
(2009.06.10 東京港晴海埠頭)
メキシコ海軍の練習帆船・クアウテモック号(1800トン、264名乗り組み)を見に行って来ました。
今回の横浜・東京・御宿(千葉)への寄港は日本との友好親善のため、ということでクアウテモック号の後ろにはホストシップとして海上自衛隊の護衛艦「しらゆき・DD-123 2900トン」がぴたりと寄り添っています。
クアウテモック号は自然の風を動力として帆走する三本マストの優美な帆船。
最先端テクノロジーが全てのような現代ですが、何千年も変わらない大自然の
風によって走る帆船は、いやがうえにもロマンをかきたてられますなあ・・。
(2008.10.05 日本丸と海王丸・「海の貴婦人たちの船出」をご参照下さい)。
一方、護衛艦「しらゆき」はテクノロジーの粋を集めた軍艦で(イージス艦とは行かないまでも)、対潜アスロック爆雷、ファランクス砲、対空ミサイル等でハリネズミのように武装しています。
平和で優美な真っ白な帆船と、ねずみ色で重武装の戦闘艦。
その鮮やかな対比にしばし魅入ってしまいました。
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