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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

早くもサクラが !?

2007-02-07 21:59:11 | 東京散歩・冬
散歩の途中で通りかかった公園で、サクラが開花しているのを見つけました。
もちろんソメイヨシノではなく、もっとピンクがかった、ソメイヨシノとは別の
種類のサクラ(河津桜か寒桜 ?)だと思いますが。


(2007.02.07 文京区新江戸川公園)


通りがかりの人たちも、「ほおっ! これは桜ですね!」と驚いて木を見上げ、
「今年は春の来るのが早そうですねえ・・」など、知らないオジサン、オバサン
と思いがけずサクラ談義の輪が出来ました。

そのうち、何と驚いたことに、小さなウグイスが飛来し、咲き出したばかりの
サクラの花びらをついばみ始めたではありませんか!
ウグイスは枝の先端に反転してつかまり、まるで「イナバウアー」みたいに
器用に体を支えています(写真中央より、やや右下に注目)。
但し、ウグイスはまだ幼すぎるせいか、あの「ホーホケキョ」ではなくて
「チャッ、チャッ」とあまり可愛くない鳴き声でした。

春は、もうすぐそこに・・。

2007-02-01 21:25:37 | 東京散歩・冬
昨日の東京都心の最高気温は16度。
あまりの季節はずれの暖かさに、道を行くサラリーマンやOLもコートを脱ぎ、軽やかな足取りに見えました。

今日はやや気温が下がりましたが、それでも陽射しは確実に暖かく春めいています。
このおだやかな陽気に誘われ、豊島区の無料庭園施設である「目白庭園」へ出掛けました。
目白庭園はJR目白駅から徒歩7分、閑静な住宅街の中にあるこじんまりした
和風庭園です。




サンシュユ、ロウバイなど早春に咲く花々は残念ながらまだ開花に至って
いませんでした。 
しかし、その中で、ボケの真紅のつぼみは今にも花を咲かせそうに膨らみ、
早春の柔らかい日差しの中でその存在をけなげに主張しているかのように
見えました。

春はもうすぐそこまで来ています!








寒牡丹を観て心もホカホカに・・・。

2007-01-19 22:11:14 | 東京散歩・冬
「上野東照宮のぼたん苑を見に行かない ?」と珍しく妻からのお誘いです。
結果的に本日の上野行きは大正解で、大満足でした。
いや、それにしても寒空に凛(りん)として咲く牡丹の花の美しさには、心洗われる思いでした。
満足、満足・・・。



上野東照宮・ぼたん苑へ行くには、上野動物園を目指せば分りやすいです。
動物園正面入り口のすぐ左側に上野東照宮へ通じる境内の石畳の道があり、
ぼたん苑の入り口はこの道の途中にあります(入苑料600円也)。

この季節は寒さも一段と厳しく、私達の周りの木や花は全て散ってしまい、
モノトーンの世界です。どこへ行っても色鮮やかな花の彩りはありませんね。
そんな中、ここだけは別天地であるかのように、アッと驚くほど沢山の牡丹が咲き競っていました。
その美しさ、その艶やかさと言ったら・・・!






うれしい事に、丹精こめて花開いた牡丹の一株づつにその美しさを称える句が
毛筆書きで添えられています。

   敷藁(しきわら)の すこし乱れて 寒牡丹     

私はこの句がとっても心に残りました(影山 薫さんという人の句のようです)。
それにしても、よい国ですね、この日本という国は・・・。
牡丹の花も印象に残りましたが、その花の美しさ・一足早い春の季節感を楽しみ
つつ、様々な思いの込められた句を愛でている人々も強く印象に残りました。



ところでぼたん苑の苑内は、牡丹の花だけでなく、思いがけず春の息吹に満ち
ていました!
背景の五重塔ととてもマッチしたロウバイの黄色、紅梅の赤、ミツマタや
ネコヤナギの白、等など、ここは一足早く春が始まっているようでしたよ。

風のない穏やかな日和の日を選んで、ぜひ行ってみてください(絶対のオススメですよ)。


下町情緒の漂う町 ・・・ 根津

2007-01-18 19:06:52 | 東京散歩・冬
今日は1月中旬としては珍しく、風もなく穏やかなお日様の光が溢れ、散歩
日和の一日でした。 私にとってこうした絶好の休日は見過ごせません。
早速,都バスに乗って上野を目指しましたが途中で気が変わって、「根津駅前」
でバスを降りました。



バス通りから一歩入ると、そこは通行人がやっとすれ違える位の細い路地が
続き、通りの両側には人々の毎日の生活感が漂う居酒屋さん、小料理屋さん、
などが並んでいます。
都心のマンション住まいの私には、この路地裏を歩くだけで「何かホッとする感じ」が伝わってきますね・・。
(でも、ここは単に「下町」というだけではなくて、かつて夏目漱石や森鴎外
などの文豪が住み、そこはかとない「文化の香りのする下町」、でもあります)。
「こんな路地の一角に暮らしてみたい。 でも飲兵衛の私のことだから、
この町に住んだら毎晩まともに自宅には帰れないだろうなあ・・」というのが
私の正直な感想です。それ位、この町には私の大脳の中枢神経を刺激せずに
おかない濃厚な日本の下町情緒が色濃く漂っていましたよ。

先週の神楽坂もそうだけど、どうも最近の私は「和風モード」(それも黄昏時
からのトワイライト・和風モード)がカチッと入っているらしく、そんな場所を
嗅ぎ付ける嗅覚が働くらしいのです。



感じのよさそう横丁の居酒屋さんのバイクの上に、小太りのネコが店番を
していました。
「旦那、軽く一杯やっていったら・・・?」と問いかけているようでした。
「今日は昼間だからな・・。今度、黄昏時の灯りが付く頃に着てみるから、
その時にまた会おうぜ」とネコに告げ、上野へ向かったのでした。