【インドの乗り物】 ～ 三等寝台 ～

　夜行列車を利用する場合は、
だいたいエアコン付の二等寝台を利用するのだが、
今回のジョードプル～ジャイサルメール間のように、
ルートによっては二等寝台がない場合もある。

　　ジャイサルメールを２３：１５に出た列車、
　　「ジャイサルメール・ジョードプル・エクスプレス」は、
　　翌朝５:３０にジョードプル着。２８７Ｋｍを約６時間かけて走る。
　　料金は、４２６Ｒｓ（約１０６５円）。

二等寝台と三等寝台の大きな違いは、
寝台が２段か３段か・・・それだけである。
細かいことを言えば、寝台にカーテンがないとかもあるが、
まぁ小さい事は気にしちゃダメ。
　なんたってインドですからっ。

上部の写真で女性が寝そべっているが、
彼女がいるのは３段の最下段のシートである。
頭のすぐそばには２段目（中段）のシートがあり、
これが手前に倒れて寝台になる。

３段ある寝台の間はそれぞれ８０Ｃｍくらいだろうか？
大人は背筋を伸ばして座れない高さである。

　　二等寝台。

これは下段の座席で、垂直に立てかけられているシートの
取っ手を手前に引っ張ってベッドにする。

写真に上段の座席は写っていないが、
下段との間隔は１メートル以上あり、
よほど座高が高い人でなければ、頭はつかえない。

なお、エアコン付二等寝台は「２Ａ」と表記され、
エアコン付三等寝台は「３Ａ」と表記される。

またこの寝台と通路を挟んだ、進行方向に沿った寝台は、
何故か？三段ではなく二段なので、
もし当たったら運が良い。

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