すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

放浪記 ―完結編―

2005-11-23 09:20:28 | 雑感
放浪記 ―完結編―


家出中に読んだ・見たものの感想。
吾妻ひでお「失踪日記」
富野由悠季「ZガンダムⅡ -恋人たち-」
西原理恵子「営業ものがたり」
太宰治「人間失格」
綿矢りさ「インストール」
三島由紀夫「音楽」
士郎正宗「攻殻機動隊 2」
まったく統一感がないぁ。
この他にもドストエフスキーの「虐げられた人々」がありますが、これは、まだ読了しておりません。

それは、さておき。


9泊10日の家出。
十日目には「決裂するにしても、一度は話し合いをしなくては、ならんだろうなぁ」と、一旦は家に帰ることにしました。

で、とある駅で帰郷への電車を確かめると、特急の出発は14時となっている。
まだまだ数時間の空き時間がある。

「誰かと、昼飯でも食うかなぁ」と思えども、気軽に呼べる男友達などいない。
思い浮かぶのは、二人の女性。かつての彼女(現在は既に結婚)と、かつてのセックスフレンド(?)。

ともかく、日曜日だったので、かつての彼女に電話をしてみるものの、
「時間がない」
とあっさり断られる。

では、次にかつてのセックスフレンド(?)だ! とは思えども、この子とは、いろいろと確執があり。
と言うのも、この子には、一度、求婚したことがあるのです。

その子には、何度かお相手をしてもらったことがあるのですが、どうにも彼氏とは認定してもらえず。まぁ、やらせてくれるのだから、それでいいんじゃないか! と思っておりました。(そういうスタンスだから、彼氏に昇格させてくれなかったのでしょうけれども……………)

しかし、東京から実家に帰るにあたり、思い出づくりだ! とばかりに、
「一緒に帰らないか?」
と誘ってみました。まぁ一笑されるに決まってる、と思っていましたが、存外真面目にとらえてくれまして「即答できない」とのこと。

で、二ヵ月後くらい経過して、お断りのメールが届きました。

…………まぁ真剣に悩んでくれただけ、感謝しなくてはなりませんね。


それが半年くらい前のことだったと思います。
そんで、久しぶりに、その子の近くにいる。
今さら顔を合わせたからといって求婚に応じてくれるとは思えず、むしろストーカー扱いの恐れすらありそうですが、あわよくば特急までの待ち時間に一勝負できるのではないかと、淡い妄想を抱いてしまうのは、悲しい男の性か……………。

しかし、僕はSONYのSO505iを使っているのですが、見事にソニータイマー発揮で、そのときはジョグダイヤルが壊れた状態。左右には動けるが、上下にはウンともスンとも言わない。

昔の彼女の電話番号は、偶々記憶していたからいいものの、かつてのセックスフレンド(?)には、アドレス内を移動できないので連絡の取りようがない。
まぁ、連絡が取れないなら仕方ないか。あぁ~連絡が取れたら、またエッチができたかもしれないのになぁ~などと、しょーもない言い訳を自分にしながら携帯を取り出すと、ジョグダイヤルが動きやがる。

まったく奇跡としか言い様がない。あの日から、およそ一ヶ月近く経ちましたが、ジョグダイヤルが動いたのは、あの日だけです…………。

「これは、神が恵んだチャンスなのでは?」
とばかりに、ガシガシとメールを送ります。

で、マクドナルドで待つことに。

が、甘い妄想ともに、一度求婚を断られた女性に、再度会おうとする事態に、怖気づき始める自分。
「道に捨てられた恋を拾おうとしている自分は、かなり惨めなのでは?」
と考えてドンヨリなったかと思うと、
「いや、恥を忍ばずして、熱意(ヤル気)は伝わらない」
などと奮い立たせてみる。


が、結局、三十分のチキンレースを経て、緊張状態に耐えられなくなった僕は、「やっぱり忙しい? 他に予定があったよね。それじゃ、また機会があったら」と自分から誘っておりながら、自分から断るという、見事な自作自演を行うことで、放浪編最後の盛り場を勝手に自己完結させ、一人で貧しく駅でおそばを食べ、帰宅の途につきました。

そんで、実家では、予想以上の愁嘆場が待っていましたが、まぁ、あぁだこうだで、元に鞘に収まった形。


で、翌朝になると、例のセックスフレンド(?)から、メールが届いてました。返信が直ぐに出来なかったことを詫びている内容だったのですが、その理由というのが、彼氏と同棲のために部屋を探しいたので、暇がなかったとのこと。
「私が無理に言って時間をつくってもらったので、メールをする暇がありませんでした。すいません」

それを見て、また旅に出たくなったのは、申すまでもありません。

「あぁ神は、なぜにかくも私にだけ、このような試練を与えるのでしょうか?」


…………まぁ、いつまでも、昔の恋にすがるなという教えなんでしょうね。

ともかく、お幸せに。

ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」

2005-10-16 08:40:10 | 雑感
人間万事塞翁が馬


「未亡人の一年」を読み終わりました。………と言っても、けっこう前に終わっていました。
が、感想を、どうまとめればいいのだろう? と考えているうちに、時間ばかり過ぎていく。
そして、時間が過ぎると、内容を忘れてしまう…………。

ちなみに、こちらが上巻の感想。
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(上)」しかし、この表紙はハーレクインロマンスみたいだ………


とりあえず、タイトルの由来から考えてみることにしました。
「未亡人の一年」。現代は「A WIDOW FOR ONE YEAR」だから、ほとんど直訳なのかな?

これが何を指しているかと言いますと、もちろん、ルースが最初の旦那アランを亡くしてから、ハリーに出会うまでの期間。

ルースは、その一年をこんなふうに表現しています。
 アランが死んでからまる一年経ったいま、自分が小説に書いた未亡人とまったく同じように、ルースが「いわゆる記憶の洪水に押し流されがちなのは、朝起きて隣で夫が死んでいたときと変わらなかった」。
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」377~378頁 新潮文庫
この「記憶の洪水に押し流されがち」というのは、ルースのことを指しつつも、この物語のもう一人の女性主人公である彼女の母親マリアンの状態にも通じます。

マリアンが、二人の息子を事故で亡くしたことを思い出すと「石」になってしまうことが、まさしく「記憶の洪水に押し流され」た状態でしょう。


で、なぜ、娘のルースが一年で立ち直ることができたのに対して、母親が四十年もの間、そのことを引きずらなくてはいけなかったのか?

二人を対比している箇所として、こんな文章があります。ルースが、母親の小説に対して抱いた感想です。
 エディがマリアンの心理状態――または『マクダーミッド、引退する』を読んで想像できる心理状態――についてくよくよ考えていたとしたら、ルースのほうは母親の四作目にはがまんならず、軽蔑を感じていた(この作品では、哀しみが自己陶酔になってしまっているとルースは思った)。
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」359頁 新潮文庫
単純な対比となってしまいますが、
  ・ルースは、過去を自己陶酔の対象とはしなかった。
  ・マリアンは、過去を自己陶酔の対象としてしまった。
ということになります。(少なくともルースは、そう考えたのではないでしょうか?)


が、悲しみの深さが違うのですから、自己陶酔の対象とすることで、その悲しみを乗り越えようとしていることを非難するのは、ちょっとかわいそうな気がします。

ルースの旦那は病死です。
それ比べて、マリアンは、二人の息子を惨たらしい事故で、一度に亡くしてしまいます。しかも、その事故は自分の見ている前で起こったことなのです。

悲しみから抜け出せなくなっても、仕方ないのでしょうが…………。


作者のジョン・アーヴィングは、悲しみ囚われた女性を、もう一人登場させています。怒れる未亡人です。彼女は、その当時、結婚すらしていなかったルースに、以下のような手紙を送っています。
「中絶や出産や養子縁組のことを書いておられますが、あなたは妊娠さえしたことがない。離婚した女や未亡人のことを書いておられますが、あなたは結婚さえしたことがない。いつ未亡人が世の中にもどったらいいか書いておられますが、一年だけの未亡人なんていません。わたしは死ぬまでずっと未亡人です!」
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」81~82頁 新潮文庫
「一年だけの未亡人なんていません」と書いていますが、ルースは、一年だけの未亡人でしたし、この怒れる未亡人ですら「わたしは死ぬまでずっと未亡人です!」と断言していましたが、物語の終盤になって彼女も再婚して、幸せをつかんでいます。

「一年だけの未亡人」と「死ぬまでずっと未亡人」を分けたものは、なんだったか? これは、この未亡人自身が、手紙の中で書いています。
「ホラス・ウォルポールは書いています。『世界は考える者にとって喜劇であり、感じる者にとって悲劇である』でも、考えそして感じる者にとって、現実の世界は悲劇です。喜劇なのは幸運な人にとってだけです」
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」82頁 新潮文庫
むごい話ですが、この「幸運」というものでしたか、人間の人生は、期待できないのかもしれません。

それは、後にハリーという理想的な再婚相手を見つけたルースも、感じています。
 ルースは自分が幸運だとわかっていた。つぎの本は運について書こうと考えた。幸運と不運が、すべての人に平等に分配されるわけではないということを書こう。生まれつきではないにしても、自分ではどうにもできない環境のなかで、そして、規則などないかのようにぶつかりあう出来事――どんな人にいつ出会い、そしてその大切な人がまた、いつほかの人に出会ったりするのか、あるいはしないのか――のなかで、幸運と不運はそれぞれの人にまちまちに振り分けられていく。
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」470頁 新潮文庫
では、マリアンには、この幸運がなかったのだろうか? と考えると、それはエディなのかなぁ~?

三十七年ぶりの再会で、彼女はエディに向かって、こう言っています。
「そうね、あなたになら手伝ってもらえるわね。こんなに長いあいだ、あなたに助けてもらいたいと思ってたんだから」
ジョン・アーヴィング「未亡人の一年(下)」494頁 新潮文庫
じゃ、なんで、彼女は、もっと前に会いに行こうとしなかったのだろう? いや、それ以前に、なんで、彼女の人生の最後のときに、エディと再会しようとしたんだろう?

「そりゃ、小説なんだから、最後に再会させなきゃ!」

まぁ、そうなんだろうけど。それは、置いといて。

それでも、一応、理由を探そうとすると、マリアンはエディを試していた? エディが本当に自分がお婆さんになるまで自分を愛してくれるのだろうか? と。

で、なければ、自分の悲しみを分け合える男に成長するまで、待っていた?

はたまた、彼女が自分の悲しみを乗り越えるまで四十年必要だった?(「悲しみは伝染るのよ、エディ」(同書494頁)と言ってるしなぁ。この伝染を防ぐために、悲しみが癒えるまで敢えて距離を置いた?)

そんなとこかな? なんか釈然としないけど。


というか、ハリーの登場も、ちょっとご都合なんだよな。
性格的には立派な男なのに、どうして、五十を過ぎるまで独り者だったんだ? なんか、これも釈然としないんだよなぁ~。


まぁそんなこんなを差し置いても、おいしい小説であることは間違いないですけど。

映画も見たいのだが(ネットを見たところ、まぁまぁ好評だね)、こんな片田舎ではDVDになるのを待たないといけないようです。


未亡人の一年 (下)

新潮社

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MP770の目詰まりを直したい -敗戦編-

2005-08-19 08:38:12 | 雑感
堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ


これまでの、いきさつ。
目詰まりなるまでの経緯「接触編
お湯につけてみました -一日目-「発動編
お湯につけてみました -二日目-「青雲編
印刷して見ました「疾風怒濤編


■またまた入湯

どす黒いものが、また出てきます。


■ずらす

やはり出てきます。


■英断

「基盤が濡れなければ、OKだ!」ということで、寝かせてみました。
すると、出るわ、出るわ。

こんなに出たのは、初めて………。


■じっとり

何度か浴槽の湯を入れ替えたのですが、それでも出てきます。
どうやら、頭と尻が一緒につかっているのが、予想以上に功を奏している模様。


■入浴後

かなり濡れています。
基盤がつかるようなことはなかったのですが、ずっと湯気にあたっていたの事実。
これで、大丈夫なのだろうか?


■いつも通り

で、乾す。


■翌朝

また、詰め替えインクを満載です。

そして、いつものようにプリンタヘッドを交換したので、「自動位置調整」を実行。
事実上の初印字です。


■夢破れて山河あり…

真っ白……………。なにも、印字がされないとは…………。
前回は、かすれてけど、どうにか印字されてのに…………。

そして、


■ディスプレイ

うん。言われなくても、分かってる。



…………で、いろいろありまして。
と言うか、ヘッドクリーニングとヘッドリフレッシングをしつこく何度も実行した結果が下。

■最終結論

一応、色は出るようになったなぁ。

最初はシアン(青系統)とマゼンタ(赤系統)が、全く出なかったのだから、まぁ進歩が見られるのだが…………。
が、実際のカラー印刷に耐えられない状態であることは変わらない。


[結論]
  ・プリンタヘッドは、ちょっと位、お湯につかっても大丈夫
  ・詰め替えインクは、目詰まりの原因になる
  ・が、イエローだけ、目詰まりが発生したことがない(偶然?)
  ・でも、詰め替えインクは危険なので、大量印刷は諦めろ
  ・そして、今まで使った金は、会社の経費では落ちない
  ・つまりは、「純正品を使え」ということなんですね、CANONさん?


Canon BCI-3eBK (BC-30用 インクタンク)

キヤノン

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Canon ブラック インクタンク BCI-7BK

キヤノン

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Canon シアン インクタンク BCI-7C

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Canon マゼンタ インクタンク BCI-7M

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Canon イエロー インクタンク BCI-7Y

キヤノン

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MP770の目詰まりを直したい -疾風怒濤編-

2005-08-18 08:34:33 | 雑感
新しいものを、買った方が早い…………


これまでの梗概。
目詰まりなるまでの経緯「接触編
お湯につけてみました -一日目-「発動編
お湯につけてみました -二日目-「青雲編


で、ようやくの印刷です。

■勇姿

相変わらず、詰め替え満載です。


■自動位置調整

プリンタヘッドを交換した際に出てくるメッセージです。
とりあえず、「基盤がいっちゃってる」ということはなかったようで、認識してくれました。
さっそく実行。


■初印字

初印字です。
……………………………ぐっ、嫌な予感。


■結果

かすれている……………。
それでも、シアンは全く出ていなかったので、青色が発色されるということは、ちょっとは改善されたということなんだろうけど…………。


■洗う


ヘッドクリーニングとヘッドリフレッシングを実行。
これで助かってくれると助かるのだが。


■ノズルチェックパターン

ノズルチェックパターンを印刷してみました。


■拡大

赤(マゼンタ)が出ない。


■希望

が、しつこくヘッドクリーニングとヘッドリフレッシング繰り返して印刷すると、ちょっと改善。
ただ全体的にかすれていて、実際の印刷には、役に立たないことは同じですけれども。
さて、どうしたものか。


で、続く。

MP770の目詰まりを直したい -青雲編-

2005-08-17 08:14:57 | 雑感
同じ作業を、もう一回


前々回までの経緯「接触編
前回までの経緯「発動編


会社から戻ってきまして、もう一度、お湯につけてみることにしました。

■つける前の、乾し上がった彼

汚れが、すっかり乾いています。
乾いて、自然と剥離してくれることを願っていたのですが、そうはうまくいきません。


■湯治(二日目)

また入湯。


■入湯直後

直ぐにずらして見ました。
けっこう黒いです。


■一時間経過したプリンタヘッド

おぉ、とれている!


■一時間経過した浴槽

黒い筋がはっきり残っています。
昨日も三回やったのに、まだまだ出るなぁ~。
これで計四回だが、まだ足りないのじゃないだろうか? という不安が残るものの…………。


■また、乾す

とにかく、早く成果が知りたいので、乾かすことに。


■12時間後

翌朝です。
最初よりは、かなり綺麗になったなぁ。さて外見通り、中も開通していると助かるのだが…………。


で、また続く。

MP770の目詰まりを直したい -発動編-

2005-08-15 08:22:30 | 雑感
道は遠い………


前回までの粗筋は、接触編をご覧下さい。


まぁ、CANONの純正品を使うと、ちゃんと動くんだけどね。
それだと、「こいつだと、カラー印刷もめちゃ安ですよ」と、会社を騙して買った意味がなくなってしまう。
と言うか、そんなの経費で落ちやしない。

イコール自腹。


てなわけで、どうにか、詰め替えでも、また元気に動くようになってもらいたい!
で、見つけたのが、やはり2ch。
ヘッドの目詰まり直してもた!

これを参考にして、お湯ポチャを実践してみることにしました。

■お湯につかる前のプリンタヘッド(最初から装備されていた、かなり使い倒したもの)

「ヘッドの目詰まり直してもた!」では、注射器を使って云々ということが書いてあったが、こいつでは無理なような気がする。


■プリンタヘッドの裏側

画像が小さくて分かりづらいですが、かなり汚れています。
で、この緑色をした基盤にお湯がかかると、当然、アウトになるそうです。
が、そこからケーブルらしきものがプリンタヘッドのインク噴射口に伸びているような…………。そこは濡れても関係ないのだろうか? と思いつつも、そこがお湯がつからなければ、洗えないので仕方なし。


■たらいを準備

普段は靴とか洗っているたらいです。
そこに、「ちょっと熱いけど、触れられないこともない」程度のお湯(ダチョウ倶楽部の熱湯風呂くらいの温度)を一センチほど満たしてみました。


■プリンタヘッド入湯

黒々と、流れ出してきました。
このまま一時間放置。


■放置プレイ一時間経過

一時間して、ちょっとずらしてみました。個人的には、もっと水が濁るものとばかり思っていました。
こんなもんなのでしょうか?

で、それからお湯を交換を二回。
その交換の間に、プリンタヘッドを床に落としてしまうというアクシデントが一回。
そして、就寝。


■翌朝

まぁまぁ水が濁っています。


■塊

けっこう大きな塊もあります。
「出てきた」というよりは、お湯が冷めて「固まった」という感じの大きさ。


■湯上りのプリンタヘッド

おぉ、きれいだ……………と思ったら、あら? 汚れがこびりついている…………。
うーむ。

どうやら、もう一回はお湯にひたさないと駄目なようです。
しかし、もう時間がない。(お盆など関係なく、出勤しなくていけない)

■乾す

というわけで、とりあえず、乾してみました。


続く。

MP770の目詰まりを直したい -接触編-

2005-08-14 09:13:40 | 雑感
機械自体は、高くないのに……………


新しい会社に移って直ぐに、「これは便利です」と機械関係に疎い人間たちをだまして、Canon MP770を経費で買ってもらいました。

これです。
Canon PIXUS MP770

キヤノン

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フィルムスキャンが鬼のように遅いですが、それ以外の機能は、特に不満もなく使えるオールマイティーな複合機だと思います。(僕はフィルムスキャンは使わないし)


が、全ての印刷機に言えることなのでしょうが、インクが高い。五色全部そろえると、余裕で五千円が飛んでしまう。
「そんなにCANONに金を払ってられるか!」ということで(かつてCANONに派遣されていて、大して働きもせず禄を食んでいたことは、内緒)、買ったのがSANWAのつめかえ用インク。
SANWA SUPPLY INK-7SET30S つめかえインク

サンワサプライ

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SANWA SUPPLY INK-7BK30S つめかえインク

サンワサプライ

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SANWA SUPPLY INK-3BK30S つめかえインク

サンワサプライ

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で、まずまず快適に使っていました。
ヘビーユーザーからすると、詰め替えインクは発色が違うのでしょうが、素人の僕からすると、気になるようなことはありませんでした。
そんなわけで、大容量の詰め替えインクも購入し、バンバン印刷していました。(大容量の方は、詰め替え用のキットが入ってませんので、お気をつけ下さい)
SANWA SUPPLY INK-7SET60 つめかえインク

サンワサプライ

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SANWA SUPPLY INK-7BK60 つめかえインク

サンワサプライ

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SANWA SUPPLY INK-3BK120 つめかえインク

サンワサプライ

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で、MP770を買って三ヶ月。L判の写真を六百枚以上、A4用紙を千枚弱印刷したと思われます。


酷使しすぎたのでしょうか? そこから、彼の機嫌が悪くなり始めました。
シアンがまったく出なくなったのです。
もちろん、クリーニングやヘッドリフレッシングを幾度も試してみたのですが、無駄にインクが減っていくだけ。

どうやら、完璧な目詰まりのようです。


やはり、詰め替えインクは駄目なのかな~。

そんなわけで、Amazonでは売っていないようだったので、他からプリンタヘッド「QY6-0049-000」を購入。(修理に出すということも考えたのですが、時間が惜しかったので、自腹で買いました)


で、付け替えたら、直った! …………………と思ったのも、束の間、また直ぐに同じ症状が出始めました。

うーむ。


いろいろと調べていくと、「カートリッジ内のスポンジ(?)も、使いすぎると劣化し、目詰まりの原因になる」とのこと。
SANWAの説明書にも、詰め替えは三~四回と書いてあります。

もうカートリッジ自体が限界に達しているのだろうと、また自腹で純正品のインクを買って印刷してみました。
すると、見事に復帰。

なぁーんだ、ちょろい、ちょろい。
と、また純正品のインクが無くなると、そこに詰め替えインクを流し込みました……………また印字が出来ない。

うーむ。


まぁとりあえず、白黒プリンターとして使うか…………。
今度は、猛烈な勢いでグレースケール印刷を実行していると、今度は、黒色まで印字がかすれる用になります。

どうやら、限界が来たようです。


その後も、誤魔化し誤魔化し使ってきたのですが、古いプリンタヘッドの最終的な状態は、シアンとマゼンタ系統は全滅。
ブラックは、その時の気分次第。たとえ印刷が正常にできても、数枚後にはまた機嫌を悪くする、といった状況。

ノズルチェックパターンを印刷すると、正常だとこんな感じになります。


が、現在、7Cと7Mは、まったく印字されない。


どうにか金をかけないで、直したいものだ……………で、次回に続く。

萌えるJAPAN 2005

2005-08-06 09:21:44 | 雑感
アツがナツいぜ!!


仕事が忙しくてなかなか本を読んでいる暇もなければ、感想を書く気力もない。

そんな中、
「おまえも勉強しろ」
と渡された資料。


萌え?


中は、こんな感じ。


うーむ。
読んでいる姿を見られるのは、少々恥ずかしい冊子だな………。



こんなのが、中央官庁から発行されているんだなぁ。

そして、うちのような、ちっちゃな会社に配られているわけだ。

きっと、ハゲ(またはズラ)社長たちが、熱心な顔で、「フムフム」と会社が終わった後も読んでいるわけだ。

スバラシすぎるぅ

一番のお客さん

2005-07-20 09:13:03 | 雑感
優秀なヤツだよ………


基本的には、何かを読んだり、見たりした感想を書こうと思っていはいるのですが、最近は忙しくて、そんな暇がない…………。
でも、アクセスカウントを見ると、更新がなくても、誰かは見てくれているようです。

こんなページでも、毎日、人が訪れてくれているのは、ありがたいことです。


で、時折、ドーンと閲覧数が多いことがある。
「アクセスカウントも、あんまり気にして仕方ないなぁ」と思ってはいるのですが(負け惜しみ)、それでも、訪問者が多いと、ちょっと嬉しかったりします(小確幸)。

昨日も、けっこう来てくれておりました。
「全然更新してないのに、なにが引っかかったのだろう?」とアクセス解析を眺めていますと、訪問者の使用ブラウザ一位は「Googlebot」。

固有名詞が多いブログだからなぁ。
「Googlebot」にしてみると、拾いがいのあるサイトなんだろうなぁ…………。

アマゾンでもっとも売られている作家は誰?

2005-03-14 10:46:38 | 雑感
ありがちな企画


書店に行くと、中谷彰宏の本をよく見かけます。「面接の達人」シリーズを書いている人だということは知っていましたが、どうやら、その枠だけには収まらないようです。

そんなわけで、アマゾンで著者「中谷彰宏」で検索をかけてみました。出るわ出るわの667件。
スゲェーな。これを越える作家は、いるのか? と疑問に思いまして、他の作家でも調べてみました(2005/3/14)。

で、結果。

作者名件数
中谷彰宏667件|||||||||||||
夏目漱石303件||||||
芥川竜之介7件
太宰治166件|||
志賀直哉78件|
遠藤周作385件|||||||
大江健三郎175件|||
赤川次郎1010件||||||||||||||||||||
村上春樹249件||||
村上龍254件|||||
吉本ばなな79件|
柳美里66件|
司馬遼太郎710件||||||||||||||
福井晴敏23件
石田衣良32件
松本清張572件|||||||||||
横溝正史212件||||
筒井康隆292件|||||
小川洋子52件|
高橋源一郎86件|
宮部みゆき149件||
団鬼六200件||||
池澤夏樹122件||
田辺聖子419件||||||||
鷺沢萠79件|
村山由佳45件
宮本輝163件|||
辻仁成93件|
石原慎太郎103件||
田中康夫98件|
宗田理160件|||
池波正太郎676件|||||||||||||
浅田次郎154件|||
安部譲二143件||
五木寛之438件||||||||
桐野夏生38件
吉川英治453件|||||||||
山崎豊子93件|
宮城谷昌光142件||
神林長平61件|
栗本薫477件|||||||||
北方謙三333件||||||
大沢在昌212件||||
海音寺潮五郎209件||||
柴田錬三郎289件|||||
陳舜臣570件|||||||||||
渡辺淳一369件|||||||
井上ひさし356件|||||||
藤沢周平221件||||
志茂田景樹486件|||||||||
京極夏彦69件|
花村萬月110件||
高村薫30件
重松清63件|
向田邦子83件|
林真理子231件||||
井上靖399件|||||||
開高健175件|||
小林信彦163件|||
椎名誠331件||||||
島田雅彦98件|
橋本治260件|||||
荒俣宏353件|||||||
江戸川乱歩361件|||||||
山田詠美114件||
内田康夫497件|||||||||
西村京太郎870件|||||||||||||||||
田中芳樹369件|||||||
富野由悠季291件|||||
宮崎駿134件||
押井守29件
池田大作412件||||||||
大川隆法204件||||
麻原彰晃3件
文鮮明29件
福永法源19件
ビン・ラディン0件
齋藤孝70件|
養老孟司180件|||
河合隼雄355件|||||||
香山リカ65件|
手塚治虫1892件|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
藤子不二雄1673件|||||||||||||||||||||||||||||||||
石ノ森章太郎754件|||||||||||||||
赤塚不二夫420件||||||||
鳥山明184件|||
秋本治279件|||||
さいとう・たかを1008件||||||||||||||||||||
江川達也226件||||
柳沢きみお439件||||||||
水島新司765件|||||||||||||||
高橋留美子426件||||||||
あだち充385件|||||||
井上雄彦101件||
中沢啓治96件|
水木しげる618件||||||||||||
横山光輝860件|||||||||||||||||
永井豪990件|||||||||||||||||||
遊人220件||||
本宮ひろ志598件|||||||||||
車田正美295件|||||
宮下あきら212件||||
森川ジョージ83件|
蛭田達也141件||
北条司241件||||
武論尊268件|||||
浦沢直樹250件|||||
小林よしのり230件||||
堀江貴文10件
堤義明2件
高橋がなり5件


| = 50件になります。
以下、感想。

小説家では、赤川次郎が1010件、司馬遼太郎が710件、池波正太郎が676件、西村京太郎が870件で、中谷彰宏に勝ってますね。(勝ったから、なに?)
富野由悠季が意外に買えるのが驚きです。
芥川が極端に少ないのは、なんでだろう? うまく検索に引っかからなかったのだと思われます。

志茂田景樹は、まだまだご健在の様子。

総じて歴史小説家の作品は、多く発売されているようです。あまり流行に左右されないからでしょうか?

宗教界では、麻原彰晃の本がまだ売っているということに、素直に驚きました。
ベストセラー作家の大川隆法先生も、池田大作先生には、まだダブルスコアで負けています。これからも健筆をふるって欲しいものです。

現在本を出しまくっている齋藤孝は70件。ほとんどの本が、2002年度以降に出版されてこの点数ですから、末恐ろしいものがあります。
「バカの壁」が大ヒットした養老孟司は180件。順当な感じがします。
文化庁長官をしている河合隼雄は355件。いつ寝ているのやら。

手塚先生、1892件。早死にするわけだ…………。
藤子不二雄は、AとFを足して、1673件だもんな。

話題の堀江貴文は、10件。あれだけテレビに出て、会社の仕事をして、さらには飲みにも行って………。本なんか書いていられるか? とも思うのですが、ほとんどインタビューをまとめたものなのかなぁ。


こんな感じになりました。
本当は、もう少し作家名を増やそうと思っていたのですが、目につくものを手当たり次第検索にかけているうちに、途中で飽きました。そんなわけで、ミステリー系やSF系の作家は、ほとんどおりません。
しかし、手塚治虫を越える点数を持った作家はいないのではないでしょうか?

在庫切れとかを、わざわざ件数から引いてはいないので、そこら辺は、ご勘弁を。