すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

石黒昇「銀河英雄伝説外伝 白銀の谷」

2005-12-03 08:40:05 | 映画評
登場人物の若さまで妬ましい……………


「銀河英雄伝説」を漠然と見直すブームが去年の夏ごろにあって、ボォーっとアニメを見ていました。
が、ブームは途中で終わって、何本かは放置状態。

で、昨日。
せっかくの休日なのだが、特にすることもないので、見落としていた「銀河英雄伝説外伝 白銀の谷」を、久しぶりに見ました。


うん、まぁ、さほどの感想はないなぁ。
強いて探すと、ラインハルト強過ぎ。

「主人公だから仕方ないじゃん」
………その通りですけどね。


しかし、原作を読んでいたときは中高生で、あんまり違和感はなかったのだが、こうして年を取ると、ラインハルトたちの若さは異常だなぁ。

ラインハルトとヤンの二度目の会見が実現する直前に、例によってイゼルローンで会議が開かれるんですよね。そこで「この帝国からの会見の提案は、もしかすると謀略なんじゃないか?」という意見が出て、それに対してユリアンが、
「僭越ですが、僕が提督の代理としてカイザーラインハルトのもとに赴きます。そして細部まで条件やら提案やらを聞いてきて、改めて提督が会談の場にいらっしゃれば、よろしいでしょう」
って言うんですが……………。

当時は何も思いませんでしたが、こうして見てみると、ユリアン、ホントに「僭越」だな。宇宙の99%を支配している皇帝との会見に、どういう自信でもって自分が「代理」として的確だと思ったのだろうか? せめてキャゼヌルあたりを代理に勧めるべきだろうに。


「物語ですから仕方ないじゃん」
………その通りですけどね。

年をとると、ひがみっぽくなるね……………。


他の「銀英伝」の感想。
清水恵蔵「銀河英雄伝説外伝 -黄金の翼-」まぁ、こんなもんだろうなぁ


銀河英雄伝説外伝 白銀の谷

ハピネット・ピクチャーズ

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る