楼門を入り、その2階から内部を見た所。
左右に朽ちた象とスタンバ(柱)が立っている内側がナンディ堂、
その奥が拝殿、一番奥が本堂である。

 

ナンディ堂へ上る階段とナンディ。

 

ナンディ堂から楼門(入口)を見た所。

 

拝殿の壁の彫刻。ミトゥナ(男女交合)像もあった。

 

本殿の裏側の象の彫刻は世界を支えると言う事らしい。

ラーマーヤナやマハーバーラタの物語の細かい彫刻もある。

 

本殿裏側にも回廊がある。こんなに広かったっけ?
と・・・22年前の記憶は全くない私だった。

 

当然、全ての柱も削り出している。そこに穴が空いていた。

 

一番奥の回廊から前方向を見た所。

拝殿の内部とご本尊のシヴァ・リンガ。

 

個人的には本殿の右側の回廊にあったこの女神像が好き。

コメント
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