WBCフェザー級31位 WBCフェザー級12位
東洋フェザー級1位 WBAフェザー級15位
日本フェザー級チャンピオン
梅津 宏治(ワタナベ) 粟生 隆寛(帝拳)
12勝(5KO)6敗 13勝(8KO)
ちょっと前までは「西の亀田、東の粟生」と
呼ばれた期待の粟生選手。(写真右側:白と紺のトランクス)
高校6冠アマチュア成績79戦76勝(27KO・RSC)
アマチュアから通産71連勝中と言うから驚く。
しかしプロでの13戦では、日本人の強豪とは手合わせしておらず、
今夜のタイトルマッチで、その真価が問われる。
対するチャンピオン梅津選手(写真左側:黒色トランクス)は、
何度もの挫折を乗り越え昨年10月に、
渡邊選手からタイトルを奪取し、初防衛戦である。
エリート:粟生 雑草:梅津 と注目のカード。
1ラウンド:粟生選手はスピードのある右ジャブを突き、
左ストレートとリズム良く攻める。梅津選手はガードを固め、
低く前進し懐に入ろうと試みるが、踏み込めない。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
2ラウンド:粟生選手の左ストレートが伸びる。
梅津選手は前進するも粟生選手の連打が炸裂。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
3ラウンド:梅津選手のスタイルは変らず、
身体を低くし前進するが、
粟生選手が上手く連打を当てる。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
4ラウンド:ようやく梅津選手が距離をつかみ始めるが、
粟生選手は左から右アッパーを放って、距離をつめさせない。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
5ラウンド:梅津選手の距離になってきた。
手数も増え始め、粟生選手が下がり始める。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
6ラウンド:一気に距離が詰まった。こうなれば梅津選手が有利。
得意の右アッパーから左右のフックとつなぐ。粟生選手も右アッパー、
左フックと応戦するが、やや勢いがなくなった。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
7ラウンド:粟生選手は足を使い右ジャブから立て直す。
梅津選手が追うが捕まえきれない。
(粟生選手:10-10:梅津選手)
8ラウンド:粟生選手は足を使って逃げはクリンチ。
梅津選手は追い左右のボディから右アッパーが有効打となる。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
9ラウンド:前半は梅津選手が追い詰め、後半は粟生選手が反撃、
足を使って交わしては、上手く連打でポイントを奪う。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
10ラウンド:梅津選手が最後の力を振り絞って前に出る。
苦しい粟生選手は足を使ってはクリンチ。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
私の採点では、96-95で、かろうじて粟生選手が勝利。
公式採点は、ジャッジ土屋96-95、山田が98-94、
阿部が97-94、3-0の判定で粟生選手が勝った。
前半は粟生選手の上手さと勢いが勝り、
中盤は梅津選手の根性が上回った。
後半は勝つ事だけを考えた粟生選手が逃げ切った。
通路まで満員の観客は接戦に大いに盛り上がった。
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日本フェザー級タイトルマッチ 梅津 渡邊
11/13 アンダーカード 粟生 ガブリエル・ペレス
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アマチュアから通産71連勝中と言うから驚く。
しかしプロでの13戦では、日本人の強豪とは手合わせしておらず、
今夜のタイトルマッチで、その真価が問われる。
対するチャンピオン梅津選手(写真左側:黒色トランクス)は、
何度もの挫折を乗り越え昨年10月に、
渡邊選手からタイトルを奪取し、初防衛戦である。
エリート:粟生 雑草:梅津 と注目のカード。
1ラウンド:粟生選手はスピードのある右ジャブを突き、
左ストレートとリズム良く攻める。梅津選手はガードを固め、
低く前進し懐に入ろうと試みるが、踏み込めない。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
2ラウンド:粟生選手の左ストレートが伸びる。
梅津選手は前進するも粟生選手の連打が炸裂。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
3ラウンド:梅津選手のスタイルは変らず、
身体を低くし前進するが、
粟生選手が上手く連打を当てる。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
4ラウンド:ようやく梅津選手が距離をつかみ始めるが、
粟生選手は左から右アッパーを放って、距離をつめさせない。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
5ラウンド:梅津選手の距離になってきた。
手数も増え始め、粟生選手が下がり始める。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
6ラウンド:一気に距離が詰まった。こうなれば梅津選手が有利。
得意の右アッパーから左右のフックとつなぐ。粟生選手も右アッパー、
左フックと応戦するが、やや勢いがなくなった。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
7ラウンド:粟生選手は足を使い右ジャブから立て直す。
梅津選手が追うが捕まえきれない。
(粟生選手:10-10:梅津選手)
8ラウンド:粟生選手は足を使って逃げはクリンチ。
梅津選手は追い左右のボディから右アッパーが有効打となる。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
9ラウンド:前半は梅津選手が追い詰め、後半は粟生選手が反撃、
足を使って交わしては、上手く連打でポイントを奪う。
(粟生選手:10-9:梅津選手)
10ラウンド:梅津選手が最後の力を振り絞って前に出る。
苦しい粟生選手は足を使ってはクリンチ。
(粟生選手:9-10:梅津選手)
私の採点では、96-95で、かろうじて粟生選手が勝利。
公式採点は、ジャッジ土屋96-95、山田が98-94、
阿部が97-94、3-0の判定で粟生選手が勝った。
前半は粟生選手の上手さと勢いが勝り、
中盤は梅津選手の根性が上回った。
後半は勝つ事だけを考えた粟生選手が逃げ切った。
通路まで満員の観客は接戦に大いに盛り上がった。
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粟生選手には頑張っていただきたいものです。
東洋太平洋王者:榎選手の世界挑戦も近いようですし、
リナレス選手もいるし、前日本王者の渡邊選手、
スーパーバンタム級の福原選手も転向してきたし。
粟生選手にはこれらの強豪を倒してもらいたいですね。
もっと経験をつんで、逞しさが出てくれば可能だと思います。
個人的にはスーパーフェザー級の小堀選手に注目してます。
・・なんて青臭いイメージを描いたんだけど現実はきびしいですね。
粟生選手には無敗のままチャンピオンになって、
今後もエリート街道を突き進んで欲しいと思う反面、
梅津選手に立ちはだかって欲しいと思った試合でした。
両者共に持っている力を出し切ったでしょう。