日本スーパーバンタム級チャンピオン 日本スーパーバンタム級1位
大竹 秀典(金子) 瀬藤 幹人(協栄)
18勝(9KO)1敗3分 33勝(17KO)9敗2分
私は年に一回のペースで日本に一時帰国しており、
ボクシングの試合もそのスケジュールに合わせて、
いいカードがあれば見ている。したがって、
大竹選手の試合は2年振り、瀬藤選手は4年振りに見る。
両選手ともに福島学選手と対戦した事があり、
その試合を見ているのも縁であろう。
写真左側:黒色にゴールドのラインのトランクスが「リングの仕事人」大竹選手。
写真右側:白色&黒色のトランクスが瀬藤選手。
1ラウンド:大竹選手が積極的に手を出して前進するも、瀬藤選手は距離を取って、
詰めさせない。右のオーバーハンドが当たる。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
2ラウンド:瀬藤選手は距離感が良くスピードもあり、
ガードを下げトリッキーな動きで大竹選手を翻弄。瀬藤選手らしさが出ている。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
3ラウンド:大竹選手はジリジリと距離をつめ、細かい連打。瀬藤選手も右アッパーで応戦。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
4ラウンド:距離が縮まり頭をつけての細かい連打は大竹選手の方が的確。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
5ラウンド:大竹選手が前進しロープに詰め回転の良い連打。瀬藤選手は右目をカット。
これは大竹選手の有効打。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
6ラウンド:瀬藤選手は足を使い距離を取る。
この距離になると右のオーバーハンドが当てるが単発。距離が詰まれば大竹選手が優勢。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
7ラウンド:大竹選手の左ボディから右フックで瀬藤選手がクリンチに逃げる。
大竹選手がパンチをまとめるがダウンまでには至らない。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
8ラウンド:大竹選手の左ボディーが的確に当たる。瀬藤選手も右アッパーを突き上げ粘る。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
9ラウンド:瀬藤選手が足を使いながら左右のアッパーを突き上げ大竹選手の前進を許さない。
大竹選手も右フックを当てるが上手くかわされる。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
10ラウンド:瀬藤選手も左右のアッパーを軸に勝負を捨てない。
大竹選手も前進するが詰めきれない。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
私の採点では、96-94で大竹選手の勝利。
公式採点は、96-95、96-94、97-92。
3-0の判定で大竹選手が見事に防衛した。
お互いに持ち味を十分に発揮した好試合だった。
序盤2Rと最後の2Rは瀬藤選手、
中盤は大竹選手が自分の距離に持ち込み優位とポイントとつけた。
ボクシングは距離のスポーツだと改めて思った。
大竹選手は「リングの仕事人」と言う言葉がピッタリで、
派手さはないが油断する事なく冷静にキッチリと仕事をやり遂げた。
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写真右側:白色&黒色のトランクスが瀬藤選手。
1ラウンド:大竹選手が積極的に手を出して前進するも、瀬藤選手は距離を取って、
詰めさせない。右のオーバーハンドが当たる。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
2ラウンド:瀬藤選手は距離感が良くスピードもあり、
ガードを下げトリッキーな動きで大竹選手を翻弄。瀬藤選手らしさが出ている。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
3ラウンド:大竹選手はジリジリと距離をつめ、細かい連打。瀬藤選手も右アッパーで応戦。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
4ラウンド:距離が縮まり頭をつけての細かい連打は大竹選手の方が的確。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
5ラウンド:大竹選手が前進しロープに詰め回転の良い連打。瀬藤選手は右目をカット。
これは大竹選手の有効打。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
6ラウンド:瀬藤選手は足を使い距離を取る。
この距離になると右のオーバーハンドが当てるが単発。距離が詰まれば大竹選手が優勢。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
7ラウンド:大竹選手の左ボディから右フックで瀬藤選手がクリンチに逃げる。
大竹選手がパンチをまとめるがダウンまでには至らない。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
8ラウンド:大竹選手の左ボディーが的確に当たる。瀬藤選手も右アッパーを突き上げ粘る。
(大竹選手:10-9:瀬藤選手)
9ラウンド:瀬藤選手が足を使いながら左右のアッパーを突き上げ大竹選手の前進を許さない。
大竹選手も右フックを当てるが上手くかわされる。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
10ラウンド:瀬藤選手も左右のアッパーを軸に勝負を捨てない。
大竹選手も前進するが詰めきれない。
(大竹選手:9-10:瀬藤選手)
私の採点では、96-94で大竹選手の勝利。
公式採点は、96-95、96-94、97-92。
3-0の判定で大竹選手が見事に防衛した。
お互いに持ち味を十分に発揮した好試合だった。
序盤2Rと最後の2Rは瀬藤選手、
中盤は大竹選手が自分の距離に持ち込み優位とポイントとつけた。
ボクシングは距離のスポーツだと改めて思った。
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