goo blog サービス終了のお知らせ 

Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

「今日の夕焼け、見た?」

2008-10-12 11:20:20 | 夕日

(2008.10.11 17:30pm頃)

美しい、というよりは、壮絶な感じの夕焼けでした。

朝からの雨→昼過ぎからの快晴→夕刻からの小雨
と目まぐるしく天候の変わる中で、ほんの一瞬ですが西の空が壮絶な夕焼けに
染まりました。空全体に暗雲が立ち込めて小雨が降る中での一瞬の夕焼けでした。
モーツァルト、というよりは、ワグナーが似合いそうな・・・。

夕食を食べていたら懐かしい美女3人組みから突然の電話があり驚きました。
何でも45階建ての高層マンションに住む美女3人組の一人が今日の夕焼けに
気づき、「アイツもこの夕焼けを見てるかも。電話してみよう!」ということらしかったです。
今日の夕焼けのことや懐かしい話に花が咲きました。

「今日の夕焼け、見た?」っていう電話、何かとっても良いですね。

クリスマス・イブのサンセット

2007-12-24 18:16:34 | 夕日

(2007.12.24 新宿の彼方に沈むクリスマスイブの夕日と富士山のシルエット)

早いもので今年も残すところあと1週間。
つい先日まで美しい紅葉に彩られていた街がうそのようですなあ・・・。

私は特に用がなくても、年に5~6回は、高層ビルの最上階に上って日没前後の
数時間を過ごします。
クリスマスイブの今日も、ふと思いついて文京シビックセンター25階の
回遊式の展望フロアを何回もグルグルと歩き回りました。
夕日の残照に照らされたこの巨大な日本の首都が、展望フロアをゆっくり歩いて
元の場所に戻る僅かの時間の間に、微妙に表情を変えるさまが面白いです。

夕日が沈んでいく西の空を見ると、新宿の高層ビル群が積み木のように見え、
都庁ビルの左の空には富士山のシルエットがクッキリと暮れかけた空に浮かんで
いました。
紅葉も美しいが、このような人工的な大都会と夕日の、シュールな取り合わせ
も美しいと思います。

今年もほんとにあと僅かな時間しか残っていないのですなあ・・。

秋の日はつるべ落とし・・。 秋の一日が暮れていく・・・。

2007-11-25 19:52:48 | 夕日

(2007.11.25 都心から新宿方向の夕日を望む)




秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
からすの寝所へ行くとて、
三つ四つ、
二つ三つなど
飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。

日入り果てて、風の音、虫の音など、
はた言ふべきにあらず。



                          「枕草紙」より。

台風一過の夕日

2007-09-08 17:45:55 | 夕日

(2007.09.07 東京西新宿)

台風が過ぎ去った夕方、フト顔を上げると新宿の上空に美しい夕焼けが広がっていました。
地上では西新宿の町にネオンが点り始め、夜の気配が忍び寄っていますが、
夕焼けに染まった空には早い雲がどんどん流れています。

美しい夕焼けを見たせいか、オフィスの仲間と近所で飲んだ今宵の生ビールは
ひときわ美味でした。

梅雨の間,一瞬のすごい夕日

2007-07-11 20:26:54 | 夕日


これが本日の夕日です!

神様も粋な計らいをしてくれるものですなあ・・。
今日は1日中、降ったりやんだりの梅雨模様でしたが、夕方の30分だけ、
ピタリと雨があがりました。
その貴重な30分の間に大空からチラリと覗かせた夕焼けがこれです。

この写真を撮影した20分後には再びジクジクと雨が降り出し、夕焼けもどこかへ
消え去ってしまいました。
「僅か20分前に西の上空を大きく飾った、あの壮絶なまでに美しかった夕焼けは
幻覚だったのだろうか?」と私は思いました。

これだから、そう、これだから、私達は目の前だけを見て日々を生きていては
いけないのですね。
大きな大きな自然、ゆったりと流れる時間を、ふと一瞬でも立ち止まって感じたいですね・・・。

今日もお台場に日が暮れる

2007-05-25 13:38:54 | 夕日



「お台場で夕日を見る」というのは、私は割りと好きです。

このお台場というロケーションに夕日という設定が、昔はいざ知らず今となってはかなり新鮮味に欠け、
余りにも通俗的すぎると世間の人は思うでしょう。
でも東京中を探しても、都内でお台場海浜公園の海辺ほど一面に広がった空を視界に入れられる場所はそう多くはないでしょう。
それに、きれいな夕日が見られる場所は数多くありますが、お台場は夕日がきれいなだけでなく、
その夕日が映え、夕日を引き立たせる大都会・東京の夜景という
パフォーマンス効果が充実しています。
夕日という自然の営みと都会の夜景という人工美とのコラボレーションとも言えそうです。

この日、東京では朝から午後遅くまで強い雨が降りました。
夕方近くなってお台場の海際で対岸を見ると、西の空にはまだ低気圧の名残の黒い雲がしぶとく垂れ込めています。
しかし地平線(新宿方向?)の彼方に今まさに没しようとする太陽がこの日最後の輝きで空を照らしています。
私は、晴天の日の夕暮れよりこの日のように天候が急転した日のドラマチックな
夕日の方が好きです。良いですなあ・・。

この日もそうですが、私はそんな日の夕暮れは暮れ初めから真っ暗になるまで、
2時間位ビールを飲みながら立ち尽くしています。
(世の中には、ヒマな人がいるもんですなあ・・・)。

さようなら、 2006年 !

2006-12-31 19:32:34 | 夕日

(2006.12.31 東京ドームホテル43階より)

クリスマスだ、年末だ、と言っているうちにアッという間に時間が過ぎ、
2006年もあと数時間です。
今年最後の日没をこの目で見ようと、東京ドームホテル最上階にある、Artist's
Cafe へやってきました。

余りにも晴天すぎて、空には何の翳りもなく、盛り上がりを欠く日没でした。
やはり、嵐の過ぎ去った翌日とか、空にある程度の雲があるほうが、自然の演出
が見られて見ごたえのある日没になるようです。

お隣の席から、「ムッシュー・・・?」と、フランス人の美女3人組から声を
かけられました。 「デジカメのシャッターを押してくれ」と言っているらしく
私は即座に「ウィ、マドモアゼル!」と答え、(頼まれてもいないのに)10枚
位、写真を撮ってあげました。
一緒にビールを飲み、しばらくして3人組と別れましたが、「しまった、携帯
の番号でも聞いておくべきだった」と気が付いたのは帰りの電車の中でした。

私のドジは、年の暮れのギリギリまで続きますなあ・・・。

見上げれば夕焼けの雲が流れる・・

2006-10-19 22:01:36 | 夕日


日曜日、池袋駅前のドコモショップに個人用携帯電話を買いに行きました。
数日後に迫った定年退職、そしてその後の新しい仕事のスタート、どちらに
しても今後の生活パターンが変わることで個人携帯が必要になりました。

本格的に個人携帯を買い求めたのは初めてです・・・信じられないけど。

新しい携帯を手に気分もウキウキして夕方の街をゆっくり歩いて帰りました。
サンシャインビルの近くで、妻が不意に,「あっ、空が!」と叫びました。

暮れかけた西の空に秋特有の「イワシ雲」が空一杯に拡がり、夕日に染まって
います。「きれいだね・・!」と我ら初老の夫婦は、しばらくの間、立ち止まって
空を見上げておりました。

定年退職まで、あと2日・・。

美しい夕日を見たい。

2006-10-04 23:27:29 | 夕日


私は「美しい夕日を見たい」といつも思っています。

秋の夕暮れ、外出先で予定の仕事を終えて暮れ始めた街を駅へ急ぐ・・。
暮れなずむ街角でふと見上げた空は真っ赤な夕焼けに染まり、街は夜の兆しと
昼の名残の境界で見たこともない微妙な表情を見せている・・。
私が好きなのはこんな時間、こんな状況です。

その夕日が完全に夜の闇に変わり、空が一面の星空に変わるなら一層良いですが
東京ではそれは望むべくもありません(私の少年時代には、真っ赤な夕焼けと
それに続く星空はあまりにも平凡で当たり前の事でしたが)。
それでも、美しい夕日に出会えた日はそれだけで幸せな気がします。

これまでは、東京などの都会はもちろん、主に山岳地帯で美しい夕日に出会い、
従ってそれに伴う夕暮れの素晴らしい時間も、都会や高原や森で過ごしてきた気
がします。
「これからは波の音をBGMに、大海原を前景に、壮大で気の遠くなるほど美しい夕日に出会いたい」というのが
私のささやかな夢の一つです。

暮れなずむ街角で。

2006-09-18 23:00:14 | 夕日


早朝は強風と豪雨、昼間はどんよりした曇り空、夕方からは晴れと、目まぐるしく
天候が変化した一日でした。

夕方になって、「そうだ、夕食にワインでも・・」と近所のスーパーへでかけました。
一歩玄関を出た私が見たものは、滅多に見れないような美しく薄紫色に染まった夕焼けの空でした。 
建物や街を歩く人の姿までが夕焼けに美しく染まっていました。
そう、台風が過ぎ去った日の夕方など、今まで、何度かこうしたきれいな夕焼け空に出会ったことがありました。
でも、ここまで美しい夕焼けは今日が初めてかもしれません。

ワインを買ってスーパーを出た私が空を見上げると、
夕日は驚くほどの早さで表情を変えてしまい、そのなごりは残っているものの、
つい先ほどまでのあの驚くほどの輝きは失われていました。 
その間、たったの3分!

街は一層暗くなり、さっきまで全てが夕焼けに包まれていたのが嘘みたいです。
通りを歩く人たちは、押し黙って足早に通り過ぎていきます。
でも、私はこのまま日常生活に戻るのが惜しくなって、しばらくの間、夕焼けの
名残の残る空を見上げて立ち尽くしていました。

何という事もない一日でしたが、今日の美しい夕焼けのことは多分、
暫くの間は私の記憶中枢にしまい込まれていることでしょう。