
ふと思い立って行くにしては安曇野は、ちと遠すぎる。しかし、その遠すぎ加減が微妙に良くて、最近は「ちょっと無理すれば行ける」という気持ちに変わった。
「安曇野」の何もかも私は好きだ。長野県松本市から大町市に至るこのエリアには
3000m級の山々を背景にした平野部に数々の清流が流れ、田園風景が広がる。北アルプスにつながる山々と平野部とが溶け合う辺り一体は深い森林地帯で、この辺りの散歩やドライブは実に気持ちが良い。
美術館や何時間でも居たくなるようなお洒落なカフェ,何回でも来たくなる様な絶景の山岳ビューポイント、も多い。
東京からのアクセスの点では軽井沢に一歩譲るが、逆に生活に根ざした森や田園の自然、その雄大な眺望の2点で軽井沢に勝る。
それではその安曇野の素晴らしさを、最もシンプルにしかもお金も時間もかけずに体験するにはどうしたらよいだろうか?
それは新宿ー松本間の高速バスでアクセスし,穂高駅前の「ひつじ屋さん」で電動の自転車を借りる事、そして「なごみ野」か「ホテルアンビエント安曇野」に泊まること、これに尽きる。