すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

及川中「メノット」

2006-01-02 08:54:18 | 映画評
新春一発目


今は、あんまり並んでおりませんが、数年前までは、レンタルビデオ店には、必ずVシネマのコーナーがありました。

あるものと言えば、ヤクザかパチンコかエロ。
ヤクザもの、パチンコものはともかく、「なんでエロを、こんな半端なもので見る必要はあるのかのぉ~。エロが見たいなら、AVでいいじゃないか? こういうのを借りるのは、どういう人なんだろう?」と思っていました。


それとは関係なく。

藤本綾主演の「メノット」を見ました。

かつてのアイドルが、ヌードで挑んだ意欲作にして、引退作品。


もうもう、ゆるーい作品です。

金持ちの姉妹という設定もセリフで言われなくて分からないし、そもそも藤本綾の関西弁(?)が不自然だし、往時の窪塚君(ダイブ前)を髣髴とさせるような俳優の演技も鼻につくし、緊迫感のないストーリー展開、無理に意味深にしようとする会話やら、いかにも金をかけていないセット…………もう、ゆるさでお腹いっぱいです。

これもそれも、藤本綾のおヌード & 濡れ場 で「ムフフフッ」となるだろうと思えばこそ、我慢して終幕まで付き合ってみたのですが……………。

いやー、お体は素晴らしいです。

でも、まぁ…………それだけ。
せっかくなのだから、もうちょっと、下品にエロくして欲しかったなぁ。

ストーリーが箸にも棒にもなんだから、せめて、藤本綾を前面に押し出して…………、いや、これでも、精一杯やったんだろうなぁ………。


藤本綾は芸能界を引退したそうです。
まぁ適当に美人さんで、お体はジュルジュルものですから、頑張ってIT社長でも捕まえるんだねぇ~。


メノット

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