
(2007.06.16 お台場・テレコムセンター前から)
気象庁が「梅雨入り」宣言した途端に、まるで「梅雨明け」のような、
スカッとした、雲ひとつない日本晴れの天気になりました。
ひょんなことから、このところ毎日お台場に来るようになりました。
そして今朝8時半頃、お台場のビルに到着し、いつものように窓の外の見慣れた
東京湾の景色に目をやった私は、「あっ!」と驚くタメゴロウ!
何と狭い海峡の彼方に、雪化粧をした富士山が見えるではありませんか!
お台場に来始めて苦節数十年、お台場から富士山を、それもこんなに美しい富士山を見たのは初めてです。
感動した私は思わず、足早に仕事場に向かおうとする知らない人たち(もちろん
女性のみに限定)に向かって、「ふ、ふ、ふ、富士山が見えますよぉぉぉぉ!」と
口走っていました。
そう、私は物心ついて以来高校卒業まで富士山の良く見える港町で育ちました。
富士山は、自宅からも、通学の自転車からも、学校からも良く見えました。
ふるさとでの喜びと哀しみ、笑いと涙、の全てのシーンにいつも変わらない
富士山の姿がありました。
そんな訳で、(特に予期しない場所、予期しない時に)富士山を見ると、
私の大脳のメモリー回路に「カチッ!」とスイッチが入ってしまって、人一倍興奮するのです。
良かった、良かった・・。