カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本フェザー級タイトルマッチ

2007年03月03日 22時30分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBCフェザー級31位       WBCフェザー級12位 
東洋フェザー級1位         WBAフェザー級15位
日本フェザー級チャンピオン
 梅津 宏治(ワタナベ)      粟生 隆寛(帝拳)
   12勝(5KO)6敗            13勝(8KO)

                 

ちょっと前までは「西の亀田、東の粟生」と
呼ばれた期待の粟生選手。(写真右側:白と紺のトランクス)
高校6冠アマチュア成績79戦76勝(27KO・RSC)
アマチュアから通産71連勝中と言うから驚く。

しかしプロでの13戦では、日本人の強豪とは手合わせしておらず、
今夜のタイトルマッチで、その真価が問われる。

対するチャンピオン梅津選手(写真左側:黒色トランクス)は、
何度もの挫折を乗り越え昨年10月に、
渡邊選手からタイトルを奪取し、初防衛戦である。

エリート:粟生  雑草:梅津 と注目のカード。

          

1ラウンド:粟生選手はスピードのある右ジャブを突き、
左ストレートとリズム良く攻める。梅津選手はガードを固め、
低く前進し懐に入ろうと試みるが、踏み込めない。
  (粟生選手:10-9:梅津選手)

2ラウンド:粟生選手の左ストレートが伸びる。
梅津選手は前進するも粟生選手の連打が炸裂。
  (粟生選手:10-9:梅津選手)

3ラウンド:梅津選手のスタイルは変らず、
身体を低くし前進するが、
粟生選手が上手く連打を当てる。
  (粟生選手:10-9:梅津選手)

4ラウンド:ようやく梅津選手が距離をつかみ始めるが、
粟生選手は左から右アッパーを放って、距離をつめさせない。
  (粟生選手:10-9:梅津選手)

5ラウンド:梅津選手の距離になってきた。
手数も増え始め、粟生選手が下がり始める。
  (粟生選手:9-10:梅津選手)

6ラウンド:一気に距離が詰まった。こうなれば梅津選手が有利。
得意の右アッパーから左右のフックとつなぐ。粟生選手も右アッパー、
左フックと応戦するが、やや勢いがなくなった。
  (粟生選手:9-10:梅津選手)

7ラウンド:粟生選手は足を使い右ジャブから立て直す。
梅津選手が追うが捕まえきれない。
  (粟生選手:10-10:梅津選手)

8ラウンド:粟生選手は足を使って逃げはクリンチ。
梅津選手は追い左右のボディから右アッパーが有効打となる。
  (粟生選手:9-10:梅津選手)

9ラウンド:前半は梅津選手が追い詰め、後半は粟生選手が反撃、
足を使って交わしては、上手く連打でポイントを奪う。
  (粟生選手:10-9:梅津選手)

10ラウンド:梅津選手が最後の力を振り絞って前に出る。
苦しい粟生選手は足を使ってはクリンチ。
  (粟生選手:9-10:梅津選手)

私の採点では、96-95で、かろうじて粟生選手が勝利。
公式採点は、ジャッジ土屋96-95、山田が98-94、
阿部が97-94、3-0の判定で粟生選手が勝った。

前半は粟生選手の上手さと勢いが勝り、
中盤は梅津選手の根性が上回った。
後半は勝つ事だけを考えた粟生選手が逃げ切った。

通路まで満員の観客は接戦に大いに盛り上がった。

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コメント (4)
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