すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

ダグ・リーマン「ボーン・アイデンティティー」

2006-01-31 19:01:45 | 映画評
適当な暇つぶしには、いいのかなぁ~


念願…………と言うほどでもないですが、ようやく「ボーン・アイデンティティー」を見ました。(ストーリーが気になる方は、こちらをどうぞ)

間違って見てしまった「ボーン・コレクター」よりは、まぁ、面白かったですが。

が、あくまでも比較の問題。
「ボーン・スプレマシー」という続編も出ているのですが、……………続編を出すほどのデキかな?


そもそも漂流していたところを漁船に助けられる後の、序盤からして「うーむ」と思ってしまった。
だって、その後、親切にしてくれた男(船医?)が、背中に銃撃戦の傷を残している記憶喪失の男に対して、金だけやって、追い出すんだもの。
せめて「記憶が戻るように医者を紹介する」とか「命の危険があるから、警察に連れて行く」というのが当たり前だろ?

その他にも、暗殺者としての能力を脊髄にまで染みこませている割には、身元が既に把握されている女の案内で黒幕に居場所を特定されてしまったり、その黒幕の乗る車にいとも簡単に発信機をつけることに成功したり……………等々「?」というシーンが多く、ヒロインもさして魅力あるキャラとして描かれておらず、なんつーか、その程度の映画。

マット・デイモンを見たい人向きです。


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