すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

マーカス・ニスペル「テキサス・チェーンソー」

2006-01-01 09:06:07 | 映画評
そんなわけで、紅白もレコード大賞もK-1もプライドも、結果がどうなったのか、なんも知りません


今年の最後に、さて、なにを見よう?
そうだ、「テキサス・チェーンソー」を見よう!


ということで、「悪魔のいけにえ」のリメイクである「テキサス・チェーンソー」を見ました。(「悪魔のいけにえ」は見たことがないのです)

どういう話なのかと言いますと、実在の猟奇殺人者エド・ゲインをモチーフにしたホラー。

で、エド・ゲインというのは、こんな人


まぁ「モチーフ」というところがミソで、細かい異常行為はエド・ゲインの犯行を下敷きにしているのでしょうが、映画自体のストーリーは、…………ちょっと現実味がないなぁ。強引だなぁ。そういうところを楽しむものじゃないのだろうけど。

しかし、「頼りになりそうな仲間が最初に死ぬ」「逃げ込んだ家が袋小路」「傷ついた仲間を背負って早く逃げれない」「倒したと思ったらまだ生きている」「助かったと思ったら実は助かっていない」……………等々、ホラーのお約束が満載で楽しめたのも、事実。

画面の方も、主演のジェシカ・ビールの美貌が、敢えて目立たないような、しぶーい色使いになっております。
そんなわけで、せっかくのヘソだし & 巨乳 & 薄着ですが、色気なし。(1970年代半ばなのに、ローライズとは、これいかに?)
恐怖と不気味さを演出するために、しっかりと犠牲になっております。(「ラストサマー」みない能天気なホラー & お色気の方が、個人的には好きだが)


そんなわけで、ホラーが好きな人なら、楽しめるのでは?


テキサス・チェーンソー コレクターズ・エディション

ポニーキャニオン

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